2018年11月20日
  • 完全個別指導塾&家庭教師派遣の東大螢雪会

数学(小池 淳 講師)

医学部合格のための科目別勉強法

医学部合格のためには、年に一度しか実施されない、非常に高い倍率の入試において、難易度の高い問題を攻略する必要があります。そのための日々の勉強法は、生徒様お一人お一人異なるものとはなりますがその指針をお示しいたします。

小池 淳 講師

最終学歴:東京大学医学部医学科中途退学
出身高校:神奈川県立湘南高校

「数学学習7ヶ条」

1.定義を叩き込む。

定義に戻って考える習慣は非常に効果的であり、理系科目では必須です。しかし、なぜか高校以前では全く徹底されていないようで残念です。

2.記号の意味について、自分の言葉で説明できるようになるまで慣れ親しむ。

 

3.定理や公式は自力で証明できるようにする。

ここには応用問題の考え方や解法が凝縮されています。証明には複数の方法があることも多く、とても良い勉強になります。

4.視覚化を考える。

これが数学なのです。目に見えない自然の法則を視覚化するのが数学の役目です。また、グラフや図を利用することで問題の意味が視覚化されて、すっきり、気持ちよく解けるようになります。

5.好きになる。

「好きこそものの上手なれ」を現代語に訳してみて下さい。「詠嘆」の意です。

6.自然さと自由さを尊ぶ。

数学は考えられている以上に自然で自由なものです。こう感じることができれば、自ずと上達するでしょう。

7.暗記に頼らない。

「わからないから暗記する」は絶対に禁物です。わからないまま丸暗記したものは必ず忘れます。常に新鮮な気持ちで問題に取り組みましょう。

数学は一度理解すれば案外簡単で、その後しばらくはスラスラと学習が進むものです。わからないときはそこで焦ってはいけません。立ち止まって考えるもよし、指導を仰ぐもよし、とにかくわかるための努力が必要です。

決して暗記に逃げてはいけないのです。
わからないまま丸暗記した基本事項は、応用問題に当たった際に、それを構成している要素として抽出・認識できないことになるので、更なる暗記が必要となり、学習が非常に危ういものになってしまいます。これは絶対に避けなければならない勉強法なのです。

 以上の7ヶ条を踏まえて、数学の学習を確実な「理解の積み重ね」として進めましょう。そして、医学部入試における頻出分野である、微分積分(極限を含む)、線形代数(行列、1次変換)、場合の数、確率に自信が持てるようになれば、必ず数学では合格点が取れるようになるでしょう。