2018年11月20日
  • 完全個別指導塾&家庭教師派遣の東大螢雪会

国語/センター試験対策(安藤 浩也 講師)

医学部合格のための科目別勉強法

医学部合格のためには、年に一度しか実施されない、非常に高い倍率の入試において、難易度の高い問題を攻略する必要があります。そのための日々の勉強法は、生徒様お一人お一人異なるものとはなりますがその指針をお示しいたします。

安藤 浩也 講師

最終学歴:早稲田大学教育学部卒
出身高校:宮城県立仙台第三高校

「センター攻略の王道」

現代文:評論

評論では常識が問われることになる。当然のことながら、現代の日本は「自由主義」社会であるので、その基準を尺にして読む。筆者の主張=主旨=要旨=論旨が理解できれば6割以上、語句問題までできれば8割以上、反対論まで理解できれば満点が可能となる。5,000字程の長文が出題されることが多いが、傍線部付近を読むだけで解答できる設問が多いのも特徴である。語句問題が苦手な場合には、「パピルス1467」(学研)等で対策すると良いであろう。過去問は直近10年分程度は演習したい。

現代文:小説

評論は完成した論理の一貫性があるが、小説は主人公の心情が変化しつつ「自我」の確立で完結する。ポイントは「他者」との出会いである。なぜなら、人間は他者の存在に影響される社会的生物だからである。それを読み解くことができれば高得点が可能となる。評論の場合、一貫性があるので本文中の複数箇所で主旨を見つけることができるが、小説の場合、最終段落が結論となる。過去問はできるだけ多く演習したい。

古文

問1・2の単語と文法に関する問題で4割前後の配点となる。この対策としては、単語なら「マドンナ古文単語230」(学研)や「土屋の古文単語222」(代々木ライブラリー)等で対策すると良いであろう。派生語や関連語がうまくまとまっており、短期間で仕上げるのに有効である。文法は「ステップアップノート30 古典文法基礎ドリル」(河合出版)等で学習すると良いであろう。また、読解については、問1・2で満点が取れる程度に達すれば、結果として安定的に得点できるようになる。

漢文

まずは句形の習得を優先すべきである。「新・漢文の基本ノート」(日栄社)等で学習すると良いであろう。参考書としては「漢文早覚え速答法」(学研)等が良い。また、漢字の意味をおさえることも重要である。さらに、漢文の常識を踏まえた読み方も重要となる。例えば、「皇帝」、「聖人」、「君子」の言動に注意して読み、漢文に登場する時代の価値観としての「道理(理)」を踏まえて読むと正解を得やすくなる。