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東京医科大学

2021年度 入試概要

一般選抜

募集人員79名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(60分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ
数学(60分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
2次試験小論文(60分・60点)
面接(40点)

共通テスト利用選抜

募集人員10名以内

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディング(100点満点)を150点満点に、リスニング(100点満点)を50点満点に換算して算出されます。
国語(200点)
「国語」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目選択
2次試験小論文(60分・60点)
面接(40点)

過年度入試結果

一般選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2011772,3942,037396781624812616.2
<1,567><1,310><284><96><13.7>
(827)(727)(112)(30)(24.2)
2012762,4352,095409761697014614.4
<1,550><1,317><267><102><12.9>
(885)(778)(142)(44)(17.7)
2013702,4032,149418761606814414.9
<1,524><1,351><263><93><14.5>
(879)(798)(155)(51)(15.7)
2014722,7002,438410781359116914.4
<1,715><1,544><303><135><11.4>
(985)(894)(107)(34)(26.3)
2015753,3552,926448781507815618.8
<2,144><1,868><287><104><18.0>
(1,211)(1,058)(161)(52)(20.4)
2016753,6293,240449761507915520.9
<2,313><2,040><312><110><18.6>
(1,316)(1,200)(137)(45)(26.7)
2017753,2992,841454751505613121.7
<2,029><1,695><274><82><20.7>
(1,270)(1,146)(180)(49)(23.4)
2018752,9352,614451751619617115.3
<1,811><1,596><303><141><11.3>
(1,124)(1,018)(148)(30)(33.9)
20193896678637934155981326.0
<614><498><244><84><5.9>
(352)(288)(135)(48)(6.0)
2020751,9161,57940897157711689.4
<1,219><986><270><111><8.9>
(697)(593)(138)(57)(10.4)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2011非公表非公表
2012非公表非公表
2013非公表非公表
2014非公表非公表
2015非公表非公表
2016365736131315523.236.823.28.48.4100.0
<25><42><26><8><9><110><22.7><38.2><23.6><7.3><8.2><100.0>
(11)(15)(10)(5)(4)(45)(24.4)(33.3)(22.2)(11.1)(8.9)(100.0)
2017非公表非公表
2018非公表非公表
201932641761313224.248.512.94.69.9100.0
<22><36><10><4><12><84><26.2><42.9><11.9><4.8><14.3><100.0>
(10)(28)(7)(2)(1)(48)(20.8)(58.3)(14.6)(4.2)(2.1)(100.0)
202056682561316833.340.514.93.67.7100.0
<37><46><13><4><11><111><33.3><41.4><11.7><3.6><9.9><100.0>
(19)(22)(12)(2)(2)(57)(33.3)(38.6)(21.1)(3.5)(3.5)(100.0)

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20111次非公表400 
2次非公表400 
20121次非公表400 
2次非公表400 
20131次非公表400 
2次非公表400 
20141次非公表400 
2次非公表400 
20151次非公表400 
2次非公表400 
20161次非公表400 
2次非公表400 
20171次非公表400 
2次非公表400 
20181次非公表400 
2次非公表400 
20191次非公表400 
2次非公表400 
20201次非公表400 
2次非公表500 

共通テスト利用選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2011209199071803844448211.1
<554><547><97><38><14.4>
(365)(360)(83)(44)(8.2)
2012208548501653547276213.7
<514><511><102><36><14.2>
(340)(339)(63)(26)(13.0)
2013209999901642161315219.0
<582><573><84><24><23.9>
(417)(417)(80)(28)(14.9)
2014201,0851,0771752066466616.3
<645><638><94><37><17.2>
(440)(439)(81)(29)(15.1)
2015159969901681573395418.3
<571><567><91><29><19.6>
(425)(423)(77)(25)(16.9)
2016159289151761556334819.1
<551><543><116><33><16.5>
(377)(372)(60)(15)(24.8)
2017158558461761560334817.6
<453><446><86><20><22.3>
(402)(400)(90)(28)(14.3)
2018159229171781555284321.3
<535><533><109><39><13.7>
(387)(384)(69)(4)(96.0)
201912347342141126676883.9
<209><206><83><52><4.0>
(138)(136)(58)(36)(3.8)
202014700697153336060937.5
<418><415><92><56><7.4>
(282)(282)(61)(37)(7.6)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2011非公表非公表
2012非公表非公表
2013非公表非公表
2014非公表非公表
2015非公表非公表
201692113234818.843.827.14.26.3100.0
<4><16><9><2><2><33><12.1><48.5><27.3><6.1><6.1><100.0>
(5)(5)(4)(0)(1)(15)(33.3)(33.3)(26.7)(0.0)(6.7)(100.0)
2017非公表非公表
2018非公表非公表
2019273913548830.744.314.85.74.6100.0
<15><20><10><4><3><52><28.9><38.5><19.2><7.7><5.8><100.0>
(12)(19)(3)(1)(1)(36)(33.3)(52.8)(8.3)(2.8)(2.8)(100.0)
2020363912159338.741.912.91.15.4100.0
<20><24><8><0><4><56><35.7><42.9><14.3><0.0><7.1><100.0>
(16)(15)(4)(1)(1)(37)(43.2)(40.5)(10.8)(2.7)(2.7)(100.0)

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20111次非公表950 
2次非公表950 
20121次非公表950 
2次非公表950 
20131次80395084.53% 
2次非公表950 
20141次非公表950 
2次非公表950 
20151次非公表950 
2次非公表950 
20161次非公表950 
2次非公表950 
20171次非公表950 
2次非公表950 
20181次非公表950 
2次非公表950 
20191次非公表950 
2次非公表950 
20201次非公表950 
2次非公表1,050 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1発音アクセント
2文法・語彙空所補充
3文法・語彙語句整序
4読解空所補充、同意表現
5読解内容真偽、テーマ
2019年度
大問番号項目内容
1発音アクセント
2文法・語彙空所補充
3文法・語彙語句整序
4読解空所補充、同意表現、内容真偽
5読解内容真偽
2018年度
大問番号項目内容
1発音アクセント
2文法・語彙空所補充
3文法・語彙語句整序
4読解空所補充、同意表現、内容真偽
5読解内容真偽
2017年度
大問番号項目内容
1発音アクセント
2文法・語彙空所補充
3文法・語彙語句整序
4読解空所補充、同意表現、内容真偽
5読解内容真偽
2016年度
大問番号項目内容
1発音発音
2文法・語彙空所補充
3文法・語彙語句整序
4読解空所補充、同意表現、内容真偽
5読解内容真偽

B 傾向

2019年度まで全問マーク式だったが、2020年度には最後の大問に記述式の小問が1題加わった。ただ全体として、大問の構成はここ数年ほぼ変わっていない。大問1は発音問題またはアクセント問題である。以前は1年ごとにアクセント・発音が交互に出題されていたが、近年は2017年度からアクセントの問題が続いている。大問2は文中の空所語句補充で、文法・語法・イディオム・特殊構文・語彙が問われている。大問3は整序英作文で、空所は6箇所、マーク箇所は2つである。大問4は長文問題で、空所語句補充問題が中心に出題されているが、その他の小問も加わっている。大問5は長文問題で、内容一致が問われる。20~30前後の選択肢のなかから5~8個の正解選択肢を選ぶ。さらに、2020年度には、文章の要点を20字以内で3つ挙げるという記述式の問題が加わった。

近年の長文の内容は、医系・科学系が多いが、過去には文化的・社会的内容のものも出題されている。大問4の長文が短く、大問5がかなり長い場合が多かったが、近年はいずれも、700~900語程度となっている。

C 対策

試験時間60分に対して、マーク箇所総数は50前後であり、記述式問題も加わったので、時間的に決して楽ではない。大問1~3をできるだけ短い時間で処理し、大問4、5に時間とエネルギーを最大限残しておくことが重要である。

大問1の発音・アクセントは標準レベルなので、典型問題演習をこなせば対応は十分可能である。大問2の空所補充、大問3の整序英作文も標準レベルである。

大問4は、いかにスムーズに解けるかがポイントとなる。後に大問5の大容量問題が控えているのでここで詰まるとかなり焦ることになる。空所語句補充問題(共通選択肢)等、設問別の解法を習得し演習を重ねておこう。

大問5は、選択肢が30個以上ある場合もあり、選択肢だけで本文なみの分量がある。読むだけでもエネルギーを使うので、要領よくこなさなければならない。各選択肢は、解答の各根拠部分が本文の流れに一致するように並べられている。そのため、前から少しずつ読んでは解くという作業を順次繰り返すとよい。

2 数学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)3乗根と整数
(2)三角関数の合成と最大値
(3)3乗根を含む不等式、区分求積法の利用
(4)3乗根を含む不等式、区分求積法の利用
2定積分と体積曲線の接線、回転体の体積
3定積分と関数定積分と関数、逆関数の導関数、第二次導関数の値
4確率条件付き確率
2019年度
大問番号項目内容
1小問2問(1)複素数、極形式、三角関数
(2)多項式と除法
2小問3問(1)素数
(2)素因数分解、数列と和
(3)循環小数
3微分法と極限曲線の決定、法線、微分係数、関数の値
4関数と証明関数の合成に関する証明
2018年度
大問番号項目内容
1ベクトル平面ベクトル、内積
2小問2問(1)5次関数の極値
(2)関数の微分係数
3数列と極限三角関数と数列、漸化式、無限級数の和
4微・積分法3次関数、面積、逆関数の性質、回転体の体積
5式と曲線極座標の応用、三葉線のグラフ
2017年度
大問番号項目内容
1小問2問(1)放物線と直線(角の二等分)
(2)\(x\)軸と2点で接する4次曲線
2小問2問関数の極限、定積分で表された関数の微分係数
3微・積分法放物線の接線と座標軸が作る三角形の面積の最小値
4微・積分法無理関数と分数関数のグラフの共有点、それらと 軸とが囲む図形の面積
5図形と方程式絶対値を含む不等式の表す領域の図示

2016年度
大問番号項目内容
1小問2問(1)極限
(2)2次方程式
2小問2問(1)ベクトルと2次関数
(2)放物線と円
3微分法絶対値で表された関数と微分可能性
4積分法面積、回転体の体積

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲで、数Bは数列とベクトルである。2016年度までは大問4題であったが、2017年度から記述問題が加わった。2017年度では \(|\,x\,|+|\,y\,|+|\,x+y\,|\text{≦}\,2\) の表す六角形を、2018年度では \(\left(x^{2}+y^{2}\right)^{2}=x^{3}-3xy^{2}\)、つまり極方程式で\(r=\cos⁡3\theta\) によって表されるいわゆる「三葉線」を図示させるものであった。また、2019年度では、関数の合成が満たす関係式の証明が出題された。数学Ⅲの微分・積分は毎年出題されている。また、数列、極限、ベクトルからの出題が多い。2019年度は問題が4問に減少した。いずれも問題文が長くなり、解答も増えている。

はじめの3問はマークシート式である。これだけでも試験時間内に解くのは厳しい。難易度の高くない基本レベルの問題もあるが、計算スピードがポイントとなる問題だったり、標準レベルまたはそれ以上の問題だったりする。2017年度以降、難化傾向にある。また、2019年度の大問2が、素数、素因数分解、循環小数に関する内容で特徴的であった。2020年度は全問マークシート式に回帰した。頻出ではない内容も見られるが、決して難しくないレベルである。

C 対策

まずは、標準的な入試問題を反復学習しよう。マークシート式出題がメインなので、速く正解を得ることを念頭に置いて問題に当たらなければならない。ただし、図示させる問題も出されることもあるので、そういった問題もやっておくべきである。河合出版「チョイス新標準問題集」、正高社「タイプわけによる理系の数学ⅠAⅡB」、学研「数学ⅠAⅡB問題総演習」などを利用して、徹底的にスピード練習を行うとよい。

1つの大問にかけられる時間は約15分である。本番に備えて、迅速に問題の難易度を判断して、解けそうな順に片づけるようにすることが重要である。また、効率的に計算できるようグラフや図を有効に活用しよう。計算スピードも求められる。空所の数が増加していて、問題の設問内容も豊富になってきている。確実に学力をつける必要がある。

河合出版「ハイレベル理系数学」、Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」なども活用してブラッシュアップするとよい。

面倒な問題は後回しにして、解けそうな問題から始めるようにして、まず合格ラインをクリアするという心構えを堅持すべきである。グラフや図をフルに活用し、余り論理的になることなく問題に当たるようにする。

3 物理

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1力学円から円を切り抜いた物体の重心
2力学台車上の斜面を滑る物体の運動、運動量保存
3力学浮力と浮力による単振動
4電磁気コンデンサーの電荷・電圧
5電磁気並列接続のRLC交流回路
6電磁気ホール効果と電流のキャリア
7波動回折格子
8熱力学定積変化と定圧変化による熱サイクル
9原子X線の発生装置
2019年度
大問番号項目内容
1力学衝突による運動量保存、単振動
2力学潜水艦に関する浮力と終端速度
3力学はねながら階段をおりていく物体
4電磁気平面内で電荷がつくる電場と電位
5電磁気非オーム抵抗をふくむ直流回路
6波動光波によるヤングの実験
7熱力学2つの気体の混合、状態変化、内部エネルギー保存
8原子光電効果、限界振動数・阻止電圧
2018年度
大問番号項目内容
1力学単振り子の衝突・運動量保存
2電磁気自己誘導・相互誘導
3波動光の屈折
4熱力学気体の状態変化
5原子原子崩壊と半減期・年代測定
2017年度
大問番号項目内容
1力学円盤上の重りのつり合い
2力学斜面上で投射された物体の運動
3熱力学熱気球
4電磁気つるされた2個の点電荷の間にはたらく力
5電磁気コンデンサーと誘電体の挿入
6熱力学ピストンによる断熱変化
7波動ニュートンリング
8原子ウランの核分裂と核エネルギー
2016年度
大問番号項目内容
1力学折れ曲がった金属棒の重心
2力学2物体の衝突
3力学あらい斜面を滑る物体の運動
4電磁気点電荷による電解・電位
5電磁気平行導線上を滑る導体棒
6電磁気RLC直列回路
7熱力学理想気体の状態変化、熱効率
8波動ヤングの実験
9原子水素原子モデルにおいて放出される光子の波長

B 傾向

出題範囲は、「物理基礎・物理」。全範囲から出題されるが、「力学」と「電磁気」のウェイトが高い。全問マーク方式である。大問は8~9問と多く、ほとんどが数値計算である。選択肢では数値が小さい順に並んでいるかというとばらばらになっていることもあり、探すときに要注意である。物理定数や三角関数表が最終ページにあり、問題中には必要な定数などが全く記されていない。過去問で練習しておかないと戸惑うことになる。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1から大問3は「力学」で、重心、台車上を運動する小物体の運動量保存、浮力による単振動である。大問4から大問6は「電磁気」。コンデンサーやLRC交流回路、ホール効果である。大問7は「波動」で回折格子。大問8は「熱力学」。熱サイクルの問題。大問9は「原子」X線発生装置。どの問題も非常に典型的で、特に目新しさはない。

C 対策

計算は多いので、それなりの対策が必要となる。例えば、定数表にg=9.80665となっているが、その値を律儀に代入しないこと。3桁程度に丸めて使うとよい。また、文字式の計算ではなくすべて数値計算なので、東京医科大学の過去問で練習するとよいであろう。短時間で正しい答えを1度目の計算で出すことを心がけよう。指数の計算は特に間違いやすいうえに、指数部分だけを変えた選択肢が用意されているので要注意である。また、傾向の欄にも書いたが、選択肢が数値の順に並んでいるとは限らない。最も近い値を探すのに時間がかかり、2番目に近いものを選んでしまうような事故が起こりかねない。正解が出ているのに選択ミスというのは、心が折れる。

内容に対する対策としては一般的な受験対策でよいであろう。教科書の内容をしっかり身につけることで十分対応できる。「セミナー物理」や「物理の良問問題集」のような問題数が多い問題集をしっかりとやりきるような勉強がよいであろう。

4 化学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1理論・有機正誤問題(糖類、反応速度と平衡、エステル化の反応速度、酸の希釈、緩衝溶液、溶液)
2理論・無機電池の起電力、水溶液の電気分解、合金
3理論混合気体の圧力、燃焼熱、蒸気圧曲線
4有機有機化合物の構造決定
2019年度
大問番号項目内容
1理論・有機正誤問題(原子半径とイオン半径、酸化還元反応、気体の法則、合成高分子化合物、糖類)
2理論中和熱と溶解熱、沸点上昇、凝固点降下、水溶液のpH
3無機・理論塩素の実験室的製法、化学反応の量的関係
4有機分子式C5H12Oのアルコールとエーテルの構造決定
2018年度
大問番号項目内容
1総合正誤問題
2理論炭酸バリウムを用いた定量計算(中和滴定、溶解度)
3理論・無機CuとMgを用いた定量計算
4有機芳香族化合物の構造決定、高分子化合物
2017年度
大問番号項目内容
1総合正誤問題
2無機イオンの色と電気泳動
3理論N2O4とNO2の平衡
4理論気体の反応
5理論・有機芳香族化合物の分離実験
2016年度
大問番号項目内容
1総合正誤問題
2理論中和滴定
3無機気体の製法と性質
4有機・理論二重結合の開裂反応
5理論浸透・浸透圧

B 傾向

全問マークシート式で問題数は25~30問程度。試験時間1科目当たり60分に対して問題量がやや多く、素早く文章を読み、状況を判断する力が問われる。物質・イオンの性質や反応に関する知識問題や考察問題、分子量、異性体数、収率、熱量、pH、などの計算問題と扱う内容は幅広い。実験考察問題の比重が増し、今まで以上に読解力が求められるようになっている。2016年度以降は計算が非常に煩雑になり、試験時間の多くを四則演算に消費することになるが、解答の数値は選択式のため、目的の数値を求める過程で答が判断できる場合がある。計算処理の仕方次第で時間短縮を狙うことが可能である。今後も、計算が煩雑な問題が出題されるようになるかもしれないので注意が必要である。

2020年度は大問1が例年通り正誤問題であったが、選択肢の吟味に時間がかかるような設問はなく例年より平易であった。大問2は前半が電極電位の差から電極となる金属を決定する問題であったが水素標準電極に関して知識があれば少し解答に時間はかかるかもしれないが完答できただろう。後半の電気分解の問題は解きやすい出題であった。大問3は混合気体の問題であったが、慎重に計算を進めていけば完答が目指せる問題であった。大問4は有機化合物の構造決定の問題であるが途中の計算がかなり煩雑であるので解答に時間がかかる問題であった。

C 対策

大問1に時間を使い過ぎると後が苦しくなる。大問1は解答時間8~12分を目標にし、5問中3問以上の正解を目指そう。また、計算して正誤を判断する選択肢のみで構成されている問題は、最終問題まで解き終わって時間が余っていたら取り組むようにする。問題文が長い問題は、余白にメモを取るか、図などを描いて情報を整理しながら読み進め、また、文中の数値は単位も含めて鉛筆で囲って目立つようにして、試験中に何回も問題文を読み返して時間を失うことのないようにしよう。「化学の新研究」のような情報量の多い参考書を読み、「化学の新演習」を使ってさまざまなタイプの問題を経験し、読解力・理解力を鍛えておくように。出題傾向が似ているため、獨協医科大学の過去問も合わせて演習するとよい。

5 生物

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1総合被子植物の配偶子形成、カエルの胚葉分化、バイオテクノロジー、進化、生態系の物質収支、尿(計算)
2代謝、細胞と分子、進化、体内環境タンパク質の機能、エネルギー効率(計算)、好気呼吸、酸素ヘモグロビン
3生物群集と生態系、進化個体群の相互作用、密度効果、遺伝子頻度(計算)、適応進化
4生殖と発生有性生殖、ヒトの配偶子形成(計算)
2019年度
大問番号項目内容
1総合酵素、生体防御、細胞の構造、膜透過性、個体群、菌類、種間競争
2遺伝情報・細胞転写調節、膜タンパク質、酵素
3動物の反応刺激の伝導(計算)、伝達、筋収縮の仕組み、アメフラシの引っ込め反射
4植物の環境応答・遺伝花芽形成、ABCモデル
2018年度
大問番号項目内容
1総合細胞小器官、特定外来生物、異化、ホルモン、実験、細胞骨格、生得的行動
2体内環境心臓の構造、拍出量、拍動のグラフ(計算)、酸素ヘモグロビン
3細胞・体内環境コレステロール代謝(考察)、遺伝の問題
4遺伝情報・進化遺伝暗号表、分子系統樹
2017年度
大問番号項目内容
1総合ホルモン、循環系、植物ホルモン、ニッチ、生態系の攪乱
2代謝、細胞好気呼吸、筋肉の解糖系での調節、輸送体
3遺伝情報遺伝子発現に関わるタンパク質の構造、複製、PCR法、DNAと調節タンパク質の結合強度に関する実験
4有性生殖、動物の反応、発生色覚異常の家系図、眼の構造、器官形成、減数分裂
2016年度
大問番号項目内容
1総合種間相互作用、生得的行動、細胞小器官、膜電位変化、染色体突然変異
2体内環境循環系、酸素解離曲線
3代謝酵素反応、タンパク質の性質、呼吸
4遺伝情報逆位、乗換え、完全連鎖

B 傾向

マークシート式。2020年度も大問4問構成であった。マーク数33問で分量的にも例年通りだった。大問1も例年通り総合問題で、幅広い分野からの小問集合の形であった。選択肢の選び方は2019年度と同様に大問1では「選択肢のうち一つ間違っているものを選ぶ」か、「全部あっている」かを選択させ、他の大問では「すべて選べ」「正答(間違い)を三つ選べ」など選択肢の選び方が多岐に渡っており、限られた時間の中でどれだけ正確に指示通りの解答できるかを問う問題構成になっていた。大問2~4については一つのテーマの中で分野横断型の設問が2020年度も見られた。難易度は知識問題、計算問題については高くはないものの、確実な知識をつけていないと正誤を見誤る問題である。実験考察問題は毎年どの問題集にも載っていない独自な問題が多いが、2020年度も大問2の代謝とヘムタンパク質、鉄イオンを絡めた問題など、見慣れない問題が出題された。標準的な問題も多いので、「解ける問題を冷静に見極めて正確に解く」ことが重要である。

出題内容は、教科書全般にわたっており、大問中一問は進化系統や生態系など医学とは関係のない分野が出題されている。2020年度は両方出題された。

C 対策

2020年度も分野がまたがった問題が多かったのだが、個々の設問は分野ごとに正確な知識や練習をしていれば十分に得点できる問題である。出題されている問題は基本的な内容のものも多く、それらを落とすと致命的になるため、教科書をまずは隅から隅まで正確に理解して、不明なところ、拡張的なところは図説で補っていく必要がある。一方、解答するのに、若干時間がかかる問題も散見される。そのような問題の出来不出来が合否を分けるので、是非問題集や模試の問題を解くときも「なぜこの選択肢は正解ではないのか」と一つ一つ間違いを指摘できるようにして、知識の幅を広げておこう。

また、2020年度の大問2のようにハイレベルな問題も多いので、レベルに応じた演習を難関国立医学部の過去問や、難関私立医学部の問題を用いて練習しておく必要がある。複雑な考察が少なくとも大問で一問でもあるとすると、時間配分も気をつけて行かねばならない。過去問題集を用いて、毎回時間をはかり、取捨選択の訓練、基本問題を迅速かつ正確に解く訓練をしておくとよいだろう。昔の問題の方が手ごたえのある問題があるので、第一志望の受験生は過去から遡って全て解くと効果的である。

小論文・面接

1 小論文

  • 例年、課題文を読み、自分の考えを述べる問題が出題されています。
  • 制限時間は60分、字数は400~600字です。

過去の課題文の出典例

  • 村上和雄「人生の暗号」
  • The Institutional Review Board Member Handbook
  • 多田富雄「寡黙なる巨人」
  • 無人島に隔離され、完治した後もその島に住み続けている元ハンセン病患者の詩
  • 竹田青嗣「哲学ってなんだ ― 自分と社会を知る」
  • 芥川龍之介「少年」
  • 小川洋子「物語の役割」

2 面接

面接の形態個人面接(面接官2人に対し受験生1人)
面接時間5~10分
質問例東京医科大学を志望する理由
医師を志望する理由
自己PR(1分間)
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
理想の医師像
医師に必要な資質とは
併願校や昨年度の受験校について
入学後にしたいこと
浪人して得たもの
多浪した原因は何だと思うか

学納金等

学納金

6年間計29,400,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金1,000,000円 
授業料2,500,000円2,500,000円
実習費400,000円400,000円
施設設備費1,000,000円1,000,000円
教育充実費2,500,000円500,000円
合計7,400,000円4,400,000円

諸会費等

6年間計433,800円
項目初年度次年度以降(毎年度)
同窓会賛助費100,000円 
学友会入会金20,000円 
学友会会費16,000円16,000円
父母会会費35,000円35,000円
学生教育研究災害傷害保険料4,800円 
医学生教育研究賠償責任保険料3,000円 
合計178,800円51,000円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)12712311795.1%12011611498.3%77342.9%
第114回(2020年3月16日発表)12412211594.3%11311210997.3%1110660.0%
第113回(2019年3月18日発表)13412711792.1%12912311492.7%54375.0%
第112回(2018年3月19日発表)12511010696.4%11910410197.1%66483.3%
第111回(2017年3月17日発表)13112411794.4%12912211695.1%22150.0%
第110回(2016年3月18日発表)14513413298.5%13812712699.2%77685.7%