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埼玉医科大学

2022年度 入試概要

一般選抜(前期)

募集人員60名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(70分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(50分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(90分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(和文・英文)(60分・段階評価)
※小論文の評価は1次試験ではなく、2次試験の際に使用されます。
2次試験面接(面接前に20分間の面接票の記入があります)

一般選抜(後期)

募集人員19名(臨時定員増1名申請予定)

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(70分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(50分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(90分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(和文・英文)(60分・段階評価)
※小論文の評価は1次試験ではなく、2次試験の際に使用されます。
2次試験面接(面接前に20分間の面接票の記入があります)

大学入学共通テスト利用選抜

募集人員10名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点満点を150点満点に換算)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングとリスニングの配点比率を3 : 1にして換算されます。
国語(200点満点を100点満点に換算)
「国語」
数学(200点満点を100点満点に換算)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
2次試験小論文(和文、段階評価)
面接(面接の前に面接票の記入(20分)があります)

過年度入試結果

一般選抜(前期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021652,2531,934非公表78非公表6714513.3
<1,380><1,169><40><36><76><15.4>
(873)(765)(38)(31)<69>(11.1)
2020521,9741,873非公表64非公表6512914.5
<1,207><1,129><39><39><78><14.5>
(767)(744)(25)(26)(51)(14.6)
2019521,5801,48435961非公表6112212.2
<950><875><30><32><62><14.1>
(630)(609)(31)(29)(60)(10.2)
2018622,0801,95136672非公表非公表非公表27.1
2017632,2082,08237568非公表非公表非公表30.6

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次23840059.50% 
2次非公表400 
20201次32050064.00% 
2次非公表500 
20191次28650057.20% 
2次非公表500 
20181次30650061.20% 
2次非公表500 
20171次30050060.00% 
2次非公表500 

一般選抜(後期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A
1次試験合格者数2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021201,6761,378非公表26非公表73341.8
<975><802><14><5><19><42.2>
(701)(576)(12)(2)(14)(41.1)
2020362,2591,914非公表51非公表207127.0
<1,325><1,097><28><13><41><26.8>
(934)(817)(23)(7)(30)(27.2)
2019362,4612,14732346非公表176334.1
<1,469><1,244><22><8><30><41.5>
(992)(903)(24)(9)(33)(27.4)
2018432,5532,12836546非公表非公表非公表46.3
2017452,5552,04135949非公表非公表非公表41.7

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
 
20211次23740059.25% 
2次非公表400 
20201次31550063.00% 
2次非公表500 
20191次28250056.40% 
2次非公表500 
20181次28250056.40% 
2次非公表500 
20171次27350054.60% 
2次非公表500 

大学入学共通テスト利用選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数A1次試験合格者数2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数②
20215349346非公表5非公表61131.5
<198><195><3><4><7><27.9>
(151)(151)(2)(2)(4)(37.8)
202010847839非公表11非公表41555.9
<476><472><2><1><3><157.3>
(371)(367)(9)(3)(12)(30.6)
2019
(前期)
1084183119010非公表81846.2
<502><493><3><5><8><61.6>
(339)(338)(7)(3)(10)(33.8)
2019
(後期)
23535212非公表248.8
<24><24><2><0><2><12.0>
(11)(11)(0)(2)(2)(5.5)
2018
(前期)
1087086518710非公表非公表非公表86.5
2018
(後期)
22929153非公表非公表非公表9.7
20171049748814410非公表非公表非公表48.8

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019(前期)非公表非公表
2019(後期)非公表非公表
2018(前期)非公表非公表
2018(後期)非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次44055080.00% 
2次非公表550 
20201次44255080.36% 
2次非公表550 
2019(前期)1次44955081.64% 
2次非公表550 
2019(後期)1次53465082.15% 
2次非公表650 
2018(前期)1次44855081.45% 
2次非公表550 
2018(後期)1次53265081.85% 
2次非公表650 
20171次44155080.18% 
2次非公表550 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充、語句整序
2読解、会話文同意表現、空所補充、内容真偽、内容説明、テーマ
3読解空所補充、同意表現、内容真偽
4読解空所補充
5読解空所補充、同意表現、内容真偽
6読解指示語、空所補充、内容真偽
2019年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充、2文の共通語補充、語句整序
2読解、会話文内容真偽、指示語、空所補充、内容説明
3読解空所補充、同意表現、内容真偽
4読解空所補充
5読解空所補充、内容説明、内容真偽
6読解内容真偽、空所補充、内容説明、指示語
2018年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充、語句整序、語の定義
2会話文内容説明、内容真偽、欠文挿入箇所
3読解空所補充、同意表現、内容説明
4読解主題、内容説明、空所補充、欠文挿入箇所
5読解内容説明、空所補充、同意表現、内容真偽
6読解空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽
7読解内容真偽、空所補充、内容説明
2017年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2会話文内容説明
3読解空所補充、内容説明、内容真偽
4読解空所補充、テーマ、内容真偽、内容説明
5読解内容真偽、空所補充
6読解空所補充、語句整序、内容真偽
7読解内容真偽、空所補充、同意表現、内容説明
2016年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2会話文空所補充、内容説明、内容真偽
3読解欠文補充
4読解内容真偽、内容説明
5読解空所補充、内容説明、内容真偽
6読解内容説明、空所補充、内容真偽
7読解同一用法、内容説明、空所補充、内容真偽
8読解空所補充、同意表現、内容真偽

B 傾向

全問マーク式である。例年、文章の数が多く、テーマも多岐にわたり、事実の説明や随筆調のものも多い。図表・グラフが付されたり、メールやチラシ・告知、ディベートの形式になっていたりするものもある。近年、医系・科学系の文章が増えている。大問数は変動があるが、大問の構成はほぼ一定である。マーク箇所総数は変動があるが、45~55程度である。2021年度には、試験時間が80分から70分に変更されるため、問題構成にも多少の変更が予想される。

2019年度と2020年度は、ほぼ同じ大問の構成だった。大問1の前半は文中の空所に語句を補充する問題で、イディオム・語彙が問われている。後半は語句を並びかえ文を完成する問題である。大問2は会話問題で、2019年度・2020年度は、文章と文章に関連する会話の組み合わせという形式だった。大問3以降は、長短様々な文章に関する問題となっている。おおむね、あとの大問になるほど語数が多く、最後の大問は1,000語以上の場合もある。総じて、試験時間に対して分量が多い。

C 対策

試験時間内で与えられた分量をいかに多くこなせるかが勝負となる。時間がどうしても不足する場合は、短めの文章でかつ設問数が少ないものをいったん飛ばして後回しにするのもよい。図表・グラフがある場合は、その読み取りだけでなく簡単な計算も求められることがあるので類題で練習を積んでおこう。大問1の空所語句補充では、イディオム・語彙を完全にしておく必要がある。未知の知識が問われるときは消去法で解くか、あるいは思い切って捨てるのもよい。全問を通して、知識・解法および解く順番といった戦略を事前にしっかりと準備しておくことが必須だ。それでも解答が無理な場合は思い切って捨てるというメリハリが大切である。

2 数学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)対数と方程式
(2)集合の要素の個数
(3)等脚台形の面積の最大値
2積分法複2次関数の最小値、回転体の体積
3空間ベクトルと図形空間ベクトルと正四面体、および三角形の面積の最小値
4確率トランプカード、条件を満たす確率、条件付き確率
2019年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)常用対数、自然数の桁数
(2)平面図形、分点と面積比
(3)3次関数の増減、最大値
2三角関数、面積と定積分3次関数の利用、三角不等式の解、3次曲線と\(x\)軸が囲む面積
3複素数平面極形式、複素数の和、等式の証明、区分求積法の応用
4確率同じものを含むいろいろな順列と確率
2018年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)無理数の小数部分
(2)座標平面上の円と直線
(3)円周上の点とベクトル
(4)三角関数のグラフと面積
2三角関数正弦定理、和積の公式、三角関数を含む関数の最大値
3微・積分法体積とその最大値
4確率トーナメント、条件付き確率
2017年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)自然数を3辺とする直角三角形、素数の性質
(2)指数・対数
(3)極限と定積分、区分求積法
(4) 2つの整数解をもつ2次方程式
22次関数2次関数の最大値と最小値に関する条件
3ベクトル正五角形、平面ベクトル
4確率反復試行の確率、条件付き確率
2016年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)素数の性質を利用する方程式の整数解
(2)逆関数
(3)三角比と図形・二重根号
(4)正五角形の辺と対角線の長さの比
2極限無限級数の和
3微・積分法2曲線の共有点と面積
4確率反復試行の確率、条件付き確率

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲで、数学Bはベクトルと数列である。確率と微分・積分からは毎年のように出題されている。また、指数・対数・三角関数や図形絡みの問題もよく出される。出題形式はマークシート式である。ただし、センター試験形式とはやや異なるので注意が必要である。大問1は4つの小問の集合であり、それぞれ独立した内容である。残りの大問3題は小問に分かれていて、概ね誘導形式となっている。難易度は概ね教科書の章末問題から標準入試問題レベルであるが、計算量がやや多い。2019年度では、大問1の問3で少し工夫して3次関数の最大値を求める問題が見られたことと、大問3で複素数に関するやや計算力を要する問題が出題されたことが特徴である。難問はなく、設問も素直であるが、場合分けをして解く問題が出題されることもある。2020年度もこれまでの傾向が続いていて、標準的な出題であり、やや易化しているようである。2021年度は試験時間が50分に変更されるので、時間的に厳しい。

C 対策

まずは、教科書傍用問題集を用いて、教科書を完璧に征服し基礎を固めよう。次に、標準的な入試問題集に移り、全分野についてしっかり解いていく。ベクトル、微分・積分、確率については計算量がやや多い問題も解く。速く正確に求めることを第一にして取り組むべきである。計算用紙だけを使って解く位でよい。お薦めの図書はZ会出版「チェック&リピート」や、正高社「タイプわけによる理系の数学ⅠAⅡB」、河合出版「チョイス新標準問題集」などである。

埼玉医科大学の数学では、難問は出題されないので難問は解かなくてもよい。教科書の章末問題程度から標準的な入試問題までをしっかり自分のものにしよう。とはいえ、60分で大問4題を解くのはかなり大変である。既に触れたように2021年度から、試験時間が50分に短縮されるので注意が必要である。場合分けをして解く問題も出題されることがある。題意を素早く理解し、解けそうなものから無駄のない計算を心がけて、日々の問題演習を続けよう。マークシート式の過去の入試問題、例えば、易しめなら私立大薬学部の、難しめなら東京理科大の入試問題を利用して徹底的に練習をするとよい。埼玉医科大学の過去問をチェックするのは当然である。さらに、Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」なども薦めておく。

3 物理

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1力学運動量保存、斜方投射
2電磁気電場とコンデンサー
3波動CD表面で起きる光の回折・回折格子
2019年度
大問番号項目内容
1力学剛体棒のつり合い、円運動
2熱力学シリンダーに閉じ込められた気体の状態変化
3電磁気電場や磁場内での荷電粒子の運動
2018年度
大問番号項目内容
1力学鉛直方向に設置したばね振り子へのおもりの落下
2波動レンズの屈折によりできる実像
3電磁気磁場中の導体に発生する誘導起電力とエネルギー
2017年度
大問番号項目内容
1力学回転運動をする円盤上にある物体の運動
2電磁気点電荷がつくる電界・電位の合成
3熱力学定圧変化と断熱変化による熱機関
2016年度
大問番号項目内容
1力学最下点で糸の長さが変わる振り子
2電磁気電流計・電圧計の接続方法による測定値の違い
3波動ヤングの実験のスリット幅による明暗の影響

B 傾向

出題範囲は、「物理基礎・物理」。出題形式は、大問3題で、すべてマークシート式。

「力学」と「電磁気」は必出である。それに「熱力学」「波動」「原子」からいずれかの単元を加えて大問3題となっているが、ここ数年、「原子」からの出題はない。1つの大問の中で基本問題、応用問題に分かれていることが多く、平易なものから少々難しい問題まで広く出題されている。問題量は多く、解答数は30問前後となる。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1「力学」。台から小球を打ち出すことで、斜方投射と運動量保存の混合問題としている。大問2は「電磁気」である。金属板の帯電から始まり、コンデンサー回路まで発展していく。大問3は「波動」である。CDを題材にした回折格子の問題は度々みられるが、さらに詳細な構造に踏み込んだ問題となっている。数値計算も多く、計算量は全体的に多めである。

C 対策

設問は30題ほどだが、理科1科目に45分しか割り当てられないので、まず時間が厳しい。大学の多くは60分の割り当てなので、45分では実際に受験するととても短く感じる。つまり、攻略のポイントはまずスピードである。大問は設問が進むにつれておおよそ難度が増していく。ところが後半の問題ほど配点が高いかというと、あまり変わらない。後半の小問に時間をかけるくらいなら、「ある程度まで頑張ったら次の大問に進む」方が結果として得点になる。つまりこれは、事前に45分で区切った練習も必要ということ。さらには、「所詮、マーク式」なのである。数値計算ではある程度の概算も有効である。また、文字計算でも単位を考えてみるとかなり絞り込める。そんなことも考えながらの練習が必要である。もちろん、最終的には実力が勝るものの勝ちだ。解法の暗記ではなく、理解を伴う勉強が必要であることは言うまでもない。

4 化学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1無機14~17族元素の化合物の特徴と性質、濃度計算
2理論平衡の移動、濃度平衡定数の圧平衡定数の関係、二酸化窒素と四酸化二窒素の平衡
3有機・理論デンプンの重合度、浸透圧、グロン酸の構造、アスコルビン酸の還元作用
2019年度
大問番号項目内容
1無機・理論AIの反応と製錬
2理論三態変化、蒸気圧
3有機・理論有機化合物の性質と反応
2018年度
大問番号項目内容
1理論・無機亜鉛・鉄の呈色反応、塩素と水素の反応と熱
2理論酸化還元滴定、反応速度
3有機・理論アミノ酸の等電点と電離平衡
2017年度
大問番号項目内容
1理論・無機溶解度、陽イオン系統分離
2理論化学平衡と電離平衡、ルシャトリエの原理
3有機・理論グルコースの構造とグリコーゲンのメチル化
2016年度
大問番号項目内容
1理論・無機気体分子の熱運動、原子の大きさと質量、配位結合、気体の状態方程式、塩の性質、気体発生反応
2理論鉛蓄電池、緩衝液
3無機・理論窒素・リンの性質
4有機・理論立体異性体の数、重合度、有機物の性質、燃焼の量的関係

B 傾向

試験時間が短い割に問題数が多く、計算・知識・考察問題が満遍なく出題される。問題数が多いぶん1つ1つの難易度は高くなく、標準的な問題集を2~3周することで対応できる。合成高分子、アミノ酸、生体分子なども出題されるのでデータベース化して知識を整理しておこう。計算問題では2つのタイプがあり、有効数字まで答えるものと近い数値を選択するものがある。前者では最後まで丁寧に計算するが、後者では最後まで計算する必要はなく、要領良く処理できるようになっておこう。

2020年度は第1問の元素の決定は問題文をしっかり読めば解答にそれほど時間はかからないであろう。第2問の平衡の問題もよく見かける題材で完答したい。第3問の問3(1)はアスコルビン酸の合成に関する問題であるが、問題文中でグルコースの鎖状構造の表記法について丁寧に説明がなされているので解答にはそれほど苦労を要さなかったものと思われる。問3(3)については酸化数の定義をしっかり押さえておかないと解答に手間取るであろう。

C 対策

標準的な内容の出題となっているのでマニアックな知識は必要ない。教科書・資料集を読み進めて、必要ならば参考書にも目を通して丁寧に理解していく。春の段階での知識習得を目的とした学習では、「理解すること」が重要である。例えば、固体の溶解度に関して、温度が上昇すると溶解度が大きくなる物質、小さくなる物質、あまり変化のない物質があるが、その違いの理由は何か、というところまで学習する必要がある。溶解熱が発熱か吸熱か、その値の大小、溶解平衡とルシャトリエの原理まで含めて理解する。人に説明できるようになろう。その後、夏までは「セミナー化学基礎+化学」「化学重要問題集」などの標準問題集で基礎を固めて、夏休み明けから過去問に着手する。問題集は1冊すべての問題を解かなくてよい。日本大学医学部、杏林大学医学部、北里大学医学部の過去問も活用する。得点率75~85%になるように試験時間内で捨て問を見極める練習もしておくようにすべきである。近年は目新しい題材を扱う問題が有機化学分野でよく見られる。しかし解答に必要となる知識は高校の範囲を超えるものは必要ないので基礎の理解を徹底して行い問題文をよく読んで解答するように心がけたい。

勉強の計画を立てるときは詰め込み過ぎず、必要十分な量を基本にしてそれを確実にこなす。あまり最初からタイトな計画を作り、計画倒れになって気持ちが焦ることのないように。最初は少ない量からでも、計画を完了させた満足感を積み重ねていくようにすると自然に量・質ともに充実してくる。例えば過去問などは大学名と年度のチェックシートを作り、この大学の何年度は何回解いた、と記録していくと達成感と満足感を得られるし、無駄のない学習を実現できる。

5 生物

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1動物の反応神経筋、活動電位
2進化ダーウィンフィンチ、地理的隔離、ハーディ・ワインベルグ(計算)、地質時代
3生殖と発生三毛猫の遺伝 組み換え価(計算)
4遺伝情報遺伝暗号、一遺伝子酵素説(計算)
5細胞と分子酵素、ミカエリス・メンテンの式
6生態系とその保全窒素循環(計算)
2019年度
大問番号項目内容
1有性生殖・発生・系統動物の配偶子形成、ウニの受精過程、旧口動物、イモリの発生
2生態系・代謝・植物ホルモン個体群、区画法(計算)、生命表、生存曲線(計算)、光合成の仕組み、物質生産(計算)、炭酸同化、植物ホルモン
3体内環境腎臓(計算)、グルコース輸送
4進化遺伝子頻度(計算)、適応度(計算)
5総合細胞、耳、染色体、脳、自然免疫、遺伝情報、呼吸、進化系統
2018年度
大問番号項目内容
1細胞体細胞分裂の観察
2体内環境マクロファージの働き
3生殖・発生花粉管の誘引と自家不和合性
4代謝呼吸のしくみ
5体内環境血管系と恒常性の維持
6総合細胞を構成する元素、分類、光合成色素、物質生産、生物群集と生態系
2017年度
大問番号項目内容
1植物の反応ジベレリンとジャスモン酸
2植物の反応花芽形成と光周性
3動物の反応動物の行動
4代謝光合成のしくみ
5細胞、遺伝情報腎臓の水チャネルと遺伝子のはたらき
6総合ヒトの尿生成、細胞周期、バイオーム、ヒトの生殖、ショウジョウバエの発生、五界説、細胞骨格、硝化、抗体
2016年度
大問番号項目内容
1代謝好気と解糖
2遺伝情報、動物の反応遺伝子組換え実験とホルモン
3進化・系統分子系統樹
4生殖・発生アフリカツメガエルの核移植実験
5生殖・発生ショウジョウバエの遺伝子発現
6総合連鎖と組換え、MHCのはたらき、細胞膜を介した輸送、減数分裂、ホルモン、原形質流動、一時遷移、バイオームと優占種、地質年代、反射のしくみ

B 傾向

マークシート式。2019年度は大問5題の出題であったが、2020年度は2018年度までの大問題数に戻って大問6題になった。マーク数は45と昨年よりも少なくなったが、その分一つ一つの問題が若干重くなっているので、時間的にはギリギリだっただろう。また、2019年度まで出題されていた総合問題がなくなったが、テーマを絞りつつも問題は多岐に渡っているので、あまり変化した感じはしない。計算問題も例年と同様多かったので手間取った受験生も多かっただろう。50分で解くには見直しているヒマはないので、一問一問素早く、かつ正確に解いていかなければならない。分からない問題は飛ばす勇気も大切である。

2020年度もグラフや図や表を多用しているため、ページをめくるだけでどこまで続くのかと不安になるだろうが、取り扱っている内容は教科書や図説に載っており、入試用の問題集には必ず掲載されているような問題である。一度解いたことがある生徒なら容易に処理できるだろう。実際に自分の手を動かして解答を導き出した経験があるかないかで点差が開いたと思われる。

C 対策

出題されている問題の多くは基本~標準的な内容である。教科書で見かける図やグラフがそのまま載っている場合も多いが、出題分野が広く、リード文が多いことを考えると出来るだけ多くの知識を身につけて、考察問題を解く手がかりにした方がよい。教科書の「参考」「コラム」そして小さな文字で書かれている補足もきちんと理解して自分で説明できるようにした方がよい。

入試用問題集に必ず掲載されているような問題も多いので、問題集を一つ決めてじっくり解いて、解説を読み、間違ったところは教科書・図説も利用してまとめノートを作り、その問題についてはどんな方向から出題されても対処できるようにしておくとよいだろう。

また、過去問対策も有効である。総合問題も今年は姿を消したが、また復活する可能性も大いにある。問題集で一通りの知識をつけて、図説・教科書の用語がある程度完全に身に着いたら是非過去問を使ってアウトプットの練習をしてほしい。その際は時間を測り、問題の優先順位を決めてスピードを意識した取り組みが理想的である。また過去に遡るほど難解な問題も出て来るので、取捨選択の練習にもなるだろう。

小論文・面接

1 小論文

  • これまでは、基礎学力試験として実施されており、国語の基本的な能力が求められる総合問題(マーク式)が出題されていましたが、2021年度から記述式の小論文が実施されます。
  • 制限時間は50分です。
  • 1次試験で実施されますが、評価については2次試験の際に使用されます。

2 面接

面接の形態個人面接(面接官3人に対し受験生1人)
面接時間10~15分
質問例埼玉医科大学を志望する理由
医師を志望する理由
理想の医師像
医師に必要な資質とは
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
将来進みたい診療科とその理由
チーム医療の中でどのような役割を果たしたいか
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
感動したドラマや本
併願校や昨年度の受験校について
入学後にしたいこと
浪人して得たもの

学納金等

学納金

6年間計37,000,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金2,000,000円 
授業料2,750,000円2,750,000円
実験実習費1,000,000円1,000,000円
施設設備費1,500,000円1,500,000円
医学教育充実特別学納金1,000,000円 
教育充実費 500,000円
合計8,250,000円5,750,000円

諸会費等

6年間計2,570,000円
項目初年度2~5年次6年次
学生会会費20,000円20,000円20,000円
同窓会初年度会費50,000円  
毛呂山会会費470,000円270,000円270,000円
毛呂山会育英会会費30,000円30,000円30,000円
毛呂山会後援会会費  400,000円
合計
570,000円320,000円720,000円

※その他、毛呂山会支部会費5,000~40,000円(年額)。

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)12912912294.6%12412411996.0%55360.0%
第114回(2020年3月16日発表)14714714195.9%12512512499.2%22221777.3%
第113回(2019年3月18日発表)13913911884.9%12212210485.2%17171482.4%
第112回(2018年3月19日発表)13413311687.2%1061059287.6%28282485.7%
第111回(2017年3月17日発表)13313310679.7%1241249979.8%99777.8%
第110回(2016年3月18日発表)12512411592.7%11411310794.7%1111872.7%