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国際医療福祉大学

2021年度 入試概要

一般選抜

募集人員105名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(80分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(80分・150点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(60分・段階評価)
※小論文の評価は1次試験ではなく、2次試験の際に使用されます。
2次試験面接(個人面接、約30分×2回、段階評価)

大学入学共通テスト利用選抜

募集人員15名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
国語(200点)
「国語」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治・経済」から1科目選択
2次試験学力試験・小論文
 学力試験(英語、60分、100点)
 小論文(60分、段階評価)
面接試験
 面接(個人面接、約30分×2回、段階評価)

過年度入試結果

一般選抜

概要

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
20211052,8812,793640280321非公表非公表10.0
20201052,8872,798600249282非公表非公表11.2
20191052,9482,856596225300非公表非公表12.7
20181052,5292,442581222193非公表非公表11.0
20171002,7692,655569130219非公表非公表20.4

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表550 
2次非公表550 
20201次非公表550 
2次非公表550 
20191次非公表550 
2次非公表550 
20181次非公表550 
2次非公表550 
20171次非公表550 
2次非公表550 

大学入学共通テスト利用選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数A1次試験合格者数2次試験

倍率
A/①

正規合格者数補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数②
2021157407191773018非公表非公表24.0
2020159499492303047非公表非公表31.6
2019151,0821,0533223045非公表非公表35.1
2018157627472811551非公表非公表49.8
2017206246182312139非公表非公表29.4

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表900 
2次非公表1,000 
20201次非公表950 
2次非公表1,050 
20191次非公表950 
2次非公表1,050 
20181次非公表950 
2次非公表1,050 
20171次非公表950 
2次非公表1,050 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3文法・語彙、読解誤り指摘
4読解空所補充、同意表現、内容説明、テーマ
5読解空所補充、同意表現、段落挿入箇所、内容真偽
2019年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3文法・語彙、読解誤り指摘
4読解空所補充、同意表現、内容説明
5読解文整序、内容説明、内容真偽
6読解空所補充、段落挿入箇所、同意表現、内容真偽
2018年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3文法・語彙、読解誤り指摘
4読解空所補充、同意表現、内容説明
5読解文整序、内容説明、内容真偽
6読解空所補充、段落挿入箇所、同意表現、内容真偽
2017年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3読解空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽
4読解文整序、内容説明、内容真偽
5読解空所補充、内容説明、段落挿入箇所、内容真偽

B 傾向

全問マーク式である。長文の内容は、ほとんど医系・科学系のものである。2018年度には長文のなかの誤った文を指摘する問題が加わり、大問6題となったが、2020年には長文総合問題が3題から2題となり、大問5題の構成にもどっている。大問の減少に伴い、マーク箇所総数は58から52、長文の総語数は3,000語程度から2,500語程度になった。

大問1は文中の空所語句補充問題であり、文法・語法・イディオムが問われる。大問2は日本文が与えられている整序英作文。1文に空所が8箇所(2019年度までは9箇所)、マーク箇所は2つあり、複数のポイントが問われている。大問3は500語程度の長文中の下線部から、文法的・内容的に誤っている部分を指摘する問題。大問4以降は長文総合問題で長文の長さはそれぞれ900語程度である。大問1と2はともに標準的だが、大問2ではポイントが複数組み合わされているためやや手間がかかる。長文総合問題は、内容が一部専門的でとらえにくい。設問は表面的な読みでは対応できず、文脈把握力を駆使しなければ正解にたどりつけない。試験時間に比して分量が多く、問もよく練られている。

C 対策

問題の内容・形式・構成はほぼ一定である。英文の量も多く、問われているのが真の英語力である。限られた時間内で情報を迅速に処理し、専門的な内容や複雑な文脈の中にあるポイントを的確に把握する能力が求められている。そのためには、まず知識の完成が大前提だ。文法・語法・語彙・イディオム・特殊構文を自在に使いこなせるレベルにまで高めておかなければならない。そのうえで、これらを用いた正確な読解力を習得しよう。やや難しめの文章を素材に、文脈を丁寧に確認していく訓練も必要だ。厳しめの制限時間内でも実力を発揮できるよう、常に実戦を意識して実力を養成していかなければならない。

2 数学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問4問(A)三角比と三角形、(B)場合の数(八角形)、(C)不定方程式、(D)整式の除法、余り
2数列分数の群数列(分子が1の分数列)
3複素数平面三角形、平行四辺形とその面積、正三角形、円
4微・積分法対数を含む関数のグラフ(極値、変曲点、極限)、面積と回転体の体積、空間における線分の通過領域の体積
2019年度
大問番号項目内容
1小問4問(A)2次関数の最小値、(B)微分法による三角関数の値域、(C)円と2接線、(D)双曲線の焦点と接線
2確率袋から球を取り出す反復試行確率、条件付き確率、球に書かれた数が条件を満たす確率
3空間ベクトル点から直線への垂線の座標、点から平面への垂線の座標、三角形の面積、2つのベクトルに垂直な単位ベクトル、四面体の体積
4微・積分法極値、曲線の変曲点、不定(部分)積分、曲線の接線と法線が作る図形の面積、逆関数の性質
2018年度
大問番号項目内容
1小問4問(A)3次方程式の3整数解、(B)円順列、(C)直線の通過領域、(D)複素数が描く軌跡とその曲線の長さ
2数列漸化式、一般項、数列の和の計算
3ベクトル三角形と位置ベクトル、内心と重心と垂心の位置ベクトル、内接円する2円
4微・積分法関数の極小値、曲線の接線、定積分の計算(置換積分)、回転体の体積
2017年度
大問番号項目内容
1小問3問記数法、不等式で表される領域内を動くときの最小値、複素数の極形式
2数列じゃんけんの確率、確率の最大値、確率と漸化式
3ベクトル四角錐の体積、4点が同一平面にある条件
4微・積分法部分積分法、極大値、面積・体積と定積分

B 傾向

数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲからの出題である。形式はマーク式であり、符号-と±および0から9までのいずれかをマークするものである。

初年度の2017年度は、大問として数列・確率と漸化式とベクトルと2問出題され、数学Bにややウェイトが置かれた。全体としては標準レベルと言える。その一方で、大問1の中の複素数の和の計算が少し面倒であった。

2それに対して、2018年度は出題形式、出題分野もほぼ昨年度と同様であった。しかし、小問の(D)、第2問にやや面倒な計算があり、加えて大問4の後半はかなりの計算力が必要である。面積・体積の計算は入試に頻出となるのは当然のことである。全体として明らかに難化傾向にある。試験所間80分を考慮すると、相当要領よく計算を進めなければいけない。難化の傾向は今後も続くと思われる。

2019年度も標準的な内容の出題であった。大問1の小問は平易であり落とせない。大問2の確率も頻出の内容である。さらに、大問3も多少の計算力を要するものの、センター試験並のレベルの問題である。そして、大問4は計算量がやや多い。微分積分として極めて代表的な内容である。標準以上の学力は不要である。

2020年度についてもやはり標準的な内容の出題であった。大問4の計算量も昨年同様多かった。ようやく4年目で落ち着いた出題となった。

C 対策

これまでの入試問題を見る限り、いわゆる難問・奇問は見られない。出題分野・内容ともにオーソドックスである。したがって、教科書及び許可書準拠問題集でしっかりと学習したうえで、代表的な市販の標準問題集、例えば河合出版「チョイス新標準問題集」「理系数学の良問プラチカ数学ⅠAⅡB」Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」などを活用してさらに学力をあげよう。ただし、その際、80分という試験時間は全問を解き切るのに十分な時間ではないこと、かつ、マーク式であることを意識して、平素から速く正解に到達できるよう問題演習に励まなければならない。とにかく代表的な入試問題で徹底的に標準的な学力を身につければよい。私立医大としては平易で、それだけ高得点が求められるであろう。東京理科大学や立命館大学のマーク形式の過去問も有効である。過去問は多くないが、しっかり見ておこう。役に立つ標準的な入試問題集は多く出回っており入手しやすいので、有効に活用するようにしたい。

3 物理

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問集合力学:運動方程式、電磁気:消費電力、波動:ドップラー効果、熱力学:気体の分子運動論、原子:ブラッグ反射
2力学糸でつるしたリングの運動方程式、円運動、単振動
3電磁気電場・磁場内を通過する荷電粒子の運動
4波動ニュートンリングの応用
5熱力学2組のピストンとシリンダーのピストンをばねでつないだ装置、気体の状態変化
2019年度
大問番号項目内容
1小問集合力学:三角形の重心、電磁気:電荷がつくる電場、波動:プリズムによる光の屈折、熱力学:圧力と体積が比例する状態変化、原子:電子のエネルギー準位
2力学鉛直面内の小球の運動、円運動・単振動・衝突
3電磁気コンデンサーを含む直流回路、電荷保存
4波動横波の一般式、反射と定常波
5熱力学水平面内で回転するシリンダー内の気体の状態変化
2018年度
大問番号項目内容
1小問集合力学:運動量保存則と力学的エネルギー保存則、電磁気:コンデンサーを含む直流回路、波動:レンズ、熱力学:気体の混合、原子:光電効果
2力学水平面内の円運動
3電磁気コンデンサー・コイルを含む直流回路、電気振動
4波動ドップラー効果、定常波
5熱力学気体の状態変化、熱効率
2017年度
大問番号項目内容
1力学動摩擦力による繰り返し衝突と単振動
2電磁気磁場中を動く導体棒の起電力とコイルの起電力
3波動複スリットによる回折光の干渉
4熱力学気体の分子運動論と断熱変化

B 傾向

「物理基礎・物理」の全範囲からの出題で、マーク方式である。2018年度以降は大問1が小問集合で「原子」がその中に含まれるようになった。大問2から大問5は「力学」「電磁気」「熱力学」「波動」の各単元からの出題で、一貫している。2、3題を除けばほとんどは計算問題で、わずかに数値計算も含まれる。設問は30題程度で、少々多めである。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1は小問5問からなり、全単元から1問ずつの出題である。標準的な問題が多い。大問2は「力学」である。糸に通したリングの運動である。大問3は「電磁気」。電場と磁場がかかっている円筒空間内に荷電粒子を打ち込む問題。大問4は「波動」。多角柱から切り出した”角柱レンズ”の性質を問う問題となっている。小問集合では典型問題が多く、難易度も高くはない。大問2以降では特に2020年度は新傾向の問題が多く、その意味で難しい問題が続く。典型問題を丁寧に練習してきた受験生には、きわめて厳しい問題となる。

C 対策

計算問題が非常に多い。となると、各小問1つ1つはそれほど難しくないのが一般的だが、国際医療福祉大学の場合は、大問の題意を正確につかむことがまず大変である。例えば「波動」では、図を見ると一見「ニュートンリング」のようだが、内容はくさび形空気層の干渉である。上から見た形は円形ですらない。それに気づくのにしばらくかかる。確かに各小問の難易度はそれほど高くないが、大問自体の題意がつかみにくく、まず何をしたらよいのかなかなか見えてこない。

具体的な対策としては、「単元確認法」とでも名付けたい。問題文を読み、図をしっかりと見たら、その全体像から単元名を書き出す。この作業を、練習問題を解くときのルーティンとする。その繰り返し練習によって、今回の「波動」であれば、「ニュートンリング」の次に「くさび形」というキーワードが出てくる。そうすることで公式や解法の手順が見えてくる。さっそく今日からやってみよう。

4 化学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1総合塩化ナトリウム、水素の同位体、実験操作、ベンゼンの蒸気圧、酸素と硫黄、アセトアミノフェンの合成経路、油脂、合成高分子化合物
2理論硫酸と酢酸の混合溶液の定量
3無機銀の性質、合金、錯イオン、酸化還元反応式、溶解度積、銀のめっき
4有機核酸の塩基、テオフィリンの構造
2019年度
大問番号項目内容
1総合原子とイオン、可逆反応、実験操作、溶液の凝固点、金属の反応、構造異性体、糖類の反応と性質、高分子化合物
2無機・理論洋銀の成分検出
3無機・理論窒素の単体と化合物
4有機・理論タンパク質の構造と性質
2018年度
大問番号項目内容
1総合結合、酸と塩基、電池・電気分解、溶解度、無機化学工業、天然有機化合物、高分子化合物、生命の化学
2理論リン酸塩化物の解離平衡
3無機・理論クロムとその化合物の性質と反応
4有機・理論アミノ酸とその誘導体
2017年度
大問番号項目内容
1総合水素結合、エタンの燃焼熱、活性化エネルギーと反応速度、圧平衡定数、遷移元素、ペプチドの構造決定、セルロースのアセチル化
2理論シュウ酸を使ったNaOH水溶液と炭酸ナトリウムの二段階中和滴定、シュウ酸の二段階電離
3理論・無機銅と濃硝酸の酸化還元反応、オストワルト法
4理論・有機ペチジンの構造決定

B 傾向

大問4題。第1問は小問集合で全分野からの幅広い出題である。第2~4問は大問ごとに1つのテーマで構成されている。試験時間に対して問題量は多い。全問マークシート式の出題である。数値は計算しやすいように工夫されているが、時間配分を間違えるとあっという間に時間がなくなり、第3問の途中あたりで時間切れになってしまう。

2020年度も問題量が多く、時間内に全ての問題を解き切るのは非常に厳しいものと思われる。各大問に正誤問題が含まれているのは以前と同様である。第4問のテオフィリンの誘導体の構造決定など有機分野における目新しい題材をもとにした出題は国際医療福祉大学の化学の特徴である。

C 対策

入試標準的な問題に完璧に対応できるようになっておきたい。3~5月は「セミナー化学基礎+化学」で基礎計算力をつけ、知識を整理しておく。6月からは「化学重要問題集」または「化学の新演習」に取り組むとよい。計算問題では時間短縮と正確さの向上がポイントになる。原子量、分子量の値は覚えておくこと。また有機化学に関しては難易度の高い出題がなされることがあるのでしっかり演習をしておきたい。また高校化学の範囲外であるが有機化学における反応機構なども理解しておくと試験本番で抵抗なく解くことができるであろう。有機化学の反応機構については「化学の新研究」に主な反応について詳しく書かれているので是非とも活用しておきたい。

類似の出題傾向である東北医科薬科大学、独協医科大学、東邦大学、順天堂大学の過去問を活用しよう。

5 生物

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1体内環境血液、体液循環、ホルモン、腎臓(計算)
2生殖と発生配偶子形成、減数分裂、被子植物の遺伝(計算:組換え価、自由交配)、
3動物の環境応答脳、刺激の伝導、伝達、筋収縮の仕組み(計算)、脊髄反射
4生態系とその保全キーストーン種、個体群、物質収支(計算)
2019年度
大問番号項目内容
1細胞膜受容体タンパク質、細胞内情報伝達、細胞接着、タンパク質の輸送
2有性生殖・発生動物の配偶子形成、精子の構造、受精の仕組み、形成体、中胚葉誘導、神経管誘導
3体内環境自律神経、内分泌系、免疫、抗体(計算)、NK細胞
4植物の環境応答・遺伝情報光発芽種子、花芽形成、フィトクロム、種子発芽と遺伝子突然変異
2018年度
大問番号項目内容
1動物の反応神経系、活動電位、神経伝達物質、学習
2遺伝情報ラクトースオペロン、転写調節、RNA干渉
3代謝光合成、CAM植物、呼吸、エネルギー転換効率
4進化・系統示準化石、生命の誕生と生物界の変遷、分子進化
2017年度
大問番号項目内容
1細胞細胞説、顕微鏡観察、細胞膜の選択的透過性、タンパク質の構造
2遺伝情報DNAの構造と複製、PCR法
3体内環境自律神経、心臓の拍動
4生態バイオーム、現存量と純生産量

B 傾向

マークシート式。大問4問構成。2020年度も2019年度と同様、空所補充・実験問題・計算問題などが出題されたが、正誤問題は出題されなかった。問題数は若干増えて45題であった。選択肢も2019年度と同様に教科書準拠の問題集に出ているような簡単な問題でしかも、「一つ選べ」というものが多かった。

2017年のバイオーム2018年のCAM植物の問題、2019年は植物の環境応答に続いて、2020年度も被子植物の遺伝など、植物に絡む問題が出題された。刺激と反応、体内環境、遺伝情報と頻出のテーマが今年も散見された。

2019年に難易度が急に上がったが、2020年度は実験考察グラフの問題は昨年ほどではなかったものの、遺伝の問題には計算が多く時間がかかると考えられるので、難易度は2019年と同等と考えられるだろう。昨年までは大問一つに色々な分野が混ざり合う横断的な問題が散見されたが、2020年度は大問ごとにテーマが絞られた問題であった。2019年度と同様に時間は足りないと思われる。簡単な選択問題を正確に早く解いて、計算問題、考察問題にどれくらい時間を割き、正答を導き出せたかが、合否を分けただろう。

C 対策

2年続いた難化傾向は今後も続くと考えられる。また、2020年度の大きな特徴として、大問全てに計算問題が散見された。計算問題については比較的難しい問題集で取り扱うような問題が散見されている。特に遺伝などは表から染色体地図を作るのではなく染色体地図が示されてそこから問題が展開されているなど一捻りされている。そこに受験生が苦手とする植物の発生に関する遺伝を絡めているので、苦手な生徒には非常にやりにくかっただろう。

今後遺伝問題が頻出になることも考えて遺伝の色々なパターンが掲載されている問題集を一通り学習しておくことが望ましい。

一方で、知識の選択問題を迅速かつ正確に解くために、教科書を中心に図説も用いて用語を正確に理解しておく学習必要不可欠である。

実験問題については、図説などで目的・手段・結果をきっちりと理解し覚えておくことでより解きやすくなるだろう。また見たことがない考察問題に対応するためにも、実験・考察系の問題集を仕上げておくとよい。その際は、最初は時間がかかってもよいので、じっくりリード文を読み、実験の手順を把握し自力で解答を導き出して欲しい。その上で解説をじっくり読み、どの部分を読み取れていなかったかを確認していくと、初見の問題を見てもひるむことはなくなるだろう。今年の赤本には医学部の問題は2020年度の分しか掲載されていなかった。是非ネットなどで2019年度の問題を探して取り組んでおいた方がよいだろう。傾向が似ている東北医科薬科大、考察が複雑な北里大、東京女子医大、東京医大などにも取り組んでみることが望ましい。

小論文・面接

1 小論文

  • 制限時間は90分、字数は600字です。
  • 時事問題について、自分の考えを述べることが求められています。

過去の問題

  • 自国の立場で自由貿易と保護貿易について論じる
  • 少子化の問題点を整理したうえで、その対策案を論じる
  • 外国人労働者の増加が、これらかのわが国の医療福祉や社会に与えるであろう影響およびその問題点と対策について論じる
  • 日本の子どもの文章読解力低下の原因・背景を考えるとともに、その対策について論じる

2 面接

面接の形態個人面接(面接官3人に対し受験生1人)
面接時間30分×2回
質問例1回目
 国際医療福祉大学を志望する理由
 医師を志望する理由
 地域医療、都市部での医療等、どういった形で医療に携わりたいのか
 将来、進みたい診療科は何か
 国際性のある医師になるためには必要なものは何か
 クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
2回目
 新聞を読んでいるか
 最近の医療関係のニュースで気になるもの
 感動した本は何か。また、その本がどのような影響を与えたのか
 終末医療について
 介護離職について
 医師には教養が必要か。必要ならなぜ必要か

学納金等

学納金

6年間計18,500,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金1,500,000円 
授業料1,900,000円1,900,000円
実験実習費600,000円600,000円
施設設備費500,000円300,000円
合計4,500,000円2,800,000円

諸会費等

6年間計690,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
教育後援会年会費45,000円45,000円
海外臨床実習のための積立金70,000円70,000円
合計115,000円115,000円

※同窓会費等が別途必要。