• プロ講師・現役東大生による完全個人指導塾&家庭教師派遣

受験や学習に関するお悩み、まずはご相談ください。(年中無休)フリーダイヤル 0120-3150-549:00~22:00[月~土曜日]
9:00~18:00[日曜日]

北里大学

2022年度 入試概要

一般選抜試験

募集人員74名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(70分・150点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(80分・150点)
数学Ⅰ(「データの分析」を除く)・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「確率分布と統計的な推測」を除く)
理科(100分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理(原子を除く)、化学基礎・化学、生物基礎・生物
2次試験小論文(90分)
面接

過年度入試結果

一般選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021741,9151,826458非公表非公表非公表4014.6
<1,147><1,087><277><233><4.7>
(768)(739)(181)(168)(4.4)
2020741,9701,902475非公表非公表非公表2358.1
<1,247><1,198><341><162><7.4>
(723)(704)(134)(73)(9.6)
2019841,9021,823480非公表非公表非公表2906.3
<1,210><1,164><311><172><6.8>
(692)(659)(169)(118)(5.6)
2018842,6442,304478129非公表5518412.5
<1,624><1,406><306><114><12.3>
(1,020)(898)(172)(70)(12.8)
2017842,6902,345486非公表非公表非公表18113.0
<1,702><1,472><345><117><12.6>
(988)(873)(141)(64)(13.6)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
202110829340126.973.1100.0
20207516023531.968.1100.0
20197621429026.273.8100.0
20184813618426.173.9100.0
20174014118122.177.9100.0

合格者最低点

※最高点・最低点は2次試験正規合格者の1次試験の結果。

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
202126350052.60%最高点460点(92.00%)
202025650051.20%最高点365点(73.00%)
201928050056.00%最高点420点(84.00%)
201828650057.20%最高点456点(91.20%)
201733350066.60%最高点439点(87.80%)

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽
2文法・語彙空所補充
3読解欠文補充、ことわざ
4読解空所補充
5読解欠文補充
6会話文内容説明
7文法・語彙語句整序
2019年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽
2文法・語彙空所補充
3読解同意表現、内容説明、内容真偽
4読解欠文補充
5会話文内容説明
6読解空所補充
2018年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、内容説明、テーマ、内容真偽
2文法・語彙空所補充
3読解欠文補充
4読解空所補充、内容真偽、内容説明
5会話文欠文補充、内容説明
6文法・語彙語句整序
2017年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、内容説明、内容真偽
2文法・語彙・読解空所補充
3読解空所補充
4読解空所補充、内容真偽、内容説明
5会話文空所補充、内容真偽
6文法・語彙語句整序
2016年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、内容説明
2読解空所補充、内容説明
3発音発音・アクセント
4文法・語彙語句整序

B 傾向

全問マーク式である。大問の内容・形式は年度により変動しているが、長文総合問題、対話やインタビューの会話長文問題、語句整序問題が毎年出題されている。大問数は、6題が続いていたが、2020年には7題となり、文脈に沿ったことわざを文章中に補充する問題が加わった。

長文総合問題は大問1で出題されており、内容は医系・科学系のものが多いがやや専門的で読むのは楽ではない。語数は750~1,000語程度である。設問は、空所語句補充、下線部の語句と同意表現、内容一致などであり、標準的なものが多いが、内容一致問題では判断に迷うものが含まれている。また、会話問題も医系の内容のものが多い。空所補充、内容一致などが問われている。最後の大問は整序英作文で、一定の長さの英文に組み込まれている場合もある。日本語訳は与えられている場合もあるし、与えられていない場合もある。それ以外の大問は、年度によって様々なものが出題されている。

C 対策

大問1の長文総合問題では、医系を中心とした自然科学系の長文・単語の習得が必要である。1,000語程度の専門的な文章を読み込むとよい。専門的で長めの文章でも大切なポイントを見定めて丁寧に読めるようになれば正解を確実に得られる。

また、会話問題では、まず会話がなされている場面・状況を把握しよう。そのうえで長文読解と同様に会話の流れやテーマ・主張をとらえなければならない。

最後の整序英作文では、まず選択肢の語句の文法的働き・文法的結びつきをよく検討することが大切である。主節・従属節等の文構造を与えられた語句から推測し、さらに英文中にある空所以外の残りの部分もヒントにして丁寧に順序良く英文を作っていけば正解にたどりつくことができる。

その他の大問は、標準的なレベルの問題が多いので、ここで落とさないようにしよう。全体として、速く解く問と丁寧に解く問とのメリハリが重要だ。

2 数学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)高次方程式、複素数
(2)サイクロイド(加速度、道のり)および、直線とで囲まれる図形の面積(積分法)
(3)異なる2直線上を動く2点間の距離の最小値
(4)条件を満たす自然数、およびその組の数
2確率と漸化式経路を移動する確率、漸化式と一般項
3定積分と極限等式および不等式の証明、区分求積法の利用、極限(はさみうちの原理)
2019年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)定積分の計算
(2)\(\sin⁡x\)に関する3次方程式の解
(3)極座標と極方程式
(4)複素数平面、7乗根と複素数の和、条件を満たす偏角
2確率と数列、極限反復独立試行確率、極限の証明、数列の極限
3微・積分法媒介変数表示、曲線の長さ、曲線などで囲まれる図形(楕円)の面積
2018年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)面積と回転体の体積
(2)4つの複素数の点の位置
(3)合成と分数関数、最小値、方程式の解
(4)整数の性質(合同式)、漸化式
2式と曲線だ円と双曲線の交点が作る長方形の面積、方程式の解
3微分法(数学Ⅲ)方程式の解、2曲線の共通接線
2017年度
大問番号項目内容
1小問5問(1)整式の除法
(2)三角関数の値域
(3)円と直線が交わる条件
(4)確率と漸化式
(5)複素数平面と極形式
2微・積分法と面積放物線と無理関数のグラフが囲む面積、証明
3図形と方程式絶対値を含む等式が表すグラフと直線の共有点
2016年度
大問番号項目内容
1小問4問(1)2次方程式の解と係数の関係
(2)方程式・不等式を満たす整数の組の総数
(3)回転体の体積の取り得る値の範囲
(4)空間ベクトル
2図形と計量円に内接する四角形、四角形の内接円が存在するための条件
3式と曲線、微分法双曲線の接線、三角形の面積の最小

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲで、数学Bは数列とベクトルである。2014年度までは、毎年数学Cの行列と1次変換から出題されていたが、新課程初年度である2015年度以降は行列の代わりに数学Ⅲの微積分法がらみで)楕円や双曲線などの曲線と直線に関する問題がよく出題されている。今後もこの傾向での出題が続く可能性が高い。いずれにしても、数学BとⅢの比重が大きいという傾向も変わらないようである。

出題形式として、大問1は小問集合で空所補充式である。残り2題は記述式であり、解答の過程も求められる。証明問題もよく出題されている。小問集合については、教科書の章末問題程度の問題もあるが、標準レベルのものが多い。また、かなりの計算を要する問題も見られる。大問2と3は標準以上の内容であり、計算量も多い。

2018年度では、小問の(3)と(4)は手強いものであった。残りの大問も一筋縄ではいかない。また、2019年度でも、数学Ⅲの比重が重い傾向は続いており、小問(1)の定積分の計算問題、(4)の複素数平面の問題、大問2(3)の数列の極限の問題、大問3全体などが数学Ⅲの内容である。しかし、2020年度は数学Ⅲがやや軽くなったが全体として、計算量は相変わらず多い。大問1の小問もそれほど楽ではないし、大問3の数学Ⅲの問題は息切れしそうな内容である。加えて大問2は、題意を把握して事象を漏れなく書き出すのが大変である。

C 対策

まずは、早急に教科書を終えて、証明問題も含め、標準的な入試問題をしっかり解くことが必要である。小問集合は標準レベルであり落とせない。加えて、記述式の大問が2題出題されることを念頭において、時間をかけてしっかり学習することが大切である。試験時間80分は少しきつい。記述答案をコンパクトにまとめる練習もしておくべきであろう。

河合出版「チョイス新標準問題集」、学研「数学ⅠAⅡB問題総演習」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」などを利用して、記述答案作成を意識しながら徹底的に練習しよう。

さらに、次の段階として、標準レベル以上の問題が収録されている問題集をどんどん解いていこう。試験時間内で全問を解くのはやや厳しいので、できそうな問題を見極めて、先に片付けるようにする。無駄のない必要なことのみを書く答案を作成する練習も大切である。さらに、Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」、河合出版「理系数学の良問プラチカ数学ⅠAⅡB」、「ハイレベル理系数学」などを徹底的に利用して、記述問題への対応を図ろう。なお、過去問の検討は極めて有効であり、時間をかけて行うべきである。

3 物理

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問集合力学:浮力、力学:運動量保存・衝突・単振動、電磁気:誘導起電力、電磁気:電荷と電場・電位、波動:光ファイバーの類似問題
2力学摩擦力とエネルギー保存、鉛直面内の円運動、床上での跳ね返り
3熱力学ピストンで隔てた2室の気体の状態変化
2019年度
大問番号項目内容
1小問集合力学:剛体棒のつり合い、力学:単振動、電磁気:磁場の変化によるコイルの電磁誘導、波動:凹レンズと凸レンズの複レンズ、熱力学:閉じ込められた気体の状態変化
2力学円運動を含む鉛直面内の運動量保存
3電磁気抵抗・コイル・コンデンサーを含む交流回路
2018年度
大問番号項目内容
1小問集合剛体のつり合い・円すい表面で円運動する振り子・コンデンサーを含む直流回路・気体の状態変化・2枚のガラスによる光の干渉(くさび形)
2力学2物体の運動量保存・力学的エネルギー保存
3電磁気弾性力と磁場からの力によるコイルの運動
2017年度
大問番号項目内容
1小問集合浮力によるつり合い、円盤上の物体の相対的な運動、磁場中の荷電粒子の運動、ばねを含む系による気体の状態変化、プリズムによる光の屈折
2力学仕事とエネルギー、衝突と運動量保存、ばねの単振動
3電磁気直列のRLC交流回路
2016年度
大問番号項目内容
1小問集合動滑車と運動方程式、水平投射と跳ね返り、3本の直線電流の作る磁場、コンデンサーを含む直流回路、光の屈折と臨界角
2力学斜面上でばねによって連結された2物体のつりあい
3熱力学二原子分子理想気体が入っている熱気球

B 傾向

出題範囲は、「物理基礎・物理」で、例年「原子」からの出題はないが、要確認。大問は3題で、すべてマークシート式。問題のレベルは標準で決して難問ではないが、ひと手間かかる問題が多い。各設問における選択肢がとても多い。最低10、最高18の選択肢から選ぶことになり、しかも似通っているので、複雑な式となる場合は特に細心の注意を要する。入試という環境では、マークミスで得点を失うことは意外と多く、マークミスがなければ合格点、というケースも少なくない。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1は小問集合である。「力学」「電磁気」「波動」の問題が5問並ぶが、いずれも標準的で公式に頼って解ける問題である。大問2は鉛直面内の物体の運動。円運動を含むものである。2019年度も同様の趣旨の問題が出されている。大問3「熱力学」。ここ数年「波動」が大問で出たことはなく、3問目は「電磁気」か「熱力学」である。小問数は24であり、50分という時間を考えるとかなり厳しい。

C 対策

まず時間である。1問あたり平均2分となる。確かに難問ではないが、全問解ききるのはよほどの実力者である。問題を読み、すぐに解法が浮かび、手が動き始める必要がある。2020年の問題ならば大問1の問3、問4あたりは多くの受験生が少々時間を要する。難しくはないが気づくのに時間がかかる。時間を計って過去問、という練習は欠かせない。

難問はないので、解き方がわかる問題は正解に辿り着ける可能性が高い。なので時間がかかりそうか一気に解けそうかを見極めることも意識して練習をしたい。問題番号順に律義に解いていくことは逆に危険ですらある。終了チャイムが鳴った時にできる問題を残さないように工夫したい。

練習は、基礎から標準レベルの「セミナー物理」「基礎問題精講」「良問問題集」「良問の風」などの問題集で丁寧に進めよう。わからないときに、すぐに解説本に手が伸びるが、それを読む前にもう一度自力で頑張る勉強をして欲しい。

4 化学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1総合配位結合、同位体、反応熱、密度の状態方程式、沈殿生成反応、風解性、付加反応、エステル
2無機接触法、オストワルト法、濃硫酸、濃硝酸の性質
3理論再結晶法、分配平衡
4理論化学平衡、反応速度、アレーニウスの式
5有機ジカルボン酸、PETの加水分解
2019年度
大問番号項目内容
1総合熱化学反応式、希薄溶液の性質、蒸気圧、物質の用途、気体の色、芳香族化合物の性質、アルケンの酸化
2理論周期表、放射性同位体
3無機・理論金属元素、酸化物と塩の分類
4理論電離平衡とpH
5有機・理論陽イオン交換樹脂
2018年度
大問番号項目内容
1総合同位体、反応速度、鉛、気体の捕集計算、酸化剤、鉄イオンの呈色、有機化合物の異性体、アセチレン
2無機塩素の発生・精製と確認
3理論冷却曲線、混合気体、固体の溶解度
4理論実在気体
5有機アミノ酸とペプチド、ケルダール法
2017年度
大問番号項目内容
1総合電子親和力、状態変化、同位体、化学物質の保存、気体の法則、気体の捕集、カルボン酸、不斉炭素原子
2無機金属イオンの反応
3理論酸化還元滴定(COD)
4理論N2O4とNO2の平衡
5有機油脂
2016年度
大問番号項目内容
1総合希ガス、金属イオンの反応、気体の溶解度、熱力学、化学平衡、反応速度、糖類、有機化合物の性質
2理論イオン結晶の結晶構造と格子エネルギー
3無機・理論アルミニウムの製錬
4理論飽和蒸気圧、気体の状態方程式
5有機酸素を含む脂肪族化合物

B 傾向

マークシート式で問題数は25問前後である。1問あたりの配点が高いため、不正解は5問以内に抑えたい。理論・無機・有機から偏りなく出題され典型的な問題で構成されているが、無機より有機のほうがやや割合が大きく、油脂、糖類、アミノ酸、酵素などに関する問題が頻出である。計算問題では近い値を選べばよく、最後まで計算する必要はない。数値も割り切れるものがほとんどである。試験時間が短いので四則演算を要領よく処理して素早く解答する。毎年1、2問程度、標準から外れた問題が出されるが、この問題を捨ててもその他を不正解3問以内に抑えれば問題ない。化学の理論的な内容が理解できていると短時間で解ける良問が多い。

2020年度は全体としては取り組みやすいセットであった。大問1は特に難しい設問はなかったので完答を目指したい。大問2は工業的製法に関する出題であったが、正確に知識を身につけていれば難しくない問題であった。大問3は分離操作に関する出題であったが、後半に出てきた分配平衡は最近の医学部化学の頻出テーマであるのでしっかり演習しておきたい。大問4は化学平衡に関する出題である。問4でアレーニウスの式が登場しているが、両辺に自然対数を取れば簡単な一次関数の議論になるのでよくこの操作は行われるから演習しておこう。大問5はジカルボン酸の問題である。問3の電離定数を考えて析出するのは何かを考えさせる問題であったがこれは思考力を問う良問であった。

C 対策

特別な対策は必要ない。教科書・資料集を丁寧に読み込み、要点をノートにまとめ、入試標準問題集及び過去問の演習を繰り返す。細部までの正確な知識と無駄のない四則演算能力を身につけておこう。問題集に取り組む際、通常はその日の課題を設定して分野別の演習問題から始めるが、その範囲はあくまで参考。思考範囲には制限を設けず、勉強を進めていて気になる箇所や疑問を感じたら、関連する参考書ページ、周りの付帯事項や情報など、問題意識を持って掘り下げて欲しい。高校無機化学の勉強では暗記中心の学習になり、受験生の多くは面白みを感じていないようだが、日頃から「なぜ、こうなのか?」という視点を持つことはとても重要だ。課題の範囲は広がってしまうが、筋道の全体を俯瞰することができ、思考をより良く深いものに改革できる。興味を持って調べたことは自然に身につき、更なる興味が生まれてくるだろう。結果として長期に渡って忘れにくい知識が身につき、「覚えては忘れる」の繰り返しから抜け出すことができる。与えられた課題をこなすだけでなく、手間を惜しまずに能動的に働きかける、主体性のある学習姿勢は進学後にも役に立つ。マークシート式への対策と難易度を考えて東京医科大学、日本大学医学部、東京女子医科大学、金沢医科大学の過去問も合わせて取り組むとよい。

5 生物

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1動物の反応神経系、ニューロンの興奮と伝導(計算)
2細胞と分子、生殖と発生細胞の構造、細胞骨格、ウニ、ヒトデの受精、卵割
3系統と分類、遺伝情報センチュウ類の行動、遺伝
2019年度
大問番号項目内容
1細胞・代謝細胞膜、呼吸、光合成
2遺伝情報ゲノム、SNP、転写翻訳(計算)、サンガー法、遺伝子組み換え(計算)
3有性生殖・発生遺伝、分化
2018年度
大問番号項目内容
1植物の発生被子植物の生殖と発生、花の器官形成 ABCモデル
2動物の反応ヒトの網膜、暗順応(考察)
3体内環境腎臓、尿(計算)
2017年度
大問番号項目内容
1代謝、動物の反応骨格筋の収縮、好気呼吸、ATP合成酵素に関する実験
2体内環境、遺伝情報生体防御、キメラマウス
3動物の反応と行動神経系、アメフラシの引っ込み反射に関する実験
2016年度
大問番号項目内容
1遺伝情報遺伝子
2体内環境ヒトの血液と呼吸色素タンパク質
3代謝、植物の反応陸上植物の光合成

B 傾向

マークシート式。2020年度も大問3問は変わらず、マーク数50個で2019年度よりも若干少なくなった。それでも、50分という試験時間では、見直す暇はないものと思われる。

知識問題は基本~標準レベルであり、解答は容易なものが多い。しかし選択肢が多いため選ぶのに時間がかかることがあるのも特徴である。

実験考察問題はやはりレベルが高く、複雑である。総合的に考えると、解きにくい部類の問題だと言えるだろう。内容的にも遺伝情報、生殖と発生、ニューロンに関連する出題と、2019年度以前からの流れを踏襲した問題であった。その割にはテーマが多彩で、とっつきにくい問題も多く、きちんと理解していないと完答にたどり着けない問題も多い。昨年珍しく出題された遺伝の問題は2020年度には出題されなかった。今後、出題分野の偏りが是正されていく可能性もあるので、満遍なく学習することを心掛けたい。

C 対策

知識に関しては、教科書の内容をじっくりと理解して理解して暗記していくことが重要である。まずは流れや仕組みといった大枠をしっかりと捉えて、個々の用語についても定義を明らかにしておくと、選択するときに困らない。図表を少し掘り下げて理解を問う問題も出るので、他人に説明できるレベルまで理解しておきたい。また、図説にも載っていない知識が出題されていることもある。その際はリード文に説明が書いてあることが多い。知識問題に見えて、実は文章の読み取りだというケースもあるので、注意深くリード文を読む訓練を積む必要がある。

問題を攻略していくうえで、知識、図表の読み取りと実験考察問題は別に考えていく必要がある。勉強の順番としては知識→図表→実験考察が望ましい。図表・グラフの読みとりについても、どこにヒントが隠されているのか、前問の解答がその次の設問を解く上でのヒントとなることもあるので、その辺を注意しながら取り組むとよい。実験考察問題では図やグラフが多用されている。教科書や資料集を用いて、図表から分かることをしっかり自分で説明できるほど理解して行くことが重要である。

出題される分野が偏っているので、過去問題を利用することも非常に有効である。昔の問題の中には、手ごたえを感じられる問題も沢山あるので、是非取り組んでみよう。本番ではとにかく時間が足りなくなるので、時間配分を意識したシミュレーションを沢山行って、失敗のないようにしていくことが重要である。

小論文・面接

1 小論文

  • 例年、課題文を読み、タイトルをつける問題、本文の内容をまとめる問題及び自分の考えを述べる問題が出題されています。
  • 制限時間は90分です。

過去の課題文の出典例

  • 桐野高明「医療の選択」
  • 稲森和夫、梅原猛「近代文明はなぜ限界なのか」
  • 吉岡俊正「医の未来」比企寿美子「がんを病む人」
  • 大杉義征「新築アクテムラの誕生」
  • 渡部昇一「知的人生のための生き方」
  • 里見清一「医者と患者のコミュニケーション論」
  • 日野原重明「だから医学は面白い」
  • 福島智「医と障害 ―治療されぬ者の視点―」
  • 養老孟司「考えるヒト」
  • 竹内章郎・藤谷秀「哲学する<父>たちの語らい・ダウン症・自閉症の<娘>との暮らし」

2 面接

面接の形態集団面接(面接官3人に対し受験生2人)※討論を行うわけではない。
面接時間20~30分
質問例北里大学を志望する理由
医師を志望する理由
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
理想の医師像
医師に必要な資質とは
併願校や昨年度の受験校について
入学後にしたいこと
浪人して得たもの
浪人のメリット・デメリット
人生でうれしかったこと、悲しかったこと
北里柴三郎先生について知っていること

学納金等

学納金

6年間計38,900,000円
項目初年度2~3年次4~6年次
入学金1,500,000円  
授業料3,000,000円3,500,000円3,500,000円
施設設備費1,000,000円1,200,000円1,200,000円
教育充実費3,500,000円1,700,000円1,000,000円
合計9,000,000円6,400,000円5,700,000円

 

諸会費等

6年間計628,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
北里会費8,000円8,000円
北里大学PPA会費40,000円10,000円
北里大学同窓会費70,000円 
医学部父母会費120,000円20,000円
医学部同窓会費200,000円 
合計438,000円38,000円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)13512111695.9%12811411298.2%77457.1%
第114回(2020年3月16日発表)13812712094.5%12911811395.8%99777.8%
第113回(2019年3月18日発表)13812811993.0%13012011495.0%88562.5%
第112回(2018年3月19日発表)12911811093.2%12111010494.5%88675.0%
第111回(2017年3月17日発表)12711410693.0%111999596.0%16151173.3%
第110回(2016年3月18日発表)13712210888.5%1241109889.1%13121083.3%