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関西医科大学

2022年度 入試概要

一般選抜試験(前期)

募集人員53名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(80分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(90分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(45分・段階評価)
※小論文の評価は、2次試験合否判定時に使用されます。
2次試験面接(個別・段階評価)

一般選抜試験(後期)

募集人員大学入学共通テスト利用選抜試験(後期)と合わせて5名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(80分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(90分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(45分・段階評価)
※小論文の評価は、2次試験合否判定時に使用されます。
2次試験面接(個別・段階評価)

大学入学共通テスト・一般選抜試験併用試験

募集人員13名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点満点を100点満点に換算)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングとリスニングの配点比率を3 : 1にして換算されます。
国語(100点)
「国語(近代以降の文章のみ)」
数学(200点満点を100点満点に換算)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目選択
1次試験
(一般選抜)
外国語(80分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(90分・200点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(45分・段階評価)
※小論文の評価は、2次試験合否判定時に使用されます。
2次試験面接(個別・段階評価)

大学入学共通テスト利用選抜試験(前期)

募集人員12名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングとリスニングの配点比率を3 : 1にして換算されます。
国語(100点)
「国語(近代以降の文章のみ)」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史A」「世界史B」「日本史A」「日本史B」「地理A」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目選択
2次試験面接(個別・段階評価)

大学入学共通テスト利用選抜試験(後期)

募集人員一般選抜試験(後期)と合わせて5名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングとリスニングの配点比率を3 : 1にして換算されます。
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
2次試験面接(個別・段階評価)

過年度入試結果

一般選抜試験(前期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021551,7641,612312110163非公表非公表14.7
<1,049><962><196><72><97><13.4>
(715)(650)(116)(38)(66)(17.1)
2020721,7961,710363149197非公表非公表11.5
<1,102><1,041><238><100><126><10.4>
(694)(669)(125)(49)(71)(13.7)
2019862,0501,916359136164非公表非公表14.1
<1,284><1,191><234><88><101><13.5>
(766)(725)(125)(48)(63)(15.1)
2018851,9581,757364148149非公表非公表11.9
<1,240><1,106><222><89><94><12.4>
(718)(651)(142)(59)(55)(11.0)
2017852,1541,963368153166非公表非公表12.8
<1,368><1,222><240><86><112><14.2>
(786)(741)(128)(67)(54)(11.1)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
202127240068.00%最高点364点(91.0%)
202024640061.50%最高点322点(80.50%)
201924940062.25%最高点314点(78.50%)
201823440058.50%最高点298点(74.50%)
201720340050.75%最高点275点(68.75%)

一般選抜試験(後期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
202158951371846非公表非公表64.1
<330><283><41><5><22><56.6>
(259)(230)(30)(3)(24)(76.7)
2020691602681647非公表非公表37.6
<386><336><41><7><29><48.0>
(305)(266)(27)(9)(18)(29.6)
2019646140237611非公表非公表67.0
<260><221><22><3><6><73.7>
(201)(181)(15)(3)(5)(60.3)
2018758552229711非公表非公表74.6
<352><302><20><6><6><50.3>
(233)(220)(9)(1)(5)(220.0)
2017769661832720非公表非公表88.3
<407><348><11><3><6><116.0>
(289)(270)(21)(4)(14)(67.5)

※募集人数は共通テスト利用(後期)と合わせて10名です。

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
202126140065.25%最高点285点(71.25%)
202024640061.50%最高点281点(70.25%)
201922340055.75%最高点269点(67.25%)
201824740061.75%最高点267点(66.75%)
201722440056.00%最高点234点(58.50%)

大学入学共通テスト・一般選抜試験併用試験

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021104694331216739非公表非公表6.5
<253><238><66><34><22><7.0>
(216)(195)(55)(33)(17)(5.9)
2020105625431314444非公表非公表12.3
<325><312><86><27><29><11.6>
(237)(231)(45)(27)(15)(13.6)
2019105975601202262非公表非公表25.5
<340><317><70.<15><37><21.1>
(257)(243)(50)(7)(25)(34.7)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次8761,20073.00%最高点1120点(93.33%)
2次非公表1,200 
20201次851.21,20070.93%最高点991.5点(82.63%)
2次非公表1,200 
20191次860.71,20071.73%最高点1018.0点(84.83%)
2次非公表1,200 

大学入学共通テスト利用選抜試験(前期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021105615571014829非公表非公表11.6
<299><298><45><22><14><13.5>
(262)(259)(56)(26)(15)(10.0)
2020108338271202529非公表非公表33.1
<486><480><71><11><17><43.6>
(347)(347)(49)(14)(12)(24.8)
2019108538461222540非公表非公表33.8
<495><488><72><12><29><40.7>
(358)(358)(50)(13)(11)(27.5)
2018158978891302655非公表非公表34.2
<497><492><61><9><29><54.7>
(400)(397)(69)(17)(26)(23.4)
2017157667621322947非公表非公表26.3
<437><433><77><17><25><25.5>
(329)(329)(55)(12)(22)(27.4)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次69080086.25%最高点786点(98.25%)
2次非公表800 
20201次615.270087.89%最高点660.4点(94.34%)
2次非公表700 
20191次623.470089.06%最高点678.8点(96.97%)
2次非公表700 
20181次646.670092.37%最高点675.4点(96.49%)
2次非公表700 
20171次623.270089.03%最高点672.2点(96.03%)
2次非公表700 

大学入学共通テスト利用選抜試験(後期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
202159591825非公表非公表29.5
<38><38><9><1><2><38.0>
(21)(21)(9)(1)(3)(21.0)
20208338271202529非公表非公表33.1
<486><480><71><11><17><43.6>
(347)(347)(49)(14)(12)(24.8)

※募集人数は一般(後期)と合わせて10名です。

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次52260087.00%最高点576点(96.00%)
2次非公表600 
20201次631.270090.17%最高点649.4点(92.77%)
2次非公表700 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1読解内容真偽、空所補充、内容説明
2読解空所補充、語句整序、語形変化
3読解空所補充、語句説明
2019年度
大問番号項目内容
1発音発音・アクセント
2会話文空所補充
3文法・語彙2文の共通語補充
4読解空所補充、語句整序、英文和訳
5読解内容真偽、空所補充、同意表現
2018年度
大問番号項目内容
1会話文応答文選択
2読解空所補充
3読解空所補充、語句整序、英文和訳
4読解内容真偽、空所補充
2017年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2読解空所補充、語形変化
3語彙語の定義
4読解内容真偽、空所補充、語和訳、語形変化
5読解語句和訳、空所補充、語形変化、語句整序
2016年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙空所補充、数式表現
3読解内容真偽、英文和訳、同意表現
4読解英文和訳、語句整序、空所補充、共通語による空所補充

B 傾向

記述式である。2016年度以降、すべての設問が英語で書かれるようになった。大問の内容・形式・構成は年度により変動している。2017年度以前は最初に空所語句補充問題があったが、2018年度は会話問題、2019年には発音問題となった。2020年度には、大問数が3題で、すべて読解問題となっている。

2019年度以前は最後の2題、2020年度は3題すべてが長文総合問題である。長文の内容は、医系・科学系のものがほとんどである。また、長文の総語数は年度により、1,500語強から2,000語強でやや変動がある。長文の内容はつかみやすく、設問も標準的であり、空所語句補充(選択・記入)、下線部和訳、内容・意味説明、内容一致、整序英作文、語形変化等が問われている。なお、内容一致問題はすべての選択肢について一致・不一致を問う「T or F型」である。

また、数学用語や数式が問われるような問題が出題されることが多かったが、2019年度と2020年度には出題されなかった。

C 対策

基礎知識を完全に自分のものにしよう。特に単語・イディオム・慣用表現に力を入れるとよい。なかでも医系を中心とした自然科学系の単語は押さえておく必要がある。記述が求められている以上、単に読み取るだけではなく正確なスペリングや語形変化等、能動的に発信できる程度にまで単語・イディオム等の習熟度を高めておかなければならない。

受験レベルでは扱わないイディオム・慣用表現が問われる場合もあるが、習熟度を高めておけば、与えられた日本文や指定された文字から類推が可能である。整序英作文は単語・イディオムのみならず文法・語法や特殊構文の理解・習得が前提である。こちらも英作文である以上は、能動的に知識を使いこなす能力が問われている。長文総合問題では、パラグラフリーディングの技法を活用、パラグラフ単位でテーマ・主張をつかむ。内容一致問題(すべての選択肢について一致・不一致が問われている)の選択肢は、その内容がパラグラフの順番どおりに並んでいる。パラグラフを読み取るごとに選択肢の真偽を判断していけばよい。

2 数学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)2文字の対称式の計算
(2)対数方程式
(3)不等式と集合、包含関係
22次曲線と極限円と放物線、4交点をもつ条件、図示、交点の和と積、方べきの定理、方程式の解と極限
3場合の数、確率順列、余事象の確率、条件付き確率
4複素数と図形円となる軌跡、複素数の分数で表される複素数の軌跡
2019年度
大問番号項目内容
1整数約数と余り、条件を満たす最小の自然数
2ベクトル平面ベクトル、垂直、大きさ、垂直、三角関数
3数列放物線と漸化式、等差数列
4式と曲線媒介変数で表された曲線、関数の増減、曲線の概形とその囲まれる部分の面積
2018年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)関数の増減
(2)整数(2進法)
(3)軌跡
2数列と極限連立漸化式、数列の極限
3確率と数列条件を満たす自然数、確率
4複素数平面複素数と図形、軌跡
2017年度
大問番号項目内容
1小問6問(1)4次方程式の解と複素数平面
(2)素因数分解と8進法
(3)対数方程式
(4)三角不等式
(5)接する2次・3次曲線と面積
(6)命題の真偽
2確率円周上を動く確率
3図形と式、微分線分が通過する領域、面積と最小値
4関数と定積分関数の決定、定積分とその性質
2016年度
大問番号項目内容
1小問6問因数分解、チェバの定理・メネラウスの定理、三角関数の合成、無理数・対数の計算、不等式の表す領域
2微・積分法条件を満たす関数の決定、放物線と直線で囲まれた部分の面積
3数列、複素数平面複素数の数列と一般項の和
4式と曲線、図形と方程式、図形の性質双曲線と直線の交点、交点を通る円

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲで、数学Bは数列とベクトルである。2018年度までは、大問1は小問集合となっており、標準レベルであり、大問2、3、4は誘導形式で空所補充式であり、空所には、数、角度、整式、不等式、記号、語句などを記入するよう指定されていて、一部記述が見られ、全分野から万遍なく出題されており、特に図形、微分・積分絡みの問題がよく出題されていた。かなりレベルの高い内容であった。

ところが、2019年度は大問4つとも完全記述式となった。全体的なレベルも従来に比べると、かなり易しくなった。内容も典型的なものである。ただし、大問4は計算量があり、標準以上で大変である。ところが、2020年度は、大問1が空所補充、大問2が空所補充と記述の混合、大問3と4が記述となった。こうなると、今後の傾向は見通せない。

C 対策

まずは、全分野について万遍なく、標準的な入試問題をしっかり繰り返し学習する。正確な計算が行えることも非常に大事である。河合出版「チョイス新数学問題集」、数研出版「クリアー数学演習ⅠAⅡB」、「クリアー数学演習Ⅲ」などで反復練習しよう。

2019年度の出題内容が続くと考えると、上記の問題集を数学Ⅲに偏ることなくバランスよく全分野を学習するのがよい。不得手分野を作ってはいけない。さらに、Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」、河合出版「ハイレベル理系数学」、河合出版「理系数学の良問プラチカ数学ⅠAⅡB」、「理系数学の良問プラチカ数学Ⅲ」などを活用すれば十分であろう。

いわゆる難問はパスしてもいいが、計算量の多いボリュームのある問題も解くべきである。90分という試験時間は厳しい。スピーディに解けるようにしなければならない。平易傾向になった分、合格するためには高得点が必要であろう。

3 物理

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1力学水中を下降する物体の浮力と抵抗力、運動方程式
2電磁気繰り返し回路による電位の変化
3波動レーウェンフックの顕微鏡
4原子質量の単位の定義変更、ボーアの水素原子模型
2019年度
大問番号項目内容
1力学ねじを締め込む原理
2電磁気コンデンサーを含む回路、細胞膜への応用
3波動くさび形媒質による光の干渉
4熱力学スターリングエンジンの原理
2018年度
大問番号項目内容
1力学車両がカーブを曲がる運動・円運動とその安定性
2波動超音波を利用した血流の測定
3電磁気電流がつくる磁場・電磁誘導
4熱力学気体の状態変化・高圧ガスが空気に対してする仕事
2017年度
大問番号項目内容
1力学ばねの単振動、分子の原子間力をばねとみなした単振動
2電磁気タッチパネルのセンサーとコンデンサー回路
3波動光ファイバーの性質と特性
4原子PET検査の原理と放射性崩壊
2016年度
大問番号項目内容
1力学浮力による単振動
2電磁気、原子発光ダイオードを用いた電流回路、光子のエネルギー
3波動光の干渉(ロイドの鏡)
4熱力学断熱変化
5熱力学気体の分子運動論

B 傾向

「物理基礎・物理」の全範囲が出題範囲となっている。説明・論述問題を含む記述式であり、図やグラフもある。穴埋めも多く、設問の形式は多彩である。途中の考え方を示す問題が多いため、けっこう時間がかかる。じっくり考えることは難しく、どんどん解き進めることになる。それだけの十分な学力、計算力、記述力が必要となる。大問4題からなり、「力学」「電磁気」「波動」は必出、「熱力学」と「原子」はどちらか、または両方となっている。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1は「力学」。水中を下降する物体。大問2は「電磁気」。同じ回路を繰り返し接続するもの。大問3は「波動」。レーウェンフックの顕微鏡(初代顕微鏡)を題材とした問題。大問4は「原子」。単位の話から、水素原子模型に進む。

難問はほとんどないが、見慣れないつくりの問題が多い。よく読むと知っていることを組み合わせて解けることがわかる。

C 対策

典型的な標準問題といえる問題がなく、どの問題もやや癖がある。ともすると何をしたらよいのかさえも分からないことが考えられる。つまり、かなり鍛えられてないと太刀打ちできないことになる。セミナー物理やリードα、良問の風などの標準的な問題集ならばほぼ解ける、という状態がスタート地点となる。しっかりと自信をつけるために、名問の森レベルの問題集でとことん練習する。それから過去問を実際に解いてみる。中途半端な状態で過去問をやってもあまり意味はないので、ほぼ完成状態になってからにしたい。そして解ける感触を感じて、自信を持つことがかなり重要である。とてもわかりにくいが、実は難問は少ない。自分の力で解けるはずだという自信が、解き進める原動力になる。公式は完璧に覚えた。問題は500問以上解いた。微積や指数対数の計算も使える。そんな力強い自信を身に付けよう。

4 化学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1理論理想気体と実在気体、ファンデルワールスの状態方程式
2理論・有機エステルの合成法、C4H8O3の構造決定
3無機・理論金属の合金の反応と性質、面心立方格子
4有機・理論エタノールの反応とアルケンの酸化反応、C5H10Oの構造決定
2019年度
大問番号項目内容
1総合水銀の化合物と性質、水銀血圧計、アセトアルデヒドの製法
2理論・無機銅の電解精錬の仕組み
3有機・理論天然ゴムと合成高分子の性質、フェノールの電離平衡、陽イオン交換樹脂の構造
4有機・理論セルロースの誘導体とPETの構造、浸透圧
2018年度
大問番号項目内容
1理論混合物の含量、アンモニアの逆滴定
2理論・有機酢酸の会合度、平衡定数、凝固点降下
3有機元素分析、構造決定
4有機分岐鎖アミノ酸(BCAA)
2017年度
大問番号項目内容
1理論混合溶液の量的関係の計算とグラフ
2理論混合気体の平均分子量計算、酸化還元反応式
3有機・理論油脂の加水分解、燃料
4有機・理論糖類、好気呼吸と物質量計算
2016年度
大問番号項目内容
1理論・無機CaOとCaCO3の混合物の定量
2理論・有機ガラスの性質、AgBrの感光性、Siの性質
3理論・有機C2H2の水素付加、気体の法則
4有機・理論芳香族化合物の分離・推定

B 傾向

計算・論述・選択など出題形式は様々で、基本~標準レベルの問題が多い。計算問題の比重が大きく、有効数字の処理まで含めて速く正確な計算能力が要求される。理由を答える字数制限なしの論述が出ることがあり、適切なキーワードを盛り込んだ文章を作る力が試される。1つのテーマについて深く掘り下げることもあり、表面的な理解では不十分である。身近な話題や生命科学に関する総合問題が多く、興味や関心を持って日々の学習にあたるように。高分子化合物に関してもよく出題されるので、糖類、アミノ酸、タンパク質についてのまとめ作りも早い時期から丁寧に進めておこう。また、教科書には載っていない反応式を、題意を読み取って作る問題が出題されたこともある。

2020年度は大問1が理想気体と実在気体の問題であったが、問5でファンデルワールスの状態方程式を答える問題が出された。一般的な入試であればこの方程式は与えられることが多いが、医学部入試ではこのような出題がよくある。ハイレベルな出題がなされる関西医大のような大学を受験する場合は、普段与えられているような式(アレーニウスの式など)も記憶しておくほうが良いだろう。大問2はエステル化の実験手順と操作について問われている。医学部入試ではこのように実験に関する出題が多いので教科書の課題研究のページや図説などを参照して実験に対する理解を深めておこう。大問3は金属に関する出題である。合金に関する知識、酸との反応、面心立方格子の計算問題など内容はシンプルであるので確実に得点しておきたい。大問4は酸化開裂による構造決定問題であるが、炭素数が少なかったので異性体を全て書き出せばすぐに解答できるであろう。

C 対策

標準的な難易度の問題から応用力を要するものまで出題される。教科書・資料集をよく読み、要点を簡潔にまとめ、「セミナー化学基礎+化学」を2~3週しておく。無機・有機ではインプットとアウトプットのバランスを調整しながら、ノートまとめと問題演習を繰り返す。過去問はできるだけ早い時期から取り組み始め、傾向と対策を意識しながら学習を進める。暗記のみに頼っていては歯が立たないので「なぜ、どうして?」と常に考えながら参考書にも目を通すように。計算問題は、「化学重要問題集」「化学の新演習」など少しレベルの高い問題集に取り組み自信をつけておくこと。

辛い努力は実らないことが多いので不必要に勉強を辛くしないように。学ぶことの中には必ず喜びの要素がある。勉強のやり方でもよいし、達成感でもよい。他人との優劣を比較して喜びを感じるような虚しいことはしないように気をつけたい。比べるとしたら相手は昨日の自分にして、「今日は昨日よりも~について賢くなった」と成長を感じるように。

5 生物

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1総合細胞小器官、絶滅種、細胞骨格、形成体、タンパク質とアミノ酸、岡崎フラグメント、ATP、ショウジョウバエの発生、生物の進化、DNA(計算)
2代謝、系統と分類光合成色素、薄層ペーパークロマトグラフィー、藻類・植物の分類
3代謝、遺伝情報、生殖と発生アルコールの代謝、遺伝情報の発現、PCR、遺伝(計算)
4生態と環境物質生産(計算)
2019年度
大問番号項目内容
1総合体細胞分裂、物質生産、共生、進化、体液、肝臓、交感神経
2代謝脂肪の代謝(計算)、呼吸商(計算)
3動物の反応筋収縮、張力(計算)、筋肉でもATP再合成
4遺伝子情報PCR法、電気泳動(計算)
5生殖と発生カエルの発生、形態形成、誘導
2018年度
大問番号項目内容
1総合ゲノム、ホルモン、腎臓、細胞、SNP、中立説、細胞の大きさ、植物ホルモン、選択的スプライシング、免疫
2植物の発生ABCモデル(考察)、ホメオティック遺伝子
3代謝呼吸、ATP合成(計算・作図)
4遺伝情報PCR法(計算複数)、制限酵素(考察)
5体内環境体液の流れ、心臓の構造、心臓の拍動、血圧
2017年度
大問番号項目内容
1総合ホルモン、地質時代、PCR法、無性生殖、神経、電子伝達系、組織の分化、森林の食物連鎖、タンパク質の機能と役割
2遺伝情報タンパク質合成、突然変異
3有性生殖、遺伝子、進化、細胞生殖方法、卵形成、ミトコンドリアの遺伝・変異、共生説
4植物の環境応答植物ホルモン、オオムギの発芽実験
5体内環境ヒトの臓器の役割、ホルモン
2016年度
大問番号項目内容
1総合染色体の組み合わせ、血球などの大きさ、世界のバイオーム、Ca2+の働き、呼吸の仕組み、肝臓の働き、絶滅危惧種
2動物の反応自律神経、聴覚・視覚、血糖調整
3遺伝情報制限酵素、DNAの電気泳動像の解析
4遺伝家系図と遺伝様式
5進化・系統動物の系統と分類、分子系統樹

B 傾向

記述式。2020年度は大問4題となった。通常の大問5題から一題減ったことで時間配分が上手くできなかった受験生もいたと思われる。大問1は総合問題であり、例年よりも解答を選びやすくなっているものの、過不足なく選択しなければいけないこと、「該当なし」の選択肢もあることを考えると正答するには確実な知識が必要だっただろう。大問2も選択肢が多く、同様に「全て選ぶ」方式であるので、加えてグラフや表を読み取ることを考えると、取り組みにくい問題だったと言える。大問3、4も迅速な処理能力、設問を読み取る力、広範な知識が必要であるため、答えにくかったと思われる。総じて2020年度は難化の傾向にあったと思われる。

計算問題は、昨年ほどは多くなかった。例年出題される論述問題もなかった。昨年はほとんど出題されていなかった発生と形態発生の分野から出題があったが、2020年度は生態系からの出題があった。体内環境、代謝、動物の反応、細胞、遺伝子などの頻出分野は今までのように出題されているので注意が必要だ。

C 対策

2020年度も健在だった「全て選べ」系の問題は選択肢一つ一つに正誤を付けられる正確さと迅速さが必要である。大部分の選択問題が基礎的な内容となっているので(一部には図表の隅にしか載っていないような問題もある)、それらの問題をきちんと正答していこう。まずは教科書を確実に理解し、用語一つ一つの説明ができるようにすることが大事だ。図と表についても、教科書にあるものは作図が出来るようにすることが望ましい。計算問題は、2020年度も標準的であったが、ほぼ毎年出題されており、今回のペーパークロマトグラフィーの計算など、珍しい題材の問題が目立つので、他の過去問題から見慣れない計算問題を抽出して演習しておこう。また、標準~発展的な問題集を一冊完璧に仕上げておくと自信にもつながるだろう。

発生と形態形成の分野は、今後発展問題として出題される可能性が大いにある。他大学の過去問題からピックアップして解けるようにしておこう。本学特有の考察問題については慣れることが必要である。過去問を用いて、まずはゆっくりじっくり解いてよい答案を作れように頑張り、徐々にスピードアップを心掛けるとよい。また、生態系の大問は順天堂大学の問題が改変して使われた。今後このように他大学の過去問題を改変して使用する可能性もあるので、似た傾向の大学の問題を解くことも有効である。

小論文・面接

1 小論文

  • テーマが与えられ、自分の考えを述べる問題が出題されています。
  • 制限時間は45分、字数は500字です。
  • 1次試験で実施されますが、評価については2次試験の際に使用されます。

過去の問題例

  • 完治する可能性が60%である一方で、リスクが30%ほどある超高齢の患者さんに対して、手術と緩和治療のどちらを勧めるか
  • 税金を高齢者医療に使うのか、それとも将来を背負う世代に重点的に使うのか
  • 将来、臨床医を志す者として、「医学生も同年齢の『普通の』学生と同じように振る舞い、同じ気持ちになれれば、多くの患者さんと同じ気持ちにたてる」という考え方と、「医学生には同年齢の人々とは異なる行動や考え方が求められる」という相反する考え方がある。あなたの考えを述べなさい
  • 近年、へき地医療、救急、産科、外科など肉体的精神的に過酷な領域を敬遠する傾向が著しく、地域と診療科の不均衡よりくる医療崩壊を引き起こす一因となっている。この現状を改善するために、これから医師を志すあなたの考えを述べなさい
  • 以下の言葉について、あなたの考えを述べなさい。「わたしは失敗したのではない。うまくいかない1万通りの方法を発見したのだ」トマス・エジソン
  • 日本が誘致を目指している2025年の万博のテーマは、「いのち輝く未来社会のデザイン」~Designing Future for Our Lives~。サブテーマとしては、「多様で心身ともに健康な生き方」「持続可能な社会・経済システム」を掲げる。また、コンセプトは、未来社会の実験場「People’s Lining Lab」とした。開催を通じ、国連が決めた持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けた取り組みを促すとともに、先端技術や新たな事業も創造する予定である。あなたが大阪万博で実現したい医療について述べなさい

2 面接

面接の形態個人面接(面接官3人に対し受験生1人)
面接時間10~15分
質問例関西医科大学を志望する理由
医師を志望する理由
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
理想の医師像
医師に必要な資質とは
併願校や昨年度の受験校について
入学後にしたいこと
浪人して得たもの

学納金等

学納金

6年間計27,700,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金1,000,000円 
授業料2,400,000円2,400,000円
実験実習費300,000円400,000円
施設設備費1,000,000円1,100,000円
教育充実費1,000,000円500,000円
合計5,700,000円4,400,000円

諸会費等

6年間計440,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
保護者会入会金100,000円 
保護者会会費50,000円50,000円
学生自治会入会金4,000円 
学生自治会会費6,000円6,000円
合計160,000円56,000円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)12511610388.8%11911010292.7%66116.7%
第114回(2020年3月16日発表)12211611094.8%11110510095.2%11111090.9%
第113回(2019年3月18日発表)13112311291.1%12011210392.0%1111981.8%
第112回(2018年3月19日発表)15214012891.4%13111911193.3%21211781.0%
第111回(2017年3月17日発表)13812510483.2%1231109485.5%15151066.7%
第110回(2016年3月18日発表)13312310988.6%12311310189.4%1010880.0%