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金沢医科大学

2022年度 入試概要

一般選抜(前期)

募集人員65名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(60分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(60分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(90分・150点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
2次試験小論文(60分・60点)
面接(グループ面接・1グループ約20分間・110点(調査書等含む))

一般選抜(後期)

募集人員10名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(60分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(60分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(「数列」「ベクトル」)
2次試験小論文(60分・60点)
面接(グループ面接・1グループ約20分間・110点(調査書等含む))

過年度入試結果

一般選抜(前期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021652,4812,2054659121310419511.3
<1,567><1,365><291><49><60><109><12.5>
(914)(840)(174)(42)(44)(86)(9.8)
2020653,0382,8104577220811618815.0
<1,925><1,787><315><39>
(1,113)(1,023)(142)(33)
2019652,4402,3335061092631452549.2
<1,619><1,538><356><74>
(821)(795)(150)(35)
2018653,2863,1895981102979620615.5
<2,144><2,073><375><60>
(1,142)(1,116)(223)(50)
2017653,4773,3825811152908620117.3
<2,310><2,235><396><65>
(1,167)(1,147)(185)(50)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021101851955.194.9100.0
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次20435058.29%最高点288点(82.29%)
2次非公表410 
20201次21335060.86%最高点303点(86.57%)
2次非公表410 
20191次26440066.00% 
2次非公表460 
20181次27140067.75% 
2次非公表460 
20171次27340068.25% 
2次非公表460 

一般選抜(後期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021101,3231,17975101281865.5
<807><716><47><5><5><10><71.6>
(516)(463)(28)(5)(3)(8)(57.9)
2020101,5851,42578102161689.1
<955><852><47><2>
(630)(573)(31)(8)
2019101,5431,407991039313108.2
<913><830><58><7>
(630)(577)(41)(3)
2018101,4881,249155106841489.2
<877><723><99><5>
(611)(526)(56)(5)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
20214141822.277.8100.0
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
 
20211次12920064.50%最高点159点(79.50%)
2次非公表370 
20201次15620078.00% 
2次非公表410 
20191次13920069.50% 
2次非公表260 
20181次14020070.00% 
2次非公表260 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、内容説明
2読解空所補充、内容説明、欠段落補充
3読解同意表現、空所補充、指示語、発音・アクセント
4読解発音・アクセント、空所補充、述語動詞指摘、欠文補充、指示語
2019年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、内容説明
2読解同意表現、指示語、発音・アクセント、述語動詞指摘、空所補充、内容説明、内容真偽
3読解空所補充、アクセント、同意表現、指示語、述語動詞指摘、内容一致
4読解空所補充、同意表現、発音・アクセント、内容真偽
2018年度
大問番号項目内容
1文法・語彙・会話文空所補充
2読解空所補充、同意表現、指示語、内容説明
3読解空所補充、指示語、欠文補充、語句整序、アクセント、内容真偽
4読解空所補充、同意表現、アクセント、指示語、内容説明
2017年度
大問番号項目内容
1文法・語彙・会話文空所補充
2文法・語彙誤り指摘
3読解空所補充、アクセント、具体例提示、指示語、欠文補充
4読解同意表現、指示語、内容説明、内容真偽
5読解空所補充、文構造、指示語、内容説明、内容真偽
2016年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2読解空所補充、語句整序、内容説明
3読解空所補充、内容説明、同意表現、発音・アクセント、内容真偽
4読解空所補充、同意表現、文の構成、欠文補充、内容真偽、テーマ

B 傾向

全問マーク式である。2016年度以降、すべての設問が英語で書かれるようになった。例年、長文問題が3題と文法・語彙などの問題が出題されていたが、2019年度にはすべて長文問題となり、2020年度も同じ大問構成だった。単語総数は年々増加しており、2020年度には、2,500語強となっている。長文の設問は、空所補充、発音・アクセント、同意表現、指示語、内容一致など様々な形式が含まれている。発音・アクセント問題には、最も強く発音する音節の母音の発音を問う問題があり、単純にアクセントの位置を尋ねているのではないので、注意が必要である。また、内容としては医系・科学系のものが多いが、文化的・社会的内容のものも出題されることがある。

長文の内容もそれほど難しくなく、設問の難易度も標準的であるが、一部紛らわしい選択肢や視野を広く持たなければ解けないものもある。試験時間60分に対して長文問題が4つあるので時間配分に注意が必要である。

C 対策

試験時間60分をどのように配分するかがポイントである。長文問題の数が4つもあるので、時間配分を十分に意識して解いていかなければならない。設問に関係する部分は丁寧に読み、直接、設問に関わらない部分は、大筋を把握するにとどめるなど、読解上の工夫も必要である。各設問別の解法も定型化し、アプローチに要する時間を節約するようにしたい。知識を完全にし、語法・イディオム・語彙については瞬時に反応できるように習熟度を高める必要もある。

総じて、60分という試験時間内に全問を解き切るための訓練を重ねる必要がある。解答に詰まる問があっても、他の長文の内容や設問は標準的な難易度のものがほとんどであり焦る必要はまったくない。予め決めた時間配分を守り、落ち着いて処理していけばよい。

2 数学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1確率事象の分類、条件を満たす確率
2微・積分法3次曲線と接線、交点、面積と積分
3数列ベクトルと三角形、内分点
4積分と体積放物線と接線、およびそれらなどで囲まれる図形の回転体の体積
2019年度
大問番号項目内容
1確率さいころの確率、約数と倍数、規約分数
2図形と方程式2直線のなす角、線対称な点、平行四辺形と面積
3数列小数数列、漸化式の導出、部分和が3を超える最小の\(n\)
4微・積分法無理関数の増減、2点を通る直線と曲線などが囲む図形の面積
2018年度
大問番号項目内容
1確率反復試行の確率、2直線が一致する条件、三角形の面積が等しくなる確率、2直線が平行となる条件
2高次方程式共役な複素数、実数係数の3次方程式の解
3ベクトル空間ベクトル、平行六面体、平面上の点、1次独立
4微・積分法(数Ⅲ)分数関数の極値、分数曲線と直線、法線、面積
2017年度
大問番号項目内容
1確率いろいろな条件を満たす確率
2漸化式と極限分数漸化式、等差数列、\(a_{n+1}=pa_{n}+q\)、数列の極限
3式と曲線だ円と接線、三角形の面積
4微・積分法無理関数のグラフ(面積、変曲点、接線など)
2016年度
大問番号項目内容
12次関数、確率2次不等式の解による不等式の係数決定、確率
2図形と測量、三角関数余弦定理、2倍角の公式、加法定理
3微分法、数列、極限接線、三角形の面積の和、極限
4式と曲線、積分法放物線の焦点、三角形の面積、\(y\)軸の周りの回転体の体積

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲである。数列、ベクトル、微分・積分からよく出題されている。その一方で、2015年度以降数Ⅰからの出題はない。

また、出題形式はマークシート式である。符号\(-\)、\(\pm\)と0~9までの数字のいずれかをマークさせるものである。誘導形式であるので、それに乗っていけばいいが、裏を返せば、乗れなくなった時点でそれ以降の問題を解くことができなくなる可能性が生じてしまうことになる。

難易度としては、いわゆる難問はなく、教科書の章末問題のレベルから標準的な入試問題レベルである。入試問題としては概ねよく見かけるものが多く解きやすい。ただし、計算力と計算スピードは結構求められている。試験時間の60分は十分ではなく忙しいが、高得点勝負であることは確かである。

2020年度ではやや易化傾向にあるが、確率と数学Ⅲの積分からの出題はやや難しい内容である。

C 対策

まずは、教科書の内容を、教科書傍用問題集などを利用して基礎力をしっかりマスターしよう。そして、標準的な入試問題が収録されている問題集をひとつ選び、完璧に理解できるまで繰り返すとよい。特に、数学B、Ⅲは重点的に学習しよう。

さらには、Z会出版「チェック&リピート」、正高社「タイプわけによる理系の数学ⅠAⅡB」、河合出版「チョイス新標準問題集」などがお薦めである。難問はパスして、マーク式出題を念頭に置き、答重視でよい。必要な部分のみを取り出して正解に達する練習に努める。また、試験時間に比べて問題量がやや多いので、手際よくスピーディに、かつ正確に計算できることが重要である。誘導形式であるので、日頃から誘導に乗る練習をしておく。放物線、3次関数のグラフ、円、2次曲線などの図形を手際よく描きながら正解が得られるようにしよう。

全体として問題が平易であるため、計算ミスや転記ミス、勘違いなどによる失点をしないよう途中でチェックを入れるクセをつけるよう心がけることが大切である。加えて、学研「数学ⅠAⅡB問題総演習」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」などでブラッシュアップしよう。かなりの高得点が求められる。確率、微分・積分は特に力を入れておく。

3 物理

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1力学ゴムひもによる物体の運動
2波動2波源の波による干渉、定常波
2019年度
大問番号項目内容
1力学壁と床面ではねかえる小物体の運動
2熱エネルギー熱量計内での熱エネルギーのやりとり
3原子原子崩壊と放射線被曝・半減期
4小問集合原子:素粒子、電磁気:電力量、力学:氷の浮力
2018年度
大問番号項目内容
1小問集合光速を問う・素粒子論・レンズによる結像・万有引力
2力学力をおよぼし合う3物体の運動・運動方程式
3熱力学気体の状態変化と熱効率
4電磁気サイクロトロン
2017年度
大問番号項目内容
1小問集合ラジアンの定義、ラジウムの半減期、正弦波の一般式、定常波とうなり
2力学移動体の中での運動方程式
3波動虹の原理、反射・屈折の法則
4原子光電効果
2016年度
大問番号項目内容
1小問集合原子核の構成、うなりの回数、シャルルの法則、薄膜の干渉
2力学斜面上の物体の運動、力のモーメント
3電磁気RLC交流回路、実効値、インピーダンス
4原子コンプトン効果、光量子、物質波

B 傾向

出題範囲は、「物理基礎・物理」で、全範囲からの出題となっている。出題形式は、大問2題であり、全てマークシート方式。該当する数値または文字式を選ぶ形式であるが、選択肢の中には語句や文、グラフを選ぶものもある。

大問は例年の4問から2問となった。様式の大幅変更である。よって2021年度の様式は予想し難い。2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1は「力学」で、天井からつるしたゴムひもにおもりをつるし、落下させるもの。単振動と投げ上げが繰り返されるものである。大問2は「波動」。2波源からの波の式が与えられ、合成波を考える問題。2波源ものとしては、やや難しい。

選択肢は数字をそのまま選ぶものと、式を選択肢から選ぶものであり、選びやすい。難易度は標準的で、地道に解いていけば合格点になりそうな問題である。ただ、大問1も大問2も設問が多いので、1つのミスがそれ以降の問題に影響する。大きな減点につながる可能性がある。

C 対策

いずれの単元も標準的で、難問はない。問題集を2、3冊こなせば、どこかで出会っている問題ばかりである。しかし設問が多く、内容が多岐にわたるため、解きにくいものも含まれる。つまり、題材は見たことかあるが、この設問は見たことがない、ということがある。そこで深追いせず、まず自分が解ける内容の設問を潰していくことである。問4がわからなくても問6以降は解ける、ということもよくある。途中でつまったら、全体の設問をみて、「これならできる」を探すことだ。「できる問題を残さない」のが入試の最低限の鉄則なのである。

まずは標準レベルの問題集を2、3冊解き切りたい。「良問の風」や「良問問題集」「基礎問題精講」など手近なものでよい。そのときに、その問題の単元を意識すると公式などを特定しやすい。例えば円運動ならば「向心力」や「エネルギー保存」、衝突したら「運動量保存」、飛び出したら「斜方投射」。これで公式を特定し、立式していく。地味な作業だが効果は高い。

4 化学

A 出題内容<前期>

2020年度
項目内容
総合理論分野に関する小問5問
 同位体、酸化数、リチウムイオン電池、濃度計算とpH、金属結晶
有機化学に関する小問2問
 芳香族化合物の推定、ペプチドの配列順序
2019年度
項目内容
総合理論分野に関する小問5問
 原子の構造と性質、組成式、酸化数、鉛蓄電池と二次電池、アンモニアの電離平衡と緩衝液
無機分野に関する小問2問
 金属の性質、陽イオンの性質と反応
有機分野に関する小問3問
 有効数字、探究活動、実験(メスシリンダーの見方)
2018年度
項目内容
総合理論分野に関する小問8問
 物質量計算、周期表と元素の性質、平均分子量、結合と結晶、実験操作、試薬の調製、熱化学
無機分野に関する小問1問
 沈殿滴定
有機分野に関する小問3問
 アミノ酸、有機構造決定
2017年度
項目内容
総合理論分野に関する小問8問
 水分子、分子の構造、緩衝作用、化学平衡、電気分解、溶解度積、飽和蒸気圧
無機分野に関する小問1問
 Fe、Cu、Alの反応
有機分野に関する小問3問
 有機構造決定、アミノ酸とペプチド、多糖類
2016年度
項目内容
総合理論分野に関する小問7問
 化学結合と分子の形、混合物の分離、平衡移動、電気分解、個体の溶解度、ヘンリーの法則、電離平衡とpH
無機分野に関する小問2問
 気体の製法、金属の性質と反応
有機分野に関する小問2問
 脂肪族アルコールの構造決定、ジペプチド

B 傾向

全問マークシート式である。2017年度はこれまでより問題数が増え、1問あたりの配点は下がっている。また、正誤の組み合わせを答える問題が出題されなかった。計算問題は理論分野全体から偏りなく出題され、近い数値を選ぶタイプと有効数字で答えるタイプがある。有効数字に変換するときに底10に対する指数部分を間違えるミスに注意しよう。2018年度はすべて有効数字で答えるタイプであった。正確な計算力が必要である。物質の性質・特徴を選ぶ問題では「2つ選べ」、「すべて選べ」、「正誤の組み合わせを選べ」など通常よりも正確な知識を要求される。マークシート式のため、有機化学では元素分析、凝固点降下の測定による分子量計算、窒素含有量を求めるための逆滴定計算、異性体数の計算、浸透圧など数字で答える問題が頻出である。特にエステル・油脂・糖類・アミノ酸は得意分野にしておきたい。基本~標準問題で構成されており、いわゆる難問、奇問はない。

2020年度は(3)でリチウムイオン電池が出題された。近年の医学部入試では頻出なので電池の構造と反応式は与えられなくても答えられるようにしておきたい。(7)はアミノ酸の配列順序決定問題であったが、これも頻出問題なので演習をこなして素早く解答できるようにしておきたい。

C 対策

選択問題を確実に解答するための正確な知識の習得を最優先しよう。知識が曖昧だと合格は難しい。試験時間を計って過去問演習を行い、時間配分にも慣れておくこと。得点率80%程度を目指し、埼玉医科大学、日本大学医学部、北里大学医学部、自治医科大学の入試過去問も合わせて練習してマークシート式に慣れておこう。化学は計算だけでなく覚える事柄も多い。短期記憶から長期記憶へと知識を移すためには、繰り返し反復することが大切である。参考書・ノートを眺めるだけではなく、英単語を覚えるのと同じ要領で紙に書く・音読するなど様々な方法で脳に刺激を与えよう。色と関連付けられた情報のほうが白黒のものよりも記憶しやすいので、問題集を解き進める過程でも色ペンを用いて見た目も機能的にも美しい解答解説ノートを作ろう。習慣化することでさらなる効果が期待できる。問題演習でつまずいた時など、調べたい情報を短時間ですぐに取り出せる状態にしておくと、ストレスの少ない学習ができる。ノートまとめをデータベースの構築と捉え、ファイルに整頓し、ポストイットなどの文房具を活用して扱いやすい状態に仕上げておこう。近年のITの進歩は受験勉強方法にも影響している。スマホのYou Tubeアプリなどで「中和滴定 実験」と検索して実験器具の扱いや注意点、色の変化を直感的に理解することも大切である。

5 生物

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1総合酵母菌の代謝(計算問題)、窒素同化、制限酵素(計算)、被子植物の受精、感覚器、物質収支
2体内環境血糖調節、体温調節
3進化地質時代、相同器官・相似器官、分子系統樹(計算)
2019年度
大問番号項目内容
1総合細胞の大きさ、塩基組成、DNA長(計算)、タンパク質の構造、血糖調節、グルコース再吸収(計算)、循環系、体温調節、活動電位、密度効果、遺伝、ハーディ・ワインベルグ、系統と分類
2動物の反応八の字ダンス(計算)、生得的行動
3有性生殖性決定様式、配偶子形成、クローン
2018年度
大問番号項目内容
1総合酵素、異化、遺伝子発現、突然変異、PCR(計算)、ホルモン、光屈性、筋収縮(計算)、進化、バイオーム、生態系
2動物の発生カエルの発生、ウニの発生(考察)
3体内環境獲得免疫、抗原抗体反応(考察)
2017年度
大問番号項目内容
1総合細胞骨格、タンパク質合成、ラクトースオペロン、ウニの受精、生殖細胞形成でのDNA量の変化、性決定、ヒトの組織、心臓、活動電位、ヒトの眼の構造、筋収縮、限界暗期、植物の生物環、生存曲線、DNAの突然変異
2遺伝情報キメラマウスの作製
3代謝光合成のしくみ、乾燥重量
2016年度
大問番号項目内容
1総合細胞、細胞分裂、細胞密着、免疫、アポトーシス、細胞小器官、神経細胞、ショウジョウバエの発生、生体ピラミッド、遺伝子発現、化石、眼の構造、光学顕微鏡、自家受精、成長曲線
2遺伝情報、生殖・発生DNAの複製、岡崎フラグメント、細胞周期、半保存的複製、配偶子形成
3植物の反応光周性、光受容、植物ホルモン、気孔の開閉

B 傾向

マークシート式。2020年度から理科2科目で90分になった影響で、問題数も減少した。特に小問集合問題も7題にとどまった。2019年度に散見された「すべて選べ」「正誤を組み合わせて選べ」系の、設問一つ一つの正誤がきちんとわからないと解けないような問題もなく、非常に解きやすい問題だったと思われる。計算問題も入試レベルの問題集で見かけたような頻出問題であり、是非正答したい。時間が減ったことを考えても若干易しくなったと思われる。例年通り、大問2、3には実験考察問題も出題されているが、これもやはり、発展的な入試問題集で見かける問題である。大問3のレプチンの問題など一見見慣れないホルモンの名前だが、リード文をよく読めば解答できる。出題内容は、問題数が減った分、分野が絞られたが、問題の傾向自体はあまり変わっていない。

計算問題は、例年、やや煩雑なものもあるが、標準レベルである。2020年度も高得点を取らないと合格は望めないので、ケアレスを無くし、満遍なく学習することを心がけよう。。

C 対策

2020年度もそうであったが、金沢医科大の場合、教科書レベルの問題がほとんどである。しかも、2020年度は正誤問題にみられる、「出題パターンが多岐に渡る問題」もなくなっており、今までにも増して高得点争いになっていると思われる。教科書のプラスアルファ部分などの細かいところにまで気を配り、幅広い知識を持っていること、何を問われているのかを冷静に判断して迅速にかつ過不足なく答える訓練は大事である。ケアレス、読み間違いをしていては合格することは難しい。

教科書・資料集は隅々まで目を通し、各分野の内容に欠落点が無いようにしておくとともに、標準的な問題集を繰り返して解いて基本を徹底的に鍛えよう。知識問題については教科書レベルを超えるものではないが、小問集合で幅広い分野からの出題が見られることから、満遍なく正確な知識を身につけておかなければ失点が積み重なってしまう。

また、今までの傾向として、過去に出題された内容が繰り返し何度も出題されるという特徴があるので、早い段階から過去問題を解くのも有効である。加えて、考察も含んでいるが同じく一答式の問題が多い埼玉医科大等の他の私立大医学部や、自治医科大でも出題されている一問一答式の問題をピックアップして解き、色々な分野の問題に慣れておくとよいだろう。

小論文・面接

1 小論文

  • 課題文を読み、内容を要約する問題と自分の意見を述べる問題が出題されています。制限時間は50分です。
  • 制限時間は60分、字数は要約が200字、自分の意見が200字です。

過去の課題文の出典例

  • 柳田邦男「人の痛みを感じる国家」
  • 内山真「睡眠のはなし」
  • 金子郁容「ボランティア もうひとつの情報社会」
  • 池田清彦「生きているとはどういうことか」
  • 桐野髙明「医療を守る」
  • 入山章栄「経営学の最先端から見る 日本企業が失敗を活かせないのはなぜか」
  • 村上道夫、永井孝志、小野恭子、岸本充生「基準値のからくり 安全はこうして数字になった」
  • 内田樹「反知性主義者たちの肖像」
  • 福岡伸一「新版 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか」
  • 羽生善治、NHKスペシャル取材班「人工知能の核心」
  • 小泉英明「脳の発達と幼児教育」(井村裕夫編「医と人間」所収)
  • 浅島誠『生物の「安定」と「不安定」 ―生命のダイナミクスを探る―』
  • 野家啓一「科学哲学への招待」
  • 康永秀生「すべての医療は『不確実』である」
  • 笹井恵里子「救急車が来なくなる日 医療崩壊と再生への道」
  • 山口育子「賢い患者」

2 面接

面接の形態グループ討論(面接官2人に対し受験生3~4人)
※グループ討論の様子はビデオ撮影されており、別室で観察されています。
※1つのグループに比較的同じ年齢の受験生が集められます。
面接時間20~30分

グループ討論は①~③の手順で実施されます。

  1. 控室にてテーマに関する資料を読み、自分の考えをまとめる。制限時間は9分である。なお、考えをまとめる際はメモをとっても構わない。
  2. グループ討論を実施する部屋に移動し、自分の考えを1人3分で述べる。なお、部屋の移動の際、資料は控室に置いておかなければならないが、メモは持ってきても構わない。
  3. 20分間で討論を進める。 ※制限時間が来れば、討論の結論が出ていなくても終了します。

過去のテーマの例

  • 格差社会について
  • 公共施設での全面禁煙について
  • 情報化社会について
  • 差別問題について
  • 代理母出産について
  • 個人情報保護法について
  • 人口増加問題について
  • 安楽死について
  • 癌の告知について
  • GM作物について
  • 事業仕分けによってスーパーコンピュータの予算がカットされたことについて
  • 現代の技術や情報の良い面と悪い面について
  • コミュニケーションの大切さについて
  • 東日本大震災前後の考え方・生き方の変化について
  • オリンピック代表選手に対するマスコミやテレビなどの異常な反応について
  • 高齢者が生きがいを失うことを防ぐには 

学納金等

学納金

6年間計39,500,000円
項目初年度2~4年次5年次6年次
入学金2,000,000円   
授業料3,300,000円3,300,000円3,300,000円3,300,000円
設備更新費1,700,000円1,700,000円1,700,000円1,700,000円
教育充実費4,000,000円1,000,000円500,000円 
合計11,000,000円6,000,000円5,500,000円5,000,000円

諸会費等

6年間計1,043,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
医学生総合保険料107,000円 
同窓会入会金200,000円 
同窓会費100,000円 
父母の会入会金100,000円 
父母の会会費216,000円 
父母の会国試対策事業負担金200,000円 
学友会費20,000円20,000円
合計943,000円20,000円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)13912910682.2%1151059186.7%24241562.5%
第114回(2020年3月16日発表)15715112884.8%13412910984.5%23221986.4%
第113回(2019年3月18日発表)1461169481.0%122937984.9%24231565.2%
第112回(2018年3月19日発表)14113110580.2%1211119282.9%20201365.0%
第111回(2017年3月17日発表)1221159582.6%1151099284.4%76350.0%
第110回(2016年3月18日発表)1151059893.3%102928996.7%1313969.2%