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順天堂大学

2022年度 入試概要

一般選抜A方式

募集人員64名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(80分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(70分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(70分)
※小論文の評価は1次試験ではなく、2次試験の際に使用されます。
2次試験面接(約20~30分)

一般選抜B方式

募集人員5名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語<独自試験>(80分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
外国語<資格・検定試験>(25点)
TOEFL-iBT、IELTS、英検、TEAP、TEAP CBT、GTEC CBT、ケンブリッジ英語検定からいずれか1つのスコアを利用し、別表のとおり英語の得点に最高25点が加算されます。
数学(70分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
2次試験小論文・英作文試験(120分)、面接試験(約20~30分)

別表

加点TOEFL-iBTIELTS英検TEAPTEAP CBTGTEC CBTケンブリッジ英語検定
25点95以上7.0以上2600以上375以上8001350以上180以上
20点84-946.0-6.52450-2599342-374700-7951270-1349170-179
15点72-835.52300-2449309-341600-6951190-1269160-169
10点57-715.02125-2299267-308510-5951075-1189150-159
5点42-564.0-4.51980-2124225-266420-505960-1074140-149

共通テスト・一般独自併用選抜

募集人員12名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングを160点満点、リスニングを40点満点に換算。
国語(200点)
「国語」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目選択
1次試験
(一般独自試験)
外国語(80分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
理科(120分・100点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
※理科は3科目から選択した2科目のうち、高得点の1科目が判定に使用されます。
2次試験小論文・英作文試験(120分)、面接試験(約20~30分)

前期共通テスト利用選抜

募集人員10名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングを160点満点、リスニングを40点満点に換算。
国語(200点)
「国語」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目選択
1次試験
(小論文試験)
小論文(70分)
※小論文の評価は1次試験ではなく、2次試験の際に使用されます。
2次試験面接(約20~30分)

後期共通テスト利用選抜

募集人員5名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディングを160点満点、リスニングを40点満点に換算。
国語(200点)
「国語」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
地歴公民(100点)
「世界史B」「日本史B」「地理B」「現代社会」「倫理」「政治・経済」「倫理、政治・経済」から1科目選択
2次試験小論文・英作文試験(120分)、面接試験(約20~30分)

過年度入試結果

一般選抜A方式

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021641,9841,801非公表非公表非公表非公表17510.3
<1,138><1,032><100><10.3>
(846)(769)(75)(10.3)
2020632,0221,820非公表非公表非公表非公表1949.4
<1,242><1,132><124><9.1>
(780)(688)(70)(9.8)
2019611,9611,815非公表非公表非公表非公表16810.8
<1,171><1,082><97><11.2>
(790)(733)(71)(10.3)
2018602,1192,045576129247非公表非公表15.9
2017672,1452,072570132229非公表非公表15.7

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表500 
2次非公表500 
20201次非公表500 
2次非公表500 
20191次非公表500 
2次非公表500 
20181次非公表500 
2次非公表500 
20171次非公表500 
2次非公表500 

一般選抜B方式

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A
1次試験合格者数2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
20215214198非公表非公表非公表非公表1019.8
<82><77><3><25.7>
(132)(121)(7)(17.3)
20205233220非公表非公表非公表非公表1218.3
<96><91><7><13.0>
(137)(129)(5)(25.8)
201910323306非公表非公表非公表非公表1323.5
<138><131><9><14.6>
(185)(175)(4)(43.8)
2018103062985310001029.8
201710251246661213非公表非公表20.5

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表525 
2次非公表525 
20201次非公表500 
2次非公表500 
20191次非公表500 
2次非公表500 
20181次非公表500 
2次非公表500 
20171次非公表500 
2次非公表500 

共通テスト・一般独自併用選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A
1次試験合格者数2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
202115495462非公表非公表非公表非公表489.6
<258><238><27><8.8>
(237)(224)(21)(10.7)
202015623562非公表非公表非公表非公表4014.1
<317><286><21><13.6>
(306)(276)(19)(14.5)
201920649593非公表非公表非公表非公表609.9
<335><309><23><13.4>
(314)(284)(37)(7.7)
2018248478172575068非公表非公表16.3
2017289168742515270非公表非公表16.8

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表1,200 
2次非公表1,200 
20201次非公表1,150 
2次非公表1,150 
20191次非公表1,150 
2次非公表1,150 
20181次非公表1,150 
2次非公表1,150 
20171次非公表1,150 
2次非公表1,150 

前期共通テスト利用選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数A1次試験合格者数2次試験

倍率
A/①
または
A/B

正規合格者数補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数②
202110635634非公表非公表非公表非公表2624.4
<352><352><15><23.5>
(283)(282)(11)(25.6)
202010711707非公表非公表非公表非公表2429.5
<426><423><16><26.4>
(285)(284)(8)(35.5)
201910669665非公表非公表非公表非公表2823.8
<412><409><17><24.1>
(257)(256)(11)(23.3)
2018127717691202531非公表非公表30.8
2017158218161323030非公表非公表27.2

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表900 
2次非公表900 
20201次非公表950 
2次非公表950 
20191次非公表950 
2次非公表950 
20181次非公表950 
2次非公表950 
20171次非公表950 
2次非公表950 

後期共通テスト利用選抜

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数A1次試験合格者数2次試験

倍率
A/B

正規合格者数補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数②
20215226226非公表非公表非公表非公表545.2
<117><117><3><39.0>
(106)(106)(2)(53.0)
20205223223非公表非公表非公表非公表1317.2
<110><110><7><15.7>
(113)(113)(6)(18.8)
20195280277非公表非公表非公表非公表646.2
<152><150><4><37.5>
(128)(127)(2)(63.5)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表900 
2次非公表900 
20201次非公表950 
2次非公表950 
20191次非公表950 
2次非公表950 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1読解同意表現、内容説明、空所補充
2読解内容説明、同意表現、段落のテーマ、空所補充、テーマ、欠文補充
3読解同意表現、内容説明、テーマ、欠文補充
4読解同意表現、段落のテーマ、段落補充、テーマ
5英作文自由英作文
2019年度
大問番号項目内容
1読解同意表現、内容真偽、空所補充
2読解内容説明、同意表現、欠落段落推測、テーマ、欠文補充
3読解同意表現、内容説明、欠文補充、テーマ
4読解同意表現、内容説明、段落のテーマ、テーマ
5英作文自由英作文
2018年度
大問番号項目内容
1読解同意表現、内容真偽、テーマ、空所補充
2読解内容説明、同意表現、テーマ、段落補充
3読解同意表現、内容説明、内容真偽、欠文補充
4読解同意表現、内容説明、テーマ、段落補充
5英作文自由英作文
2017年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、同意表現、テーマ
2読解同意表現、内容説明、段落補充、テーマ
3読解段落補充、同意表現、内容説明、内容真偽、テーマ
4読解同意表現、内容説明、段落補充、テーマ
5英作文自由英作文
2016年度
大問番号項目内容
1読解空所補充、内容説明、同意表現、テーマ
2読解同意表現、内容説明、段落補充、内容真偽、テーマ
3読解同意表現、内容説明、段落補充、テーマ
4読解同意表現、内容説明、空所補充、段落補充
5英作文自由英作文

B 傾向

大問1~4は全てマーク式で長文総合問題が出題されており、内容は医系・科学系のものがほとんどである。大問4つのうち1つはインタビュー・対話形式のものが出題されている。長文の総語数は2,500~3,000語程度である。

また、大問5では自由英作文が出題されており、語数制限がないものの、解答用紙の大きさから判断すると、250~300語程度の英文を書けば解答用紙を埋め切ることができる。自由英作文のテーマは環境、社会、倫理や医学に関するものから身の回りのことや自らの経験など、多岐にわたる。

大問1~4は、文章・設問とも標準的な難易度でるが、分量が多い。試験時間の80分のうち大問5の自由英作文に20~30分は費やす必要があるので、時間の余裕はあまりない。

C 対策

大問1~4は標準的な難易度であり、受験生のレベルを考えるとほとんど差はつかないため、勝負を決するのは最後の自由英作文であろう。したがって試験時間80分のうちどれだけ自由英作文に費やせるかがポイントとなる。そのためには大問1~4をほとんど落とすことなく、どれだけ遅くとも60分以内に終えなければならない。スピードと確実性を得るために厳しい時間設定のもとに演習を重ねることが必要だ。

大問5の自由英作文は、語数が250~300語程度と多く、まず解答用紙を埋めることに苦労する。どのようなテーマに対しても書くべき内容をいくつか着想できるようにする必要がある。テーマは多岐にわたるが、時事的なものも含めて出題されやすいテーマに対しては予め知識を入力しておくべきである。あわせて個別のテーマに関連する英単語も習得しよう。実際に用いる英語表現や文章の構成はシンプルなものがよい。背伸びするとミスを犯すのでできるだけ守りの姿勢を貫こう。自由英作文に費やせる時間は多くても30分ほどしかない。類似の問題演習を多数こなして、完成された英語の文章を制限時間内に書き切れるようにしておくべきである。

2 数学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問3問(1) ベクトルと三角形、メネラウスの定理、面積比
(2)四面体と展開図に関する種々の計量
(3)エピサイクロイド、曲線の長さ
2体積と表面積直円柱の体積と表面積、扇形を回転した立体の体積と表面積、トーラスの体積と表面積
3微分法はさみうちの原理による極限値の証明、曲線に引ける接線の本数(微分法を利用したグラフの利用)
2019年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)1の7乗根、複素数の和、複素数と正三角形
(2)集合の要素の個数、命題
(3)リサージュ曲線、面積
2数列と極限漸化式、ガウスの記号、分数漸化式、漸化式を満たす数が存在する条件
3整数ユークリッドの互除法、正の整数の約数と余り、正の整数と証明
2018年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)円と接線、2接点を通る直線
(2)約数と倍数(合同式)
(3)ベクトル、媒介変数曲線の長さ
2確率確率の計算、反復試行の確率
3ベクトルと図形平面ベクトルと三角形、重心と外心
2017年度
大問番号項目内容
1小問4問3項間漸化式、放物線と直線\(y=x\)で囲まれる領域を直線のまわりに回転した立体の体積、複素数と正三角形、ベクトルの内積の最大値
2式と曲線だ円の性質、補助円を含む性質
3関数と証明数学的帰納法(凸関数の性質)、不等式と定積分

2016年度
大問番号項目内容
1小問4問立方体を2色、3色で塗る場合の数、糸の端の移動距離と糸の掃く面積、微小量変化の考察、複2次式の最大・最小
2図形と計量平面図形の性質、正五角形の性質、正二十面体の体積
3式と証明、図形の性質三角不等式の図形への応用

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲで、数学Bはベクトルと数列である。大問1は、例年3~4つの小問からなり、大問2は誘導のある問題で大問1、2ともマーク式である。符号\(-\)と0~9をマークさせるものである。大問1の小問の中にも標準レベルを超える内容も出される。大問3は記述形式で、基本事項の定義や条件に関することを書かせて、それを用いて順次問題を解かせるといった誘導形式で証明させる内容となっていることが多い。市販の参考書や問題集には見られない知識を求められる出題もある。

全分野から出題されているが、ベクトル、数列と極限、微分・積分、つまり数学Bと数学Ⅲからはよく出題されている。70分という試験時間の割には問題量、計算量が非常に多く、正確でスピーディな計算力が必要であり、時間内で解き切るのは無理である。標準的な教材による学習では全く不十分である。

2020年度でも同様の傾向である。また、一時期と違って、いわゆる難問も見当たらない。易化傾向である。

C 対策

まずは、できるだけ多くの標準的な入試問題を解こう。特に、マークシート式に対応した学習として、早急に正解を導くことができるような練習を重視すべきである。具体的には、河合出版「チョイス新標準問題集」や学研「数学ⅠAⅡB問題総演習」などを制覇することである。

それから、標準以上の問題にも当たらなければならない。ときどき、高校の学習範囲を超える問題も出題されることがあるが、あまり気にしなくてもよい。その問題を解くことができなくとも、合格点をとることは可能である。さらに進んで、河合出版「ハイレベル理系数学」、「医学部攻略の数学」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」、Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」などを利用するとよい。

出題傾向と形式に特徴があるので、過去問は十分チェックしておくべきである。マークシート式に対応した問題学習に重点を置いてよい。できる限り早い段階から順天堂大学に特化した対策を立てて、広範囲に学力をつける。

高校の学習範囲内の出題となりつつあるので、要領よくスピード感をもって解くよう心がける。

3 物理

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
11.小問集合(1) ベクトルと三角形、メネラウスの定理、面積比
(2)四面体と展開図に関する種々の計量
(3)エピサイクロイド、曲線の長さ
12.電磁気電場・磁場内での荷電粒子の運動
13.熱力学密閉型の熱気球
2体積と表面積直円柱の体積と表面積、扇形を回転した立体の体積と表面積、トーラスの体積と表面積
2019年度
大問番号項目内容
11.小問集合力学:剛体棒のつり合い、電磁気:平行電流がつくる磁場、波動:ニュートンリング、熱力学:気体の状態変化
12.電磁気コンデンサーとコイルを含む回路
13.原子水素原子からの光子の放出
2体積と表面積直円柱の体積と表面積、扇形を回転した立体の体積と表面積、トーラスの体積と表面積
2018年度
大問番号項目内容
11.小問集合単振り子の運動・マイケルソンの干渉計・電荷がつくる電場・原子崩壊と半減期
12.電磁気コイルと電磁誘導
13.熱力学液体(石けん膜)の状態変化
2力学糸でつながれたおもりのつり合いと単振動
2017年度
大問番号項目内容
11.小問集合剛体棒のつり合い、水面波の干渉、直線電流とコイルによる電磁誘導、気体の分子運動論、コンプトン効果
12.力学エレベーター内の慣性力とばねの単振動
13.熱力学シリンダー内の気体の状態変化
2電磁気コンデンサーの性質、極板間に入れられた3枚目の極板
2016年度
大問番号項目内容
11.小問集合水圧を含めた力のつりあい、ドップラー効果、万有引力、屈折の法則、力のモーメント、電流が磁場から受ける力、光電効果
12.電磁気交流の変圧器による変圧と消費電力
13.熱力学理想気体の状態変化
2力学固定されていない三角台と小球との衝突

B 傾向

出題範囲は、「物理基礎・物理」。マークシート式の大問1と記述式の大問2で構成される。大問1は中問1、2、3に分かれていて、中問1は小問集合である。大問2の記述式の問題は、「電磁気」もあるが、ここしばらくは「力学」が続いている。この形式はここ数年間変わっていない。

問題の難易度は中程度で、問題集を2冊程度しっかりやりきっている受験生ならば、まず一度はやったことがあり、解法がすぐに浮かんでくるような問題がほとんどである。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1の第1問は小問集合。第2問は「電磁気」で、磁場内や電場内を進む荷電粒子の運動。第3問は「熱力学」で熱気球である。密閉型の気球としたところが目新しい。大問2は「力学」である。斜面上にばねを設置して、小球がそのばねで単振動をするもの。いずれも解きやすく、高度な能力を要求するものではない。

C 対策

小問集合は、典型的な問題が並ぶので確実に得点したい。標準レベルの問題集を1、2冊は仕上げ、苦手な単元や練習が不十分な単元をつくらないようにして、得点力をきっちり身につけよう。選択問題は選択肢を見てから計算することで結果が予測できて計算しやすい。

また、大問1の1つの小問で手間取ってしまい、タイムアウトで大問2が手つかずで終わることもある。大問2は記述であるが、こちらの方が解きやすいこともあるので、見極めながら解き進めることが必要となる。見極めにはある程度の力量が必要であり、できるだけ多くの中級問題で十分に問題慣れすることである。その上で、全体を俯瞰し、解ける問題を残してしまうことのないようにしたい。

4 化学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
11 理論・無機同位体、原子量、原子核、電子数、二酸化硫黄の反応、溶液の凝固点降下、水溶液の硬度、鉛蓄電池を用いた電気分解、混合物中のヨウ化カリウムの定量、酸化鉄の還元、四酸化二窒素の分解反応
12 理論逆滴定、結合エネルギーの計算、pH、酸化物の化学平衡、二段滴定
13 有機エステルの構造決定、異性体
2理論・有機有機化合物の抽出、分配平衡
2019年度
大問番号項目内容
11 理論・無機β壊変と同位体存在比、化学反応の量的関係、熱化学方程式
12 理論COD
13 有機・理論アルケンの異性体、芳香族化合物の分離、セルロース
2理論中和滴定、固体の溶解度、蒸気圧降下
2018年度
大問番号項目内容
11 理論・有機電子数、同位体、混合物計算、炭化水素の計算
12 理論鉄イオンの定量、濃淡電池、ネルンストの式
13 無機アルミニウムの精錬、銅の精錬
2有機ペプチドの配列決定
2017年度
大問番号項目内容
11 無機・理論Crの結晶構造・化合物・反応、複塩の組成、錯塩
12 理論H2Sの二段階電離平衡
13 有機・理論サリチル酸、誘導体の合成、吸光度による純度測定
14 有機・理論アミノ酸、ペプチドの反応と性質、配列決定、等電点
2無機・理論二段階中和滴定(論述)
2016年度
大問番号項目内容
11 理論・無機体積変化、分子間力、O2の製法、電子式、気体の圧力・体積
12 理論平衡定数、平衡移動
13 無機・理論Cuの化合物の性質、電解精錬、個体の溶解度
14 有機・理論有機化合物の反応・性質、異性体、元素分析
2理論水酸化アルミニウムの溶解度積とpH

B 傾向

マークシート式の大問1と記述式の大問2で構成されている。大問1は、さらに3つか4つの問題セットからなる。問題セットの第1問は小問集合、第2問から第4問は1つのテーマに沿った理論計算、無機・有機分野からの出題となっている。理論分野の出題比率が高く、無機・有機分野であっても理論計算と絡めて出題される。有機分野では構造決定が頻出だが、マークシート式のため、分子量の計算や異性体数を答える問題が多い。難易度は標準で、受験生にとって馴染みのある問題がほとんどであるが、問題量に対して試験時間が短く、正確な知識と迅速な判断力が要求される。大問2は表・グラフ・図・長めの文章で情報が与えられる。60~80字程度の文章で答える論述問題、計算過程を記す計算問題が多いが、まれに描図問題も出題される。

2020年度も全体的に問題量が多く煩雑な計算を要求されるものが多かったので試験時間内に完答するのはかなり厳しかったものと思われる。解けそうなものから解いていくことという大原則は徹底しておきたい。大問2の第2問で他大学でも出題されていた分配平衡がテーマの出題であった。説明が丁寧になされているので完答も難しくないだろう。

C 対策

全問の解答はほぼ不可能な構成であるので、1つの問題に執着することなく、30秒から1分考えてもわからない問題は捨てる潔さが必要である。計算問題が多いが、答の数値は選択式であるため、小数点以下まで延々と計算する必要はない。未知数を文字で置き、気体計算・溶解度計算・浸透圧計算・熱量計算では毎回同じレイアウトで解答を作れるように練習しておく。数値は化学式量で割り切れるよう工夫されていることが多い。基本的に割り算は最後に一回だけ行うようしよう。そうすれば値が選択肢の値から大きくずれる事はなくなるだろう。桁数の多い掛け算を何度も行わねばならない場合は有効桁数+1桁で計算していくとおおよその値は求められる。試験時間が残りあとわずかになり、1問にあまり時間がかけられない場合などはこのような方法も有効である。主要な物質の式量を覚えておき(けん化に使うKOHの式量は56.0など)、試験中に化学式量の計算や掛け算・割り算の筆算に時間を使い過ぎることのないように。計算量が多いため、問題冊子の余白を上手く使えるよう、下書きのレイアウトや文字の大きさを考えておこう。数式の選択問題や大小比較の問題では、最後まで計算していると時間が足りなくなってしまうので注意する。ケアレスミスを防ぐために溶解度積のような平衡定数、気体定数の単位も確実に理解する。標準難度の大問では得点率80~85%、難度の高い大問では得点率50%、全体で得点率65~75%をめざしたい。なお、赤本の解説をそのまま鵜呑みにして解いても時間内に終わらないことは知っておこう。

5 生物

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1体内環境体液、動物の循環系
1生態系物質生産
1進化人類の進化
2遺伝情報PCR法、DNA鑑定(計算)
2019年度
大問番号項目内容
11 動物の反応骨格筋、筋収縮
12 植物の反応植物ホルモン、組織培養
13 生態系窒素循環、窒素利用
2遺伝情報染色体と遺伝子、遺伝子組み換え(計算)
2018年度
大問番号項目内容
11 生殖と発生ショウジョウバエの発生
12 生態系個体群、標識再補法、縄張り(考察)、最終終了一定の法則(考察)
13 進化動物の陸上への進出、地質時代
2遺伝情報PCR法(計算)
2017年度
大問番号項目内容
11 細胞、系統細胞の構造、三ドメイン説
12 体内環境腎臓の構造と働き
13 細胞細胞間結合
2植物の反応フィトクロムに関する実験
2016年度
大問番号項目内容
11 細胞細胞骨格とモータータンパク質
12 代謝光合成、呼吸
13 生態生態系における物質生産
2体内環境適応免疫、免疫寛容、自己免疫疾患

B 傾向

2020年度も大問1がマークシート式で大問2が記述式であった。大問1は3つの中問に分かれており、実質的には3つの分野を網羅した問題が大問1で出題される。分量は例年通り、大問1はほぼ知識問題であるが、腎臓と肝臓の血液量、陸地生態系の純生産量の順位、原猿類、真猿類、類人猿に関する細かな内容など、「図説のどこに書いてあるかはわかるが内容は詳しく覚えていない」ような細かいところの出題もあったが、一部の発展的な問題集には載っているので、しっかり問題集を解きこなしている生徒は容易に解答できたであろう。

大問2は三年連続遺伝情報からの出題になった。ほぼ計算か推定、論述問題であるが、前半はリード文に沿って考えて行けば解答できる。後半は難しいので、大問1を正確かつ迅速に解き、大問2の考察問題にどれだけ取り組めたかも合否を左右しただろう。また、過去に出題された問題と類似した問題が再び出題される傾向がある。

C 対策

大問1で問われる知識は、教科書内からの出題が多いが、様々な分野から出題される。2020年度の単位面積当たりの純生産量の問題など、教科書に大きく表が掲載されているが、そこから自分で傾向や気づきを見いだせているかどうかで差がつく問題である。過去にはホメオボックスやホメオドメインなど、十分理解することが難しい問題、細胞間結合に関する問題が一つのテーマとして出題されるなどかなり細かい知識問題も出題されたので教科書のみならず、図説を用いた積極的な学習が重要となる。また、免疫に関する問題も頻出で教科書外からも出題されていることが多いので図説を読み込みしっかりと対策をして欲しい。体の構造や臓器配置、組織の各部の名称が問われることがあるので教科書に出ている各器官の詳細な名称や図などはきちんと把握しておく必要がある。

大問2では典型的な論述問題、難易度の高い計算問題、考察問題、描図問題(2020年度は出題されなかった)が出題されている。順天の記述力の基本は用語の定義や現象理解であるので、原理的な部分はしっかりとここで押さえて欲しい。2020年度は図やグラフは少なく、リード文を読み取って自分で解釈する分、手間取った受験生も多かったと思われるので、少し難度が高いが慶應義塾大の問題にチャレンジするのも一考である。過去の問題と類似した問題が出題されることも多いので、年度をさかのぼり過去問題に取り組むことは必須である。

小論文・面接

1 小論文

  • 例年、絵、写真や詩などを読んだ上で、設問に対する自分の考え等を記述する問題が出題されています。
  • 制限時間は70分で字数は800字です。
  • 1次試験で実施されますが、評価については2次試験の際に使用されます。

過去の絵、写真、詩などの例

  • 集中豪雨による土石流が倒壊した家屋から一匹の犬が救出された場面を収めた写真
  • 日本画家東山魁夷の「道」という作品
  • 谷川俊太郎の詩「こころの色」
  • ハップル宇宙望遠鏡がとらえたM101銀河の写真
  • 写真家のHABU氏の「心の秘境」という題の写真
  • キングクロス駅の写真
  • 1人の少年が写っている1950年代のアメリカの写真
  • 兵士が子猫に食事を与えている写真

2 面接

面接の形態個人面接(面接官4人に対し受験生1人)
面接時間25~30分
質問例順天堂大学を志望する理由
医師を志望する理由
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
子供から見た親の良いところ
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
理想の医師像
医師に必要な資質とは
併願校や昨年度の受験校について
入学後にしたいこと
浪人して得たもの
大学入学後の寮生活についてどう思うか

学納金等

学納金

6年間計20,800,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金2,000,000円 
授業料700,000円2,000,000円
施設整備費200,000円860,000円
教育充実費 720,000円
合計2,900,000円3,580,000円

※初年度のみ全寮制のため、別途「寮費・諸会費」が必要。

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)13113012596.2%13012912496.1%111100.0%
第114回(2020年3月16日発表)12812812799.2%12612612599.2%222100.0%
第113回(2019年3月18日発表)12412412298.4%12012011999.2%44375.0%
第112回(2018年3月19日発表)12812812496.9%12312312097.6%55480.0%
第111回(2017年3月17日発表)12512512096.0%12312312097.6%2200.0%
第110回(2016年3月18日発表)11011010898.2%108108108100.0%2200.0%