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福岡大学

2021年度 入試概要

一般選抜(系統別日程)

募集人員65名

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(70分・100点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(90分・100点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
小論文(60分)
※小論文の評価は1次試験ではなく、2次試験の際に使用されます。
2次試験面接(50点)

一般選抜(共通テスト利用型)

募集人員5名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
国語(100点)
「国語(近代以降の文章)」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
2次試験面接(50点)

過年度入試結果

一般選抜(系統別日程)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2021652,3402,107457125非公表5417911.8
2020602,7292,518407111非公表8619712.8
<1,752><1,590><124><12.8>
(977)(928)(73)(12.7)
2019702,9162,543405127非公表8020712.3
<1,915><1,647><147><11.2>
(1,001)(896)(60)(14.9)
2018702,8732,608379125非公表1914418.1
2017702,8962,678371123非公表6218514.5

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次26940067.25%最高点365点(91.25%)
2次非公表450 
20201次27540068.75% 
2次非公表450 
20191次28340070.75% 
2次非公表450 
20181次28140070.25% 
2次非公表450 
20171次28740071.75% 
2次非公表450 

一般選抜(共通テスト利用型)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
202159999605非公表17224.5
20201086785916225非公表65909.5
<524><519><57><9.1>
(343)(340)(33)(10.3)
2019101,00299016717非公表587513.2
<617><606><40><15.2>
(385)(384)(35)(11.0)
20181079578816317非公表547111.1
20171071070316514非公表486211.3

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2021非公表非公表
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度1次/2次合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
20211次非公表700 
2次非公表750 
20201次非公表700 
2次非公表750 
20191次非公表700 
2次非公表750 
20181次非公表700 
2次非公表750 
20171次非公表700 
2次非公表750 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1読解英文和訳
2読解内容真偽
3文法・語彙空所補充
4発音発音
5文法・語彙語句整序
2019年度
大問番号項目内容
1読解英文和訳
2読解内容真偽
3文法・語彙空所補充
4発音発音
5文法・語彙語句整序
2018年度
大問番号項目内容
1読解英文和訳
2読解内容真偽
3文法・語彙空所補充
4発音発音
5文法・語彙語句整序
2017年度
大問番号項目内容
1読解英文和訳
2読解内容真偽
3文法・語彙空所補充
4発音発音
5文法・語彙語句整序
2016年度
大問番号項目内容
1読解英文和訳
2読解内容真偽
3文法・語彙空所補充
4発音発音
5文法・語彙語句整序

B 傾向

記述式ではあるが、本格的な記述は大問1の下線部和訳のみである。全体を通して、設問の難易度は概ね標準的である。また、大問の構成は、ここ数年ほぼ変わっていない。

大問1は下線部和訳である。100語強の文章中の一部に下線が引かれている。やや複雑な文構造のものもあるが、しっかりした技術があれば対応できる。大問2は600~700語程度の長文問題である。内容は医系・科学系に限らず様々なものが出題されるが把握しやすく、設問は内容一致問題のみである。大問3は文中の空所語句補充問題である。大問4は発音・アクセント問題で、近年は最も強く発音する音節の母音(発音×アクセント問題)を問う形式が続いている。単純にアクセントの位置を尋ねているのではないので、注意が必要である。大問5は日本文が与えられている整序英作文であるが、不要な選択肢が各問に1つずつあり、この不要肢が誤りを誘うようになっている。

C 対策

標準的な難易度であるため高得点の争いになる。よって少しのミスが命取りになる。大問1の下線部和訳ではしっかりとした精読・解釈技術が求められる。文構造を正確につかんだうえで訳し抜けがないように細心の注意を払わなければならない。また、あくまでも文章中の下線部であるので、文脈の中で自然な訳出になるように心がけよう。大問2(長文問題)の内容一致問題では、選択肢が本文の順番どおりに並んでいることが多い。パラグラフを読むごとに選択肢の一致・不一致を順番に判定すると時間の節約になる。また具体的な事実を説明・紹介する文章では、その場面・状況(時や場所)を確認しよう。大問3(空所補充問題)では入試でも頻出の問題が多い。基礎演習をこなせば十分に対応できる。大問4の発音・アクセント問題も典型的な単語が中心である。大問5(整序英作文)も正確な基礎知識と文構造を把握する技術があれば対応は難しくない。そのため、不要な選択肢に惑わされることもない。

全体としては、時間設定のもと過去問演習を重ねて自分がミスする問・ポイントを確認し、そこを重点的に補強していくとよい。

2 数学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)複素数と円
(2)20!が含む素因数2の個数、2項定理
(3)3次曲線の平行移動、3次方程式の実数解
2小問2問(1)分散と共分散
(2)置換積分
3微・積分法指数を含む関数の最大・最小、媒介変数曲線と面積
2019年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)素因数分解、\(N\)進法
(2)データの分析
(3)数列の和
2小問2問(1)三角関数の最小値
(2)楕円に外接する長方形の面積
3微・積分法極値をもたないための条件、グラフで囲まれた部分の面積
2018年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)約数の個数、\(N\)進法
(2)データの分析
(3)不等式と領域
2小問2問(1)三角関数の最小値
(2)関数の極限、定積分と極限
3積分法定積分と面積
2017年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)3次方程式の解と係数の関係
(2)最大公約数と最小公倍数
(3)玉を取り出す場合の数
2小問2問(1)三角関数と2次方程式
(2)分数からなる数列の個数と和
3微・積分法対数関数のグラフ、回転体の体積、導関数とその極限
2016年度
大問番号項目内容
1小問3問(1)約数の個数とその和
(2)複素数平面
(3)平面ベクトル
2小問2問(1)指数不等式、常用対数
(2)中央値と平均値
3微・積分法極値、面積

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲである。出題形式はほぼ固定している。大問1と2は数学A・Ⅱからの出題が多く、ともに小問集合である。大問3は例年、数学Ⅲの微分・積分からの出題である。数学Ⅰからの出題はあまりない。また、出題形式は大問1と2は答のみを該当する欄に記入する空所補充式である。大問3は記述式で、グラフを描かせることもある。

難易度について、大問1、2の小問集合は教科書の章末問題レベルから標準入試問題レベルである。ただし、計算量がやや多いものもある。2020年度は、数学Ⅲにやや比重がかかった出題であった。また、数学Iからデータの分析のみから出題された。大問3では、指数・対数関数およびそのグラフに関する内容が出題されることが多く、今年度は指数関数を含む式で表される媒介変数曲線に関する内容であった。標準的な入試問題のレベルであり、いわゆる難問は出題されていない。オーソドックスな入試問題で構成されている。合格ラインは相当高いと思われる。なお、これまでに出題された関数・曲線は以下のようなものである。$$\begin{align*}&y=\frac{\,x^{2}\,}{\,x-1\,}\,,\,y=x+1-xe^{-x}\,,\,y=\frac{\,(\log{x})^{2}\,}{\,x\,}\\&y=x(\log⁡{x})^{2}\,,\,y=(x+a)e^{-x}\\&y=\log{(1+\sqrt{2+x})}-\frac{\,1\,}{\,2\,}\sqrt{2+x}\,,\,y=\log{(x+1)}\\&\left\{\begin{array}{l}x(t)=e^{-t}(t+2)\hspace{10pt}(-1\text{≦}t\text{≦}1)\\y(t)=(e^{-t-1}-1)(e^{t-1}-1)\end{array}\right.\end{align*}$$

C 対策

まずは、標準的な入試問題が収録されている問題集に取り組もう。特に数学Bと数学Ⅲについてはしっかりと学習しなければならない。合格にはかなりの高得点が必要である。

Z会出版「チェック&リピート」、河合出版「チョイス新標準問題集」、正高社「タイプわけによる理系の数学ⅠAⅡB」などがお薦めの問題集である。小問集合については教科書レベルから標準入試問題レベルの学力で対処できる。また、やや計算量が多い問題も出題されるので、しっかりとした計算力をつけておく。大問3は数学Ⅲの微分・積分であり記述式であるので、グラフの書き方も含めた学習が求められる。さらに、学研「数学ⅠAⅡB問題総演習」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」などを利用するとよい。

3 物理

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1波動薄膜の干渉
2電磁気電流計と電圧計の仕組みと応用
3力学三角台をすべる物体、エネルギー保存・運動量保存
2019年度
大問番号項目内容
1電磁気RLC並列回路
2波動全反射、くさび形の空気層による干渉
3力学慣性力を受ける小球の運動
2018年度
大問番号項目内容
1電磁気導体内部の自由電子の移動
2波動正弦波のグラフと式
3力学円管での繰り返し衝突
2017年度
大問番号項目内容
1電磁気点電荷が作る電界と電位
2熱力学内部エネルギーの保存、熱力学第一法則
3力学摩擦のある箱上の物体の運動
2016年度
大問番号項目内容
1力学エレベーター内のばね振り子
2熱力学熱サイクル
3電磁気点電荷の作る電場

B 傾向

出題範囲は「物理基礎・物理」で、特に但し書きはないが、今日まで「原子」の単元からの出題はない。大問3題で、そのうち2題は問題文中の空欄にあてはまる式や数値、語句を選択肢から選ぶタイプの問題である。残りの1題は「理工系」と「医学部系」で別問となっていて、答を解答欄に記入する記述式である。出題分野は、「力学」と「電磁気」が必ず出題されており、残りの1題が「熱力学」または「波動」からの出題となっている。「電磁気」については満遍なく出題されているが、「力学」については「運動量保存」や「円運動」の問題が頻出である。難問はなく、標準レベルである。

2020年度では、大問1が「波動」で薄膜の干渉。大問2が電流計+分流器、電圧計+倍率器の問題。大問3が滑らかな床上の三角台上で滑る小物体である。どの問題もこれだけの説明で容易に内容が予測できるほど標準的で、努力が報われるタイプの問題である。

C 対策

典型問題中心の出題が多い。そこで、やるべきことは、基本原理の理解と、各種公式の使い方をしっかり身につけることである。「セミナー物理」「リードα」などの高校教材で問題演習を繰り返して、典型問題の考え方や解法を自分のものにしておきたい。市販の問題集では「基礎問題精講」、「良問問題集」、「良問の風」などが手元にあればそれでよい。練習の段階で考える対策はやはり力学、その中でも特に運動量保存と円運動である。これは絶対に欠かせない。さらに「電磁気」も必ず出題されているので、なんどもやり直すように演習しよう。

複数の問題集で同じ問題が見られる場合は典型問題で、それこそ答えも同じである。例えば鉛直面内の円運動で一周する条件は、最下点での速さが\(v=\sqrt{5gR}\)であるが、これは暗記して公式として利用してもよい。このように典型問題は公式化することで時間短縮を図ることができる。せっかく問題集で練習するならば、いろいろと工夫してみよう。

4 化学

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1総合酸化数、触媒、反応速度、シクロアルカンの異性体
2無機水酸化物の沈殿、錯イオン、酸化物
3理論四酸化二窒素の分解反応
4有機単糖類、多糖類
2019年度
大問番号項目内容
1総合CやSiからなる物質、平衡定数、アミノ酸とタンパク質
2無機・理論錯イオン、逆滴定
3理論・無機鉛蓄電池と燃料電池、平衡移動、金属の精錬
4有機芳香族化合物の構造決定
2018年度
大問番号項目内容
1総合ハロゲンの性質、炭化水素の燃焼、芳香族化合物の異性体
2理論・無機金属元素の反応と性質、結晶格子、塩化ナトリウムの電気分解
3理論沸点上昇、浸透圧の測定
4有機・理論機能性高分子化合物、陽イオン交換樹脂
2017年度
大問番号項目内容
1総合還元剤、熱化学方程式、酵素
2無機・理論合金、結晶格子、錯イオン
3理論電離平衡、緩衝液、中和反応とpH
4有機・理論芳香族化合物の分離
2016年度
大問番号項目内容
1総合銅の電解精錬、気体の体積、幾何異性体
2無機・理論金属イオンの定性分析と溶解度積
3理論ヨウ素時計反応と反応速度定数
4有機・理論イオン交換樹脂

B 傾向

記述式であるが、全体の半分が番号で答える問題である。問題は易しく、さらに時間に余裕があるため、高得点が見込める。用語の穴埋め問題が毎年出題されるが、記述式ではなく選択形式であるので確実に満点を取りたい。初見の問題や深い考察が必要な問題が出ることはなく、高校化学の知識量で勝負が決まる。理論・無機・有機がバランスよく出題される。気体と反応速度・化学平衡に関する理論計算が比較的難しく感じるので応用レベルまで対策しておこう。高分子の構造や生物と重複する分野もよく出るので準備しておきたい。理論では有効数字で答える問題と数値の選択式の問題が混ざっている。近い数値を選択する問題では途中まで計算すれば答を選べるので時間を短縮できる。高得点での争いになるためケアレスミスが命取りになる。普段から電卓を使わずに効率よい手計算を練習することと、定数や原子量はある程度覚えることも大切だ。

2020年度の大問1は例年通り小問集合であった。いずれも基本的な内容なので満点を目指そう。大問2は金属イオンの沈殿、錯イオンに関する出題であったが正確な知識があれば完答が目指せる設問であった。語呂合わせなどを駆使して整理して覚えておこう。沈殿やイオンの色に関しては図説などで確認しておこう。問4において、強熱すると金属原子1個あたりの酸素結合数が減少するのはおさえておきたい知識である。大問3は四酸化二窒素の分解に関する出題である。化学平衡の問題はバランスシートを書いて答えていくようにするのが定石である。また濃度平衡定数と圧平衡定数の関係式の導出も頻出である。気体の状態方程式を用いて導けるようにしておこう。大問4は糖類に関する出題である。主な単糖類、二糖類の構造式はしっかり描けるようにしておこう。近年医学部ではアミロペクチンをメチル化して枝分かれの個数を求めさせる問題がよく出題されている。求め方の流れを理解しておこう。

C 対策

教科書・資料集の丁寧な読み込み、まとめノート作りなどによる要点整理を普段から行う。「セミナー化学」のような標準的な問題集で化学の出題傾向と対処法に慣れたら、夏からを目安に「化学重要問題集」と私大薬学部・私大医学部の過去問で実力を磨く。気体・固体の溶解度、反応速度と化学平衡の分野では、慣れないうちは計算に手間がかかるため、特に類題演習に力を入れてスピードと正確さを身につけておく。無機化学では、硝酸・硫酸の工業的製法と性質、気体の性質と製法、金属の精錬法、その他工業的製法などを体系的にまとめておく。有機化学は物質の名称・製法・性質をエーテル・アルコール・カルボン酸など官能基ごとに分類してまとめておく。教科書に載っているクメン法やジアゾカップリング反応など有名な合成経路は構造式の一つ一つに注目して、化学反応式だけでなく構造変換も描けるようになろう。まとめノートを作ったら、毎日朝昼夜に10~15分ずつノートを隠して、隠れている部分を別紙に書いて、手を動かすことで覚えていこう。

5 生物

A 出題内容

2020年度
大問番号項目内容
1動物の反応骨格筋、筋収縮
2代謝肝臓におけるアルコール代謝(計算)、アルコール発酵、クエン酸回路
3体内環境、遺伝情報ホルモン、情報伝達、転写調節
4動物の反応ヒトの視覚、ニューロン
5系統と分類二名法、種の分類
2019年度
大問番号項目内容
1動物の反応眼、中枢神経、視交叉
2代謝光合成、C4植物、CAM植物
3遺伝情報バイオテクノロジー、PCR法
4体内環境免疫、MHC抗原
5生殖・発生ウニの受精、表層反応
2018年度
大問番号項目内容
1遺伝情報遺伝の法則、ヒトのABO式血液型、補足遺伝子
2生殖・発生ショウジョウバエの初期発生と卵形成(計算)
3体内環境自然免疫と適応免疫
4動物の反応脊椎動物の骨格筋の収縮
5進化・系統生命の起源と進化
2017年度
大問番号項目内容
1体内環境ヒトの体内環境の維持
2代謝酵母菌のエネルギー生産
3生殖・発生被子植物の受精
4動物の反応アメフラシの学習
5生態生態系における炭素の循環・窒素の循環
2016年度
大問番号項目内容
1遺伝情報遺伝子
2生殖・発生減数分裂
3動物の反応ヒトの感覚
4動物の反応ヒトの筋肉
5進化・系統植物の系統と進化

B 傾向

記述式。2020年度は大問数、解答数ともに昨年と同様であった。また、問題によって満点を取るべき問題と難しい考察問題と二極化した。具体的には大問1、4、5は教科書レベルで満点を目指したい。一方で大問3などは、対照実験を比較するなど思考力を試される問題になった。計算も標準的であった。知識問題もほとんどが基本的な問題なので、85%取れているという感覚が欲しい。その為にも、決してケアレスはしてはならない。リード文や与えられたデータを正確に読み取れれば解答できるはずである。ここ数年計算問題も出題されているが、標準的な問題である。

出題内容は細胞・組織や代謝、遺伝子、内部環境、動物の反応からの出題が多い。進化・系統、生態系は2016年度から1題ずつ交互に出題されている。2020年度は系統であった。植物の出題は少ないが今後注意が必要である。全般的に見るとバランスよく出題されており、特定の分野が知識不足ということは避けた学習を心がけたい。

C 対策

2020年度も用語問題や、適語選択問題、正誤問題など基本知識に関する問題が多く、教科書レベルの問題がほとんどである。高得点争いとなることを考えると、より正確なアウトプットが必要だ。知識の穴は命取りになる。用語問題で正答率を上げるためには、用語の定義を正しく抑えること、図やグラフと照らし合わせて理解することである。また、教科書、図説に載っている有名な実験や体内環境、代謝など、しくみの理解が重要なものに対しては、自分の言葉で説明できるようになるくらい理解を深めてほしい。その上でアウトプットの訓練として標準的な問題集を一冊仕上げておくのもよいだろう。近年の生物の出題傾向を考えると、いつ「すべて選べ」系の出題になってもおかしくないので、選択肢を選んだときは他の選択肢の間違っているところを修正してみるのも有効である。また、考察問題の比率が高くなる可能性もあり得る。教科書、標準的な問題集の習得はもちろんのこと、時間が許せば図説や教科書の探究活動、発展コラムなどを参考にしてブラッシュアップを図るのも有効である。

考察問題は過去問題に加えて、傾向が似ている福岡大学の他の学部の生物の問題、過去のセンター試験の実験考察問題(旧課程)を解くとよいトレーニングとなるだろう。計算問題も頻出である。幅広く出される可能性があるので、問題集に含まれている計算問題を抽出して全て解けるようにしておく必要がある。

小論文・面接

1 小論文

  • 例年、課題文または図を読み、自分の考えを述べる問題が出題されています。
  • 制限時間は60分、字数は600字です。
  • 1次試験で実施されますが、評価については2次試験の際に使用されます。

過去の出典例

  • 池内了「科学と人間の不協和音」
  • 奥野修司「看取り先生の遺言」
  • シーナ・アイエンガー「選択の科学」
  • 池内了「疑似科学入門」
  • 曽野綾子「思い通りにいかないから人生は面白い」
  • 岩田健太郎「ためらいのリアル医療倫理」
  • 金子隆一「新たな人口・社会レジームの到来と労働力」日本労働研究雑誌 2016年9月号(No.674)
  • 日本経済新聞、産経新聞、朝日新聞の記事からの抜粋

2 面接

面接の形態グループ討論(面接官3人に対して受験生4~5人)
面接時間30~40分
討論テーマ例医療ミスについて
医師の偏在について
喫煙について
少子高齢化について
高齢化社会の問題点について
児童虐待について
医師にとって一番大切なこと
女性医師の減少について
外国人の看護師を雇うことについて
改正臓器移植法について
再生可能エネルギーについて
ヨーロッパの金融危機について
児童虐待について
ボランティア活動について
医師の深夜呼び出しについて
安楽死について
格差社会について
「老害」という言葉について
人生100年時代について

学納金等

学納金

6年間計37,600,000円
項目初年度2~3年次4~6年次
入学金1,000,000円  
授業料3,912,000円3,912,000円3,912,000円
教育充実費688,000円688,000円688,000円
特別教育充実費3,000,000円3,000,000円 
合計8,600,000円7,600,000円4,600,000円

諸会費等

6年間計138,260円
項目初年度2~3年次4年次5~6年次
父母後援会費8,500円8,500円8,500円8,500円
有信会費7,500円7,500円7,500円 
学友会入会金1,000円   
学友会費5,610円5,610円5,610円5,610円
学生健康保険互助組合入会金100円   
学生健康保険互助組合費3,000円3,000円3,000円3,000円
卒業記念アルバム代1,000円1,000円1,500円 
合計26,710円25,610円26,110円17,110円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)12911810488.1%1141049591.3%1514964.3%
第114回(2020年3月16日発表)15013812389.1%110989293.9%40403177.5%
第113回(2019年3月18日発表)14613910071.9%1241178875.2%22221254.5%
第112回(2018年3月19日発表)13212310182.1%1091008383.0%23231878.3%
第111回(2017年3月17日発表)1121088578.7%97937782.8%1515853.3%
第110回(2016年3月18日発表)12412010587.5%1111079790.7%1313861.5%