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藤田医科大学

2021年度 入試概要

一般入学試験(前期)

募集人員72名(別途、愛知県地域枠5名を募集)

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(90分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(100分・200点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
2次試験面接(提出書類と合わせて50点)

一般入学試験(後期)

募集人員8名(高3枠3名を含む。また別途、愛知県地域枠5名を募集)

試験科目・時間・配点

1次試験外国語(90分・200点)
コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、英語表現Ⅰ・Ⅱ
数学(100分・200点)
数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B(「数列」「ベクトル」)
理科(120分・200点)
以下のうちから2科目選択
物理基礎・物理、化学基礎・化学、生物基礎・生物
2次試験面接(提出書類と合わせて50点)

共通テスト利用入学試験(前期)

募集人員10名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディング(100点満点)を150点満点に、リスニング(100点満点)を50点満点に換算して算出されます。
国語(100点)
「国語(古文漢文を除く)」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択
2次試験面接(提出書類と合わせて50点)

共通テスト利用入学試験(後期)

募集人員5名

試験科目・時間・配点

1次試験
(大学入学共通テスト)
外国語(200点)
「英語【リーディング】【リスニング】」
※リーディング(100点満点)を150点満点に、リスニング(100点満点)を50点満点に換算して算出されます。
※特例追試験の成績が利用される場合は、英語(筆記)200点満点を150点満点に換算し、英語(リスニング)は素点のまま利用されます。
国語(100点)
「国語(古文漢文を除く)」
数学(200点)
「数学Ⅰ・数学A」「数学Ⅱ・数学B」
理科(200点)
「物理」「化学」「生物」から2科目選択

<英語外部試験の成績利用について>
別表の各試験において、指定スコアを有する者は、大学入学共通テスト英語の最低保証得点が180点とされます。ただし、大学入学共通テストの得点と180点のうちの高い方の得点が採用されます。
2次試験総合問題(90分・300点)
面接(提出書類と合わせて50点)

別表

対象試験指定スコア有効受験日
ケンブリッジ英語検定160点以上2018年4月以降
実用英語技能検定2300点以上
GTEC CBT1190点以上2020年4月以降
GTEC Advanced1190点以上
IELTS5.5以上
TEAP309点以上
TEAP CBT600点以上
TOEFL iBT (TOEFL ITPは不可)72点以上

過年度入試結果

一般入学試験(前期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
2020801,7421,669300245非公表112566.5
<1,194><1,136><167><5><172><6.6>
(548)(533)(78)(6)(84)(6.4)
2019801,6321,549284211非公表502615.9
<1,010><951><145><32><177><5.4>
(622)(598)(66)(18)(84)(7.1)
2018902,0641,985372223非公表302537.7
<1,279><1,225><152><16><185><7.1>
(740)(728)(71)(14)(85)(8.6)
2017902,0641,985502258非公表352936.8
<1,366><1,312><169><16><185><7.1>
(698)(673)(89)(19)(108)(6.2)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
202029760049.50%最高点462点(77.00%)
201931260052.00%最高点474点(79.00%)
201831960053.17% 
201733560055.83% 

一般入学試験(後期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
20201081871310510非公表142429.7
<488><413><7><6><13><31.8>
(330)(300)(3)(8)(11)(27.3)
20197166154011非公表142524.6
<426><352><8><10><18><19.6>
(290)(263)(3)(4)(7)(37.6)
20185795689625非公表71257.4
<479><406><3><5><8><50.8>
(316)(283)(2)(2)(4)(70.8)

2017年度は後期試験が実施されませんでした。

※募集人員はセンター(後期)と合わせて15名です。

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表

2017年度は後期試験が実施されませんでした。

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
2020336.860056.13%最高点443.2点(73.87%)
201935460059.00%最高点443点(73.83%)
201837060061.67% 

2017年度は後期試験が実施されませんでした。

共通テスト利用入学試験(前期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
20201059659511910非公表122227.1
<331><331><4><5><9><36.8>
(265)(264)(6)(7)(139)(20.3)
20191070970814216非公表233918.2
<420><420><12><11><23><18.3>
(289)(288)(4)(12)(16)(18.0)
20181064764219736非公表114713.7
<373><369><24><4><28><13.2>
(274)(273)(12)(7)(19)(14.4)
20171063563311310非公表223219.8
<382><380><6><12><18><21.1>
(253)(253)(4)(10)(14)(18.1)

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
2020779.390086.59%最高点837.0点(93.00%)
2019781.390086.81%最高点827.8点(91.98%)
2018769.090085.44% 
2017607.070086.71% 

共通テスト利用入学試験(後期)

概要

上段は全体、中段< >は男子、下段( )は女子の数値です。

年度募集人数志願者数受験者数
A

1次試験合格者数

2次試験

倍率
A/B

正規合格者数
補欠者数

最終合格者数
B=①+②

人数うち繰上合格者数
202054848164非公表0412.0
<33><33><3><0><3><11.0>
(15)(15)(1)(0)(1)(15.0)
20198180289非公表098.9
<53><52><7><0><7><7.4>
(28)(28)(2)(0)(2)(14.0)
201856161225非公表496.8
<31><31><4><1><5><6.2>
(30)(30)(1)(3)(4)(7.5)
2017107471189非公表098.2
<41><41><5><0><5><8.2>
(33)(33)(4)(0)(4)(8.3)

※募集人員は一般(後期)と合わせて15名です。

最終合格者内訳

年度人数構成比率(%)
現役1浪2浪3浪4浪以上
その他
合計現役1浪2浪3浪

4浪以上
その他

合計
2020非公表非公表
2019非公表非公表
2018非公表非公表
2017非公表非公表

合格者最低点

年度合格者最低点
A
満点
B
得点率
A/B
備考
2020783.890087.09%最高点801.4点(89.04%)
2019799.590088.83%最高点832.3点(92.48%)
2018785.890087.31% 
2017784.690087.18% 

一般選抜の傾向と対策

1 英語

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3読解空所補充、内容真偽、内容説明、同意表現、
4読解内容説明、英文和訳、段落挿入
5読解和文英訳
2019年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3読解空所補充、内容真偽、内容説明
4読解内容説明、英文和訳、段落挿入
5読解和文英訳
2018年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3読解空所補充、内容真偽、内容説明
4読解文補充、内容説明
5読解和文英訳
2017年度
大問番号項目内容
1文法・語彙空所補充
2文法・語彙語句整序
3読解文補充、空所補充、内容真偽、同意表現、内容説明
4読解内容説明、英文和訳、段落挿入
5読解和文英訳
2016年度
大問番号項目内容
1読解内容説明、空所補充、語句整序、内容真偽
2読解内容説明、空所補充
3読解空所補充

B 傾向

マーク式と記述式の併用で、大問1~3がマーク式、大問4・5が記述式である。2017年度に形式が大きく変わったが、2017年度以降、大問の構成はほぼ同じである。

大問1は、文中の空所語句補充問題で、文法・語法・イディオム・特殊構文が問われている。大問2は、日本文が与えられている整序英作文で、空所は7箇所ある。大問3は、700語程度の長文総合問題で、空所文語句補充、同意表現、内容説明、内容一致・不一致などが問われている。大問4も1,000語程度の長文総合問題で、内容説明をしっかり書かされる。さらに段落挿入も問われている。最後の大問5は和文英訳で、英訳すべき日本文が英語長文中に挿入されている。

大問1、2は標準的な問題である。長文総合問題は、医系・科学系の内容が多いが、専門的でとらえにくい。英作文は、英語文章中の表現として問われている。典型構文の単語を付け替えるだけでは対応できない。

C 対策

2017年度から大問の内容・形式・構成が大きく変更されたが、求められている能力は変わらない。盤石な知識に基づいた洗練された読解・英作文の技術が求められているのだ。前半の非長文の大問(マーク型)では、基本的な知識を速く確実に使いこなせなければならない。長文総合問題では、比較・対比といったパラグラフ・文章構造を骨太にとらえることが必要である。文章をしっかりととらえることができれば、本格記述式の解答作成も苦ではない。英作文は、提示された日本文の内容を英語長文の中でとらえる。下線部だけを読んで訳出しようとしてはいけない。文脈の中で意味を明確にすることで意訳が可能となる。また、英訳に必要な英語表現が文章中の他箇所に出ているので必ず確認すべきである。

2 数学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1小問10問(1)指数方程式
(2)定積分
(3)格子点の個数
(4)複素数と極限
(5)ベクトルと三角形
(6)方程式の実数解の個数
(7)等差数列の和
(8)円に内接する三角形
(9)データの平均、分散
(10)\(p\)進法
2確率球を移動させる試行での確率
3楕円と定積分楕円の焦点、直線、2線分の和の最小値とそのときの図形の面積、回転体の体積
2019年度
大問番号項目内容
1小問10問(1)データの分析、中央値
(2)2019!について末尾が0の個数
(3)分数関数の最小値(相加・相乗の関係)
(4)三角形の面積比
(5)反復試行の確率
(6)3次曲線と放物線の2接線の直交
(7)三角関数の値、加法定理
(8)ベクトルと三角形の面積比
(9)微分と微分係数(数Ⅲ)
(10)複素数平面、反転
2微・積分法円の通過領域と面積、回転体の体積、積分の応用
3数列和の恒等式の証明、数学的帰納法
2018年度
大問番号項目内容
1小問10問(1)回転体の体積
(2)微分係数
(3)関数の極限
(4)複素数の極形式
(5)約数と倍数(合同式)
(6)平面ベクトル、面積比
(7)三角形の面積の最小値、
(8)分数漸化式と極限
(9)正の整数の組の個数
(10)共分散
2複素数平面加法定理、ド・モアブルの定理、2項定理、背理法
3ベクトルと図形、微分法球面と交わる直線、切り取られる線分の極値
2017年度
大問番号項目内容
1小問10問(1)2次方程式の解の理論
(2)円に内接する四角形の面積
(3)自然数の個数
(4)不定方程式の解の個数
(5)複素数
(6)無限級数の和
(7)正二十面体の辺の数
(8)空間ベクトルの内積・なす角
(9)4次曲線の接線
(10)群数列
2微・積分法媒介変数(三角関数)で表された曲線、概形、囲む面積
3無理数と方程式5乗根を含む数の大小、5次方程式
2016年度
大問番号項目内容
1小問8問(1)集合の要素の個数
(2)標準偏差
(3)指数不等式の最小の整数解
(4)極方程式
(5)複素数平面
(6)極限
(7)関数の最大値
(8)弧長の計算
2確率英文字と数字の書かれた9枚のカードに関する確率
3ベクトル、積分法立方体の辺上に3頂点をもつ正三角形の通過領域の体積

B 傾向

出題範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・Ⅲである。2017年度以降、試験時間が100分になった。また、従来見られていた物理現象を題材にした出題が姿を消した。そして、大問1の小問数が10問になった。これはマーク式である。ただし、マークの仕方が通常と異なるので注意が必要である。大半は標準入試問題以下の内容であるが、計算力や思考力が必要なものがある。

残りの大問2題は記述式で誘導がついており、それぞれの問題の中で順次計算を進めていくものである。いわゆる難問・奇問はない。小問については概ね教科書の章末問題のレベルであるが、記述問題では計算力を要するものも見られる。2018年度は数Ⅲに重きをおいた出題であったが、2019年度は偏りがなく、バランスのとれた出題であった。なお、毎年のように小問でデータの分析からの出題が見られる。2020年度も概ねオーソドックスな出題であった。ただ、大問1の小問で、曲線と曲線の交点から方程式の解の個数を求めるという、少々無理な内容が見られた。これも空所補充ということで許されるのであろう。

C 対策

まずは、教科書の章末問題と教科書傍用問題集で全分野の基礎をしっかり固めよう。次いで、河合出版「チョイス新標準問題集」、正高社「タイプわけによる理系の数学ⅠAⅡB」などを繰り返し解いて標準的な学力を身につけよう。その際、いわゆる難問・奇問は無視してよい。試験時間と問題の量を考慮して、要領よく計算すことを心がけるべきである。小問であっても、10問は結構時間を要する。

図形に関連した問題への対策も大切である。定理や公式の形式的な適用といった学習ではだめで、その適用条件や意味、注意点、適用範囲などを確認しながら学習しなければならない。過去問を利用して、出題形式、誘導方法、解答方法について慣れておくことも重要である。標準的な入試問題を多く解くことである。

さらなる学習のためには、学研「数学ⅠAⅡB問題総演習」、数研出版「オリジナル・スタンダード数学演習Ⅲ」、Z会出版「理系数学入試の核心 標準編」などを利用するとよい。合格にはかなりの高得点をとる必要があるので、計算ミスには十分注意する。記述問題の出来が合否を決めると思われるので、注意したい。

3 物理

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1力学剛体棒のつり合い、モーメント
2熱力学シリンダー内の気体の状態変化
3電磁気電場・磁場内の荷電粒子の運動
4力学2物体の衝突、運動量保存、エネルギー保存
2019年度
大問番号項目内容
1力学剛体棒のつり合い
2熱力学シリンダー容器内の気体の状態変化
3電磁気金属抵抗の変化による温度変化の測定
4力学ばねの単振動、衝突と運動量保存、グラフ化
2018年度
大問番号項目内容
1力学ひもでつながれた2物体の運動・運動方程式
2電磁気・力学磁場中での荷電粒子の運動・運動量保存・弾性衝突
3電磁気コンデンサーを含む直流回路・電荷保存
4波動板状の媒質を通過する光の屈折とその応用
2017年度
大問番号項目内容
1力学互に力を及ぼしあう2物体の運動
2電磁気磁場中を運動する導体棒による起電力
3原子X線の発生と、強度曲線、ブラッグ反射、X線の回折
4力学剛体棒に付けた複数のおもりによる振り子運動
2016年度
大問番号項目内容
1力学2つの物体を3本のひもで吊るしたときの力のつり合い
2電磁気直方体から変形したコイルを使った電磁誘導
3波動棒の両端につけた音源を回転させたときのドップラー効果
4力学滑らかな水平面上に置かれた台上での2物体の運動

B 傾向

出題範囲は、「物理基礎・物理」であり、全範囲から出題されている。出題形式は、大問4題で、解答欄に答のみを記入する記述式が多いが、理由や過程、作図やグラフを描く問題もみられる。大問4題中、「力学」が2題出ることも多く、「力学」に重きを置いている姿勢がうかがわれる。「電磁気」も必出であり、「波動」と「原子」は同時には出題されたことはない。難問ではないが、解きにくい設問も多く、時間的にはなかなか厳しい。

2020年度入試の概要は次のとおりである。大問1は「力学」。剛体棒のつり合いで、力とモーメントの式から解ける。大問2は「熱力学」。標準的な気体の状態変化の問題である。大問3は「電磁気」。電場・磁場の中を運動する荷電粒子のふるまいを問うものである。大問4は「力学」の2問目。2物体の一直線上でない衝突である。三角関数やベクトルの理解が必要な問題となっている。 

C 対策

問題文が長い場合、できれば一読で済ませたい。図があればそこから問題内容をおおよそ予測し、問題文を読むきは図中にない数値や記号を図中に転記しながら読み進める。こうすることで、問題文は一度読めば用が足りる。あとは図だけを見ながら各問を解いていく。これは意外なほど時間短縮に大きな効果がある。問題文中に次々に線を引きながら読んでいく人をよく見かけるが、それは読み返すことを前提としていて効率が悪い。

文字計算の場合は特にμ0やCP、T2などの添字が多いので間違いに気をつけよう。また、単位付きで答える場合もある。例えば、比熱や力積、等価線量など。教科書を一通りおさらいして、知らない単位などを確認しておこう。

公式を知っていれば何とかなるという問題は少ない。でも、ほとんどの場合、身についていることを組み合わせて解けることが多い。応用や発展といったレベルの問題をしっかりと練習したい。

4 化学

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1理論・無機イオンの物質量、濃度、電離度、平衡の移動、沈殿、気体の捕集
2有機・理論グルコースとデンプンの構造と性質、アミロペクチンの枝分かれ
3理論沈殿滴定による塩化物イオンの定量
4理論リチウム電池、リチウムイオン電池の反応式と計算
5有機・理論油脂の性質と反応、界面活性剤、オゾン酸化の生成物
2019年度
大問番号項目内容
1理論弱酸の水溶液、緩衝液のpHと緩衝作用
2理論硫酸銅(Ⅱ)水溶液の電気分解
3理論・無機非共有電子対、コロイドの性質、気体物質、鉄イオン、平衡の移動と触媒、結合エネルギー
4有機有機化合物の不純物の除去
5有機・理論芳香族化合物のエステルの異性体、反応式と計算
6有機・理論天然ゴムの製法と性質、合成ゴム、SBRと臭素との反応
2018年度
大問番号項目内容
1理論電気分解、アボガドロ数、凝析、凝固点降下、pH、気体のグラフ、酸化剤
2無機陽イオンの分析、錯イオン
3理論呼気中の二酸化炭素濃度の測定
4有機酸素を含む有機化合物の構造決定
5有機ペプチドの構造
6有機油脂の構造
7有機イオン交換樹脂
2017年度
大問番号項目内容
1無機・有機物質の性質・反応
2理論陽子と電子の数、濃度、pH計算、電気量、凝固点降下
3理論反応速度
4理論N2O4とNO2の圧平衡定数、ルシャトリエの原理
5有機芳香族化合物の構造決定
6有機・理論アミノ酸、ペプチドの呈色、配列決定
7有機有機化合物の性質・反応
2016年度
大問番号項目内容
1無機気体の製法、性質
2理論気体の溶解、ヘンリーの法則
3無機ケイ素とその化合物
4理論ルシャトリエの原理、電離度、酸化還元滴定
5有機アスパルテームの分析
6有機脂肪族化合物の構造決定、ヘミアセタール構造

B 傾向

記述式である。教科書に沿った標準的な問題が全分野から出題されており、偏った対策は必要なく、深い考察を要求される問題は出ない。試験時間に対して適切な問題量であり、完答が可能である。理論計算、構造式や化学反応式、有機構造決定、グラフを描く問題など出題の種類は多い。理論計算では例年、過程は記さずに解答のみが求められている。普段から短時間でスマートな計算処理を意識しよう。実験手順と観察される変化についての出題があり、実験器具の扱い方と使い分けにも慣れておきたい。無機分野では化合物の性質、試薬の取り扱いについて聞かれることがあるが、酸化還元反応、酸塩基反応と組み合わせて考えさせる問題が頻出である。有機分野の出題は無機よりも多く、構造式を書かせる問題が必ず出題される。普段から結合を省略せずに構造を描くように。天然高分子、合成高分子についても名称、構造、繰り返し単位の分子量、性質、用途などは一通り覚えておきたい。

2020年度は理論化学の小問集合であったが、問4の条件を答える問題以外はスムーズに解き進められるだろう。大問2は糖類の総合問題であるが、問3の酸化還元反応式を答える問題は半反応式から組み立てられるようにしておくと後々役に立つのでぜひできるようにしておこう(酸化数の正しい理解が必要である)。問4のアミロペクチンをメチル化したのち加水分解して得られた糖の混合物の物質量比から枝分かれの本数を決定する問題は近年の医学部入試では頻出である。解答の流れを理解しておこう。大問3はモール法による塩化物イオンの定量の問題である。この実験はpHを適切に調整する必要があるが理由までしっかり答えられるようにしておこう。大問4は近年の医学部入試頻出のリチウムイオン電池の問題である。2020年度の藤田医大の入試では化学反応式が一つにまとめられているためやや難しくなっている。活物質が何であるか、どんな反応式になるかを答えられるようにしておこう。大問5は油脂の問題である。けんか化価、ヨウ素価を用いての計算問題はよく経験していると思われるが、問1のような記述問題になると鉛筆が止まる受験生も少なくない。普段の学習からなぜそうなるのかをよく考えるようにしよう。

C 対策

日々の勉強では細かな数値・用語・構造をおろそかにせず、正確に記憶する。ノートまとめをデータベースの構築と捉え、自分なりの手法を作りあげてもらいたい。無機化合物では周期表を元に性質を系統立てて理解する。色やにおいは考えるより覚えるほうが早いので、やはり表などにまとめて整理しておこう。有機分野では反応を丸暗記するのではなく、物質の極性、官能基ごとの性質、反応機構を理解して触媒や温度・圧力の条件も覚えておく。官能基を色ペンで囲うことで構造と性質が結びつけやすくなる。アセチル基はオレンジ、アルデヒド基はピンク、カルボキシ基は緑、ヒドロキシ基は水色などのように官能基ごとに色分けをするとより効果がある。ある程度情報の入力が整理されたら、「セミナー化学基礎+化学」「化学重要問題集」などで知識の出力の仕方を練習する。模試などの結果に感情的に反応するのではなく、改善点を客観的に評価できるようにしておくこと。PDCAサイクル〔Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)〕を素早く回そう。過去問演習にも力を入れたい。制限時間を計り、5年分ほど解いておく。藤田医科大学は難問問い呼ばれる出題はあまり見られないが、標準レベルの問題を多く出題する。重要問題集、標準問題精講などで理論分野の標準問題の解法をマスターしておくと解答時間の短縮につながる。

5 生物

A 出題内容<前期>

2020年度
大問番号項目内容
1動物の反応嗅覚と味覚
2生物群集と生態系個体群の相互作用、標識再補法(計算)
3遺伝情報タンパク質合成(計算)
4動物の反応動物の行動
2019年度
大問番号項目内容
1体内環境体液、循環系、血液凝固、獲得免疫
2代謝・植物の環境応答発酵、植物ホルモン、分類
3細胞・体内環境グルコース輸送、水分調節
4生態系バイオーム、暖かさ指数
2018年度
大問番号項目内容
1細胞・体内環境シグナル物質、ホルモン
2遺伝情報DNAの複製、転写・翻訳
3有性生殖・動物の発生哺乳類の精子形成、細胞分裂、遺伝(計算)
4生態系個体群、縄張り(考察)、標識再補法
2017年度
大問番号項目内容
1動物の反応ニューロンの、構造、興奮伝導
2細胞、代謝、遺伝情報ミトコンドリアの構造、酵母菌の呼吸、ミトコンドリアDNAの増幅
3遺伝子細菌内でのファージの増殖、肺炎双球菌、抗生物質
4細胞と分子DNAの構造、タンパク質の性質、シャペロン、細胞小器官の構造、自食作用
2016年度
大問番号項目内容
1生態サンゴの生態、生存曲線
2植物の反応植物ホルモン、種子の発芽、頂芽優勢
3動物の反応聴覚器の構造と機能、音源定位

B 傾向

記述式。2020年度は例年よりも記述式の割合が増えた。その代わり空欄補充問題がなくなったが、選択問題、計算問題、実験考察問題、図・表の読みとり問題などは例年通りが出題された。現象に対する理由を求める論述問題が散見された。論述問題の解答欄は15cm×1~2行である考える時間を差し引くと、60分は短いと思われる。短時間で要領よく解答を導き出す情報処理能力が必要となる。描図問題も2020年度は一題出題されているが教科書に載っているレベルであった。

出題内容は、基本的な内容からの出題も多く見られるが、2020年度は感覚器でも味覚や嗅覚など、教科書でもあまり詳細を取り扱っていない分野からの出題が多く、偏りが見られた。従来の問題集には載っていそうで、一ひねり加えてあるような問題も見られ、解きにくく感じた受験生も多かっただろう。3年連続生態系からの出題があったことも特筆すべき点である。2年連続で難化したと感じられただろう。

C 対策

解答が分かると、一度は耳にしたことがある用語や記述であったりするが、実際に問題から正答を導き出すのは難しい問題が多かったと思われる。とはいえ、基本的な問題ももちろん散見されるので、しかも一問一答形式で答えさせる設問が多いことを考えると、基本的な問題は迅速に正確に解く練習をしたい。その為にも教科書をきちんと読み込み、コラムでざっくりと解説されているところは、図説を見て理解を深めておこう。記述問題も教科書的な知識を説明させる問題であるから、自分なりにまとめてみるのもよい。教科書をきちんとマスターしたら標準的な問題集で演習を行うことが有効である。以前は最新の研究テーマを取り扱った内容から出題されることも多く、文章量が多い上に設問のレベルは全体的に高い問題が散見された。傾向が再び変わった場合に備え、難しめの実験考察問題集を一冊解くこともよいだろう。過去の本学の難しい過去問にチャレンジしてみるのもよいだろう。

また、時間配分を確認して時間内に記述を埋めるためにも、過去問の利用は有効である。時間配分を行い、戦略的に問題を解いていく練習を行うことが望ましい。

小論文・面接

1 小論文

  • 実施されません。

2 面接

面接の形態MMI(面接官1人に対し受験生1人)
個人面接(面接官2人に対し受験生1人)
面接時間MMI 5分×2回
個人面接10~20分
質問例<MMI>
バス停で並んでいるとき、あなたの前にお年寄りが誤って入ってきたらどうするか
自転車に乗っているときに小学生の集団を避けようとしたら、おばあさんとぶつかってけがをさせてしまった。誰が一番悪いか

<個人面接>
藤田医科大学を志望する理由
医師を志望する理由
自分の長所と短所
自分が医師に向いていると思うところは何か
クラブ活動やボランティア活動について(苦労したこと等)
友人について
尊敬する人物
医師を志すにあたって影響を与えた人物
最近の医療関係のニュースで気になるもの
趣味
理想の医師像
医師に必要な資質とは
併願校や昨年度の受験校について
得意科目と苦手科目
入学後にしたいこと
浪人して得たもの

学納金等

学納金

6年間計29,800,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
入学金1,500,000円 
授業料2,500,000円2,500,000円
実験実習費500,000円1,000,000円
教育充実費1,800,000円1,200,000円
合計6,300,000円4,700,000円

諸会費等

6年間計726,000円
項目初年度次年度以降(毎年度)
学友会費6,000円6,000円
同窓会費150,000円 
父母の会入会金60,000円 
父母の会年会費80,000円80,000円
合計296,000円86,000円

医師国家試験合格者数及び合格率

総数新卒既卒
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
出願
者数
受験
者数
A
合格
者数
B
合格率
B/A
第115回(2021年3月16日発表)11611110796.4%10910410298.1%77571.4%
第114回(2020年3月16日発表)12712011394.2%11811210694.6%98787.5%
第113回(2019年3月18日発表)14512912193.8%13011511196.5%15141071.4%
第112回(2018年3月19日発表)12611910588.2%1141089991.7%1211654.5%
第111回(2017年3月17日発表)1271099789.0%1201029391.2%77457.1%
第110回(2016年3月18日発表)11710910394.5%1101039895.1%76583.3%